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Cheering 〜あとがき〜

2016.06.16 00:00|Cheering








こんにちは!Monakoです。



72000拍手記念SS、いかがでしたか?

今回はじめての中学生ホミンちゃんでした。

リクエストの内容は…

『cheering
中学生2人の青春らぶ!!
最後やっとちゅーが
出来るくらいの可愛い2人♡
2人を応援したくなっちゃう感じです!!』


でした!

でも、初めに軽くチューしちゃいましたね…

Cheeringの曲のイメージがサッカーをしているユノが思い浮かんだのですが、私、全くサッカー知らなくて…

あんまり突っ込んで書けないし、サッカーを知ってる人からしたらそんなわけないって思われたかな?ってビクビクしながら書いてました。σ(^_^;)

ジュノは全く架空の人物です。

ユノのいとこなのでユノに似てるってイメージです。

で、衝撃のお父さんカップルのドンジュとボングンはみなさんお分かりでしよう。


イメージはユノとチャンミンが年齢は40歳くらいな感じでした。


みなさんどのようにイメージされましたか?



このお話は5話で終わりましたが、続編があります。

もともと続編書くつもりのSSでした。(o^^o)


日本で大学生になったチャンミンと、サッカー選手になったユノのお話です。


離れていた2人が再び再開してラブラブになります\(//∇//)\

あの初々しかった2人がとうとう…きゃ〜〜!\(//∇//)\な感じになります。(o^^o)

そんなに長くはなりませんがまだ1話しか書けてません…(~_~;)

また書いて出しの不定期になりますので気長に待って頂ける方、明日よりアップしますので良かったら覗きに来て下さいね。



それでは最後まで読んで下さってありがとうございました。


また明日〜〜(^^)/~~~











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Cheering 5 〜最終話〜

2016.06.15 00:00|Cheering
72000拍手記念リクエストSS










C side











あの対決の一週間後、ジュノヒョンはイタリアへ帰って行った。







『2人とも、次会う時は俺超有名選手になってるから覚悟しとけよ。

ユノ、モタモタしてるとチャンミンかっさらってくからな?』







なんて、ユノを煽るだけ煽って帰って行ってしまったけど、帰る日の前日、ジュノヒョンからこっそり聞かされた話…







『実はさ、ユノが留学やめるって話をボングンおじさんから聞いて考え直すように説得に来たんだよ。

でもさ、あいつ昔から頑固だし、チャンミンのことになると絶対に引かないだろ?

だから、チャンミンには悪いけど、利用させてもらったんだよ。

変なこといっぱい言ってごめんな?

俺にとってユノは大事な弟みたいなもんだからさ。

せっかく才能あるのに留学しないなんて勿体無いだろ?』







なるほど…そういうことだったのか…と納得した…


結婚の約束とか、なんかおかしいと思ったんだよね。


ヒョンが中学生の時に彼女何人もいたの僕知ってるし。


ヒョンは僕のこともユノと同じように弟みたいに可愛いよって言って頭なでなでされたけど…可愛いは余計だよ…


あと、気になったのは何でヒョンはユノが僕を好きだって知ってるの?ってこと…







『えっ?おじさん達もみんな知ってるけど…?

逆にチャンミン、なんで言われるまで気がつかなかったんだ?』







って言われて愕然とした…


みんな知ってるの?気がつかなかったのは僕だけとか?


じゃあ…ヒョンが結婚の話をした時は?みんなどう思ってたんだろうって心配で聞いたら…








『ボングンおじさんにはあらかじめ話してあったから上手く合わせてくれたけどさ、ドンジュおじさんには言ってなかったからどんな反応するかと思ったけど、あんなにアッサリ認めようとしてくれるなんてな。』







そうなんだ…お父さんのあれは素だったのか…


じゃあ、僕とユノとの時もアッサリ認めてくれそう…なんて、僕たちはまだまだそんなんじゃないのに、何考えてるんだろ…


でも、ジュノヒョンが来てくれて本当に良かった。


じゃなきゃ何も知らずに僕のせいでユノの夢を潰してしまうところだった…







『そうだよなぁ〜ユノはチャンミンが心配で側にいたいからクラブチームもやめて、サッカー留学も辞めるんだよな?そうだろ?』






ジュノヒョンからその言葉を聞いた時は驚いた。


それと同時に少し腹が立ったんだ。


ユノにいつも頼ってばかりいた自分に…


僕がしっかりしてないからユノが心配で離れられなかったんだよね。


だからといって留学止めちゃうユノもユノだけど…


これからは心配されないように僕ももっと強くならなくちゃ…


だって…明日にはユノはいなくなるんだから…


そう…ユノはサッカー留学で明日イギリスへ旅立つ…


ジュノヒョンとの対決に負けたユノは約束通りすぐにボングンおじさんにサッカー留学したいとお願いしていた。


僕が『負けたら留学』って勝手に言っちゃったから仕方なく?って聞いたら…








『違うよ…約束だから仕方なく行くんじゃないよ。

俺、ヒョンと戦ってボロ負けして、今の自分に自信が持てなくなったんだ。

こんな俺じゃあチャンミンに好きになってもらう資格ないなって…

俺がチャンミンより出来ることってサッカーしかないからさ…

だから俺、行ってくる。

死ぬほど頑張ってチャンミンに好きになって貰えるようなかっこいい選手になって帰って来るから…

そしたらさ、俺のこと…好きになってもらえるかな?』







もう…ユノのこととっくに好きだよ。


だけどその言葉は今はまだ言わない。


きっとこれからもっともっと好きになるはずだから…


溢れるくらい好きがいっぱいになるまでためておくんだ…















「ユノ 、荷造り終わったのか?」







「うん。チャンミンがやってくれた。」







「お前さぁ〜、そのくらい自分でやれよ。」







「親父だっていっつもドンジュおじさんにやってもらってるだろ!」






「うるせ〜俺はいいんだよ!」






ユノを囲んで最後の晩餐…


親子で口から米を飛ばし合うのはやめて欲しい…


でも、この光景も今日で見納めか…






「はぁ…ユノ君いなくなったら寂しくなっちゃうな…」






「俺も…おじさんのご飯食べられなくなるのはツライよ…」







「そう言われたら余計に寂しくなるよ…

来年の春にはチャンミンもいなくなっちゃうかもしれないし…」







「えっ?いなくなるって…?」








「あれ?ユノ君、チャンミンから聞いてなかったの?

チャンミンの日本留学の話…」







「お父さん…それまだ決まったわけじゃないから…」






「チャンミン…どういうこと?」






「あのね…決まったら言うつもりだったんだけどね…」






ユノのイギリス留学が決まった後、僕は日本に住んでいるジヘおばさんに連絡を取ったんだ。


もともとはこっちの高校を卒業したら日本の大学に行こうと思っていた。


でも、高校から日本へ行ってみたくなったんだ。


ユノも知らない土地で1人で頑張るんだから僕だって一緒に成長したい…


僕の場合はジヘおばさんの家に住まわせて貰うからユノよりはまだ1人ってわけじゃないけど…


まだ高校に受かったわけじゃないし、留学前でユノもいろいろ忙しかったから言わなかったんだけど…






「何でそんな大事なこと俺に真っ先に相談しなかったんだよ!」






そう言ってすっかり拗ねてしまった…


ご飯を食べ終わるとお風呂に行くと言ってさっさと行ってしまったユノ…


その後もリビングに降りてこなかった…


もう…今夜が最後の夜なのに…


しばらく会えないのに…


たくさん話がしたかったのに…


僕は枕を持ってユノの部屋をノックした。







「ユノ…寝ちゃった?入っていい?開けるよ?」







そっと開けるとベッドに横になっていたユノが僕をみて飛び起きた。






「チャンミン…何?」







「ユノ、一緒に寝てもいい?」







「えっ…一緒に?」







「うん…明日行っちゃうでしょ?だからたくさん話したいなって…」






「あ…そっか…」






中1まではたまに一緒に寝てたけど、お互い身体が大きくなって一緒に寝ることは無くなったから久しぶりなんだけど…


やっぱり窮屈で嫌だったかな?







「嫌なら…」







「嫌なわけないだろ。

ほら、こっちに来いよ。」






ユノは壁側の方を空けてくれた。


そういえば…落ちないようにって小さい頃からいつも僕を壁側にしてくれたんだよね。


そんな優しさに今頃気がつく…


本当に僕はユノに大事にされてきたんだな…






「チャンミン…何にやけてんの?」






「うん。だって久々にユノと一緒に寝られるから嬉しいんだ。」






「ったく…こっちの気も知らないで…」






ユノは横になると何故か背中を向けてしまった。


やっぱりまださっきのことで怒ってるのかな?






「ユノ…日本の高校に行く話…言わなくてごめんね?

怒ってるよね?」






「怒ってないよ…

ただちょっと寂しかっただけだよ…

今までは何でも話してくれたのにさ…」






「うん…今まではユノに頼りきりだったよね。

でも、これからは僕もユノみたいに1人で頑張ろうって思ったんだ。

日本の大学入る前に日本語もちゃんと覚えたかったし。」







「そっか…

チャンミンも将来のこといろいろ考えてたんだな…

頑張れよ…でも、無理だけはするなよ?」







「ありがとう…

ユノ…あのさ…

そろそろこっち向いて?」







「話ならこれでもできるだろ?」






「そうだけど…ユノの顔見て話したいよ…

ねえねえ…ユノ…こっち向いてって…」






そう言いながらユノの身体を揺すってると…






「ああっ…もうっ!

そっち向いたらキスしたくなるだろ?

それでもいいのかよっ…」







「えっ…」







よく見たらユノの耳が真っ赤になってて…


だからこっち向かなかったの?


どうしよう…何だかユノが凄く可愛い…







「い…いいよ…」







「本当に?!」







「痛っ!」







ガバッといきなりこっちを向いたからびっくりして仰け反って壁に後頭部を打ちつけた…







「大丈夫か?!」







「うん…」







ユノが心配して上からかぶさるようにぶつけた後頭部を除き込んでるんだけど…


何か…ちょっと…


この完全に押し倒されたような体制…


めちゃくちゃドキドキするんだけど…







「チャンミン…顔真っ赤だよ?」







後頭部から僕の顔に視線が移るとユノの顔はすぐそこで…


ゆっくりと降りてくる唇に思わずギュッと目を瞑った…






「チャンミン…好きだ…」






そう呟いた息が僕の口元にかかったと思った瞬間にチュッと音を立てて啄むようなキス…


隣に仰向けにゴロンと横になったユノを見ると両腕を交差するように顔を隠してる…







「あ〜〜もう…離れたくね〜よ…

俺…チャンミンがいなくて大丈夫かな…」







留学が決まってから初めて聞いた弱音…


僕だって寂しいよ…


当たり前のようにいたユノがいなくなる…


学校にも、この家にもユノの面影ばかり追ってしまいそうでつらいよ…







「きっと…寂しくて会いたくて泣きたくなるのは僕のほうだよ…」






「あ〜〜っ!!だから、そんなこと言われたら本当に行きたくなくなるだろ?!」







行かせたくないよ…


でもユノの夢は僕の夢でもあるんだよ?


だから絶対に叶えて欲しいんだ。








「ユノ、手…貸して?」








僕はユノの左手を掴むとポケットから取り出した物を手首に巻きつけた…








「ミサンガ?これ…どうしたの?」










「うん。僕が作ったんだ。

ユノの夢が叶いますようにって…」







「ありがとう…チャンミン…

すげー嬉しい…俺…毎日これ見て頑張るよ。」







それから僕たちはたくさん話してたくさん笑って、いつの間にか眠りについた…


朝までずっと手を繋いだまま…




翌朝…



僕はいつものようにユノを起こした。







『もう明日からチャンミンが起こしてくれないんだな…ホント、寂しいよ…』







そう言いながらも、ユノの瞳は希望に満ちていた…


ユノならきっと大丈夫…


辛さを強さに変えていける人だから…


そして、必ず夢を叶えてね?


ユノのために…そして僕らの幸せな未来のために…


今を頑張っていこう…







「ユノ…ずっと待ってるからね…」









どんなに遠くても どんなに途が狭くても
一歩ずつ進めば いつかそこへ辿り着ける
君の勇気が 確かに報われるように
祈り捧げてるよ…


頑張っていよう もう一度醒めない夢を
君と見たいよ 覚悟は決めているだろう?
泣いたっていいよ 涙が涸れるくらい
そして最後に 笑って見せて

だから
頑張っていよう…









Cheering……fin…












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Cheering 4

2016.06.14 00:00|Cheering
72000拍手記念リクエストSS











Y side











「ユノ、チャンミンを諦めろ。」







「………」







ジュノヒョンが怒鳴った…


敬語なんか使うなって小さい頃から言われてるからいつも俺はタメ口で生意気な口きいてるけど、3つ年上のヒョン…


普段おちゃらけてるから怒った時の威圧感は半端ない…


結婚の約束が…って言ってたけど、チャンミンは完全否定してるし、どうせまたヒョンは俺がチャンミンのことが好きだと思ってからかってるんだとムカつきながらも半分スルーしてた…


でも、ああもはっきり親父たちに言ったってことは本気なんだろうか…


だとしたらチャンミンとの会話を聞いて怒るのも無理はない…


だけどいくらヒョンに言われたからってチャンミンを諦めるなんてできない…








「諦めろって…どういう意味?

何でヒョンにそんなこと言われなきゃいけないんだよ…」







「お前さ、今のままでずっとチャンミンと一緒にいられると思ってるわけ?

昔からチャンミン、チャンミンってさ…

お前はチャンミンを守ってやってるつもりかもしれないけど、俺からしたらただの金魚の糞にしか見えね〜よ。」







「そっ…そんなことないよ…ユノはいつも僕のためにいろいろ心配して…」








「そうだよなぁ〜ユノはチャンミンが心配で側にいたいからクラブチームもやめて、サッカー留学も辞めるんだよな?そうだろ?」







「え…ユノ…それ本当?」







「……っ…」







ヒョンには全部お見通しだったのか…


くそっ…チャンミンには知られたくなかったのに…








「ユノ、さっきサッカー選手になるって言ったよな?

お前みたいな好きな奴優先してサッカー蔑ろにしている野郎がなれるほど甘くねーんだよ!

サッカー舐めんな!」








何も言い返せない…


頭では分かってるんだ。


そう簡単にサッカー選手になれるもんじゃない…


もっと毎日のように練習できる環境にしなくちゃダメだって…


チャンミンと同じ進学校になんか入ったら勉強が大変でサッカーどころじゃなくなるかもしれない…


でも、俺がいない間にチャンミンが他の奴の手に渡るなんて想像しただけで苦しくなる…


それに、チャンミンが戸惑いながらも俺とのことを前向きに考えようとしてくれてる今、尚更離れたりなんてできない…


俺はどっちも諦めたくないんだ…







「舐めてなんかいないよ。

俺は俺のやり方で夢を叶えてみせる。」








「へぇ〜、じゃあ、そのお前のやり方ってやつで俺がいない間にどのくらい上達したか見せて貰おうか?

明日の早朝、学校隣のサッカーグランドで勝負だ!

45分間でお前が一点でもゴールしたら俺は金輪際チャンミンを口説かないし、お前たちのこと応援してやるよ。

でも、お前が負けたら…どうする?」








「そんな勝負なんかしたくないよ。」








45分間で一点でも取れたらって…馬鹿にし過ぎじゃないか?


それともそれだけ自信がある?


トライアウトに合格したくらいだからプロ並みに上手いのはわかってるけど、ヒョンと俺は一緒にサッカーを始めたから経験年数は一緒で、サッカー留学する前によく一緒に練習していたけど大して差はなかったと思うし…


さすがにそんな条件で俺が負けるとか想像がつかない…


それより、そんな勝負する意味あるのか?


でも、やらないと多分しつこくチャンミンを口説くだろうな…


ヒョンはやるとなったらとことんやる男だし、どんな手を使ってくるかわからない…







「ヒョン…ユノが負けたらサッカー留学するのはどうかな?」







「チャンミン、何勝手なこと言ってるんだよ。

留学はしないって言っただろ?」







「だったらヒョンに勝てばいいでしよ?

それとも自信ない?」







チャンミンの顔がなんだか怖い…


自分が賭けに使われて怒ってるのか?


それとも俺が勝てばもうヒョンに口説かれたりしないで済むからとにかくやれってことか?


チャンミンが望んでるなら断るわけにはいかない。








「わかった…負けたら留学するでいいよ…

でも絶対に勝つからな?」







「よし!そうと決まったら早く寝るぞ!

じゃあチャンミン、明日の朝はチューして起こしてくれよな?」







「するわけないでしょっ!」







ヒョンは急に機嫌が良くなって満足そうに部屋から出て行った…


まるでもう勝ちが決まったかのように…


なんだかヒョンのペースにまんまと乗せられたみたいで悔しい…







「ユノ、僕ももう寝るから…」







チャンミンは俺にに背を向けるようにベッドに横になった。






「チャンミン…あのさ…」







「おやすみ…電気消してってくれる?」







「あ…うん…お休み…」







俺はチャンミンに言われたように電気を消して自分の部屋に戻った。


せっかくチャンミンといい雰囲気だったのになんだか不機嫌になってるし…


ヒョンめ!明日はさっさと一点取って勝ってやる!


もうこれ以上俺たちの邪魔はさせないからな!



って…思ってたのに…














「ユノ、もうお終いか?

まだあと15分もあるけど?」







早朝6時…


俺たちは誰もいないグラウンドで対決中だ。


開始から30分経ったけど、もうすでに俺は体力の限界…


部活を引退して夏休みに入ってからは塾の夏期講習漬けで全く運動してなかったのもあるけど…


凄い…動きが全然違う…


留学前のヒョンとは別人だった…


ボールが全然触れない。


やっとのことでボールを奪ったかと思えばすぐさま取り返される…


甘かった…


部活だって自分自身がちゃんと頑張れば周りのレベルなんて関係ない、留学しなくたってプロになったやつは沢山いるんだからと自分に言い聞かせて…


でも、頭の片隅にはこれで本当にいいのか?ってずっと不安に思っていた…


その不安が今全て露見している…


そんな俺の姿をグラウンドの片隅で見守っているチャンミン…


かっこ悪い…


こんなかっこ悪い姿を見せるのは初めてかも知れない…







「あ〜〜もう時間切れ。

俺の勝ち〜〜」







45分間…最後まで頑張ったけど一度もまともにゴールに向かえずに終わってしまった。


俺は精神的ショックと肉体的限界でグラウンドに座り込んだ。







「これでわかったろ?

今のままじゃお前はチャンミンもサッカー選手になる夢も中途半端で終わることになるんだよ。

チャンミンのことは諦めて俺に託せ?な?」







俺は返事ができなかった…


息が上がっているせいじゃない…


あまりに自分が情けなくて返事ができなかったんだ…






「今何が1番大事かをよく考えろ。

こんなお前をチャンミンが好きになると思うか?」






ならない…なるわけない…






「本気でチャンミンの未来が欲しいなら、今やるべきことをちゃんとやれよ。」







今やるべきこと…







「何の痛手も追わずに全てを手にいれようなんて、お前は何様だっつーの。」







「ユノ…」







いつのまに来たのかチャンミンが真ん前に立ってた…


俺は顔を上げることができない…






「チャンミン〜〜!見ててくれたか?

ほら、勝者へのお祝いのチューしてくれよ!」







「ヒョン、悪いけど先に帰ってて!」






「チャンミン…冷てぇよ〜何か怖ぇ〜し…

わかったよ…じゃあ、後でこっそりな?」







ヒョンが渋々帰って行くとチャンミンがしゃがんで俺の顔を覗き込んだ…







「ユノ、負けちゃったね。」







「はは…俺…すげーかっこ悪かったよな…」







「うん。今までで1番かっこ悪かったよ。」







あぁ…やっぱり呆れてる…


こんな下手くそが昨日までサッカー選手になるだの言ってたなんてって思ってるんだろうな…






「でもね…そんなユノ見てたら胸がキュンってなってさ…

僕…変だよね?」







「え…?」






その言葉にようやく顔を上げてチャンミンを見ると真っ赤な顔して俺を見つめて…






「いつもかっこいいユノしか見てなかったから…

ダメなユノも僕…嫌いじゃないよ…?」







「嫌いじゃないって…好きってこと?」







「うん…好きだよ、ユノ…」







ヤバイ…嬉しくて泣きそう…


やっぱり俺…チャンミンが大好きだ…


こんなダメな俺も好きって言ってくれて…


それだけで今は十分…


俺があまりにジッと見つめるからチャンミンは恥ずかしそうに目をそらして…







「そろそろ帰ろうか?

塾に間に合わな…あっ!」







「なっ何?」







「塾の宿題やってないっ!」








「げっ!やべっ!俺なんか2日連続!!」







「早く帰って少しでもやろう?

ほら、早く立って!」







チャンミンは俺の手を引っ張って起こすとそのまま手を繋いで一緒に走った…


対決に負けたのに俺は凄く幸せな気分だった…


そしてこの時俺は決心したんだ…


チャンミンとの別れを…

















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Cheering 3

2016.06.13 00:00|Cheering
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C side









もう、何が何だかわからない…


昨日はユノに好きだと言われてキスされて…


それだけでもどうしていいかわからないのに今日はジュノヒョンから結婚の約束とか言われるし…


僕は男なのに…何でこんなことになってるの?


ずっと普通に女の子を好きになって結婚するものだと思っていたし、別に今まで好きな子もいなかったから付き合いたいとか思ったりもしなかったけど、いつかそのうち好きな子が出来て付き合ったりするんだろうって漠然と思ってた…


男同士で付き合うなんて考えたこともなかったし…


だからお父さん達のことは凄くショックだった。


まさかお父さんとボングンおじさんが…


それで僕たちが一緒に住むことになったんだとしたら、随分前から2人はそういう関係だったってことで…


まだまともにお父さんとおじさんの顔が見られない…


それにユノのことも…







「チャンミン、食欲無いなら俺、食っちゃうよ?」







「たっ食べるよっ!」







箸が止まっている僕を見てジュノヒョンが箸で僕のおかずを取ろうとしていたのを阻止した。






「やっぱ、ドンジュおじさんの飯は最高だな!







「ジュノ君、ありがとう。

おかわりあるから、遠慮なくいっぱい食べてね。

突然来るからお祝いみたいな食事は作れなかったけど…」







そんなこと言わなくてもさっきからガツガツ食べてるよ…


昔からジュノヒョンは本当、遠慮がないんだよね。


今日だって連絡も無くいきなりやって来てしばらく泊めてくれ…とか…


自由奔放で人懐っこくて…


だから誰とでもすぐ打ち解けて仲間も多い。


かなり強引な性格だけど基本優しいし、面倒見もよくて、小さい頃はよく遊んでもらったっけ…


どうしてだかユノはいつもヒョンにぷんぷん怒ってた記憶があるけど…


それにしてもさっきの結婚とか…本気じゃないよね?


そもそも男同士なんだから結婚できるわけないし。



約束って言ってもあんなの約束って言えるの?


あれは確か…


ヒョンが留学する前にうちに遊びに来た時のことだった…


ユノはサッカーの試合から帰ってきて疲れて寝ちゃってて、ヒョンと2人でゲームしていたんだ…


そしたらゲームに負けたヒョンがゴロンと床に横になって…








『あ〜あ…留学するのはスゲー楽しみなんだけどさぁ〜

チャンミンに会えなくなるのが寂しいよなぁ…

ゲーム一緒にするのもこれで最後かぁ…』







そんなふうにいわれたら、僕も何だか寂しくなって…







『ヒョン…僕も寂しいよ…

でも、ヒョンがサッカー選手になったら凄く嬉しい。

だから頑張って絶対に有名になってね?』







単純に有名選手になればテレビによく映るから離れてても見ることができる…そう思って言ったんだけど…


それを聞いたヒョンは急に上半身を起こしてその勢いのまま背中からバックハグされて…







『そうかぁ〜

じゃあ、俺が有名なサッカー選手になったらチャンミンが俺と結婚してくれるならめちゃくちゃ頑張っちゃうけどな?』






なんておちゃらけて言うから僕もそのノリに合わせて…






『あははっ!ヒョンってば!

結婚でも何でもしてあげるから、頑張ってね?』







って…こういう流れで結婚してあげるようなことは言ったことは言ったんだけど…


男同士だし、僕はまだ小学6年生だったし、ヒョンだって中学3年だよ?


冗談にしか思わないよ…普通…


でも、ヒョンは本気でそう思ってイタリアで頑張ってたの?


そんなわけないよね?…いつもの悪ふざけだよね?








「何だチャンミン、さっきから静かだな?

さてはもうマリッジブルーか?ったく、気が早いなぁ〜。」







「ブッ!」







思わず口に入れたものを吹き出しそうになって堪えた…


もうっ!お父さん達の前で変なこと言わないで!







「ヒョンッ!」







「何だ何だ?ジュノ、チャンミンがマリッジブルーって何だそれ?」







ボングンおじさん…そんな楽しそうに突っ込んで聞かないでよ…






「いやね、有名なサッカー選手になったらチャンミンが俺と結婚してくれるって約束してくれてさ〜」








「しっ…してないからっ!

ジュノヒョン、あれは冗談でしょ?

だって男同士じゃ結婚できないし!」








「えっ?できるよ?チャンミン知らないの?

外国でだけどね。」








「チャンミン…もしかして…ジュノ君のこと…」







「お父さん、だから違うって!」







「まあ、まだ有名になったわけじゃないし。

それにチャンミンが大学卒業しないとなぁ〜

ドンジュおじさん、全クリしたら結婚していい?」







全クリしたらって…ゲームじゃないし!


軽いっ!軽すぎるよっ!


仮にも結婚の話しでしょ?…その前に男同士なんだよ?


お父さんだってそんなこと言われていいなんて言うわけない!







「う〜ん…そうだね…

僕はチャンミンがいいならいいけど…」







お父さん…


それ…本気で言ってるの?








「駄目だ!ドンジュ!お前何言ってるんだ!」







ボングンおじさん!そうそう、言ってやって!







「チャンミンはシム不動産の後継者だぞ?

有名なサッカー選手ったって年俸が良くなくっちゃあ意味がない!

相当稼がないとチャンミンのヒモみたいになっちまうだろ?

やっぱり最低でも億は稼がないとな?

あと、海外は駄目だぞ!国籍は変えるなよ!」









えっ…ボングンおじさん…そこ?そこなの?違うでしょ?


お金の問題じゃないでしょ?


はぁ…何だかもう…









「億…稼げばいいんだな?」







ユノ?







ずっと黙って黙々と食べていたユノがボソッと呟いた。


きっと聞こえたのは多分隣にいた僕だけ…







「ごちそうさま…

風呂先に入るよ…」







そう言ってユノは席を立ってリビングから出て行った…







「チャンミン…まだユノ君と仲直りしてないの?」







「あ…うん…

でも…後でちゃんと話しするから…」








不機嫌そうなユノを見てお父さんが心配してる…


これ以上こんな状態が続けばしつこく理由を聞いてくるだろうからちゃんと話して前みたいに戻りたいけど…


でも、何を話せばいい?


丸一日経ったけど、正直まだ戸惑ってる…


ユノのことは親友だったり、家族だったり…そんなかけがえのない存在で…


ユノが僕を好きだっていうような…キスしたいとか、そういうふうに思ったことなんて今までなくて…


男同士でなんてありえない…って思っていたはずなのに…


だけど、あれから…


キスされてから変なんだ…


今までなんともなかったのに、意識しだしてからはユノを見るとドキドキするし、何話していいのかわからなくなる…


恥ずかしいし気まずいし、いろんな気持ちがグルグルしちゃってわけわからないんだ…


だからつい逃げ回るみたいにユノを避けてしまった…


避けている癖に頭の中はユノで一杯で…


だって…初めてのキスなのに…ユノにされても嫌じゃなかった…


あんな切なそうなユノの顔は初めてで、そんな顔でキスされたからか胸がギュッとなったんだ…


お父さん達のキスはあんなに衝撃的でショックだったのにユノとは平気だなんておかしいよね?


一緒にいすぎて麻痺してるのかな?


だって、ユノは自分の一部みたいなんだもん…















夕食が終わってお風呂に入って部屋に向かおうと階段を上がっているとユノが自分の部屋から出てきて僕の部屋の前で立ち止まった。







「今から話せる?」







「あ…うん。いいよ。入って?」







僕が扉を開けて入ると部屋の灯りをつける前にユノが扉を閉めるから真っ暗で…


ユノの後ろ側にスイッチがあるのに…







「ユノ…真っ暗で見えないよ。電気つけて?」








「チャンミン…このまま聞いてくれ…」







振り向いてユノの方を見ても月明かりでシルエットが見えるだけで表情はわからない…


ただでさえユノと2人きりになってドキドキしてるのにこんな真っ暗の中…余計にドキドキしちゃうよ…







「昨日はごめん…勝手なことして…

怒ってるよな…」







「怒ってないよ…びっくりはしたけど…」







「でも…あれからずっと無視してただろ?

やっぱり気持ち悪かったよな…男にキスされるとかさ…

俺のこと…嫌になった?」







「気持ち悪くなんてないよ。だってユノだもん。

嫌になんてなるわけないよ…

ユノは僕の一部みたいなものだし…」







「………」








ユノは急に黙り込んだ…


真っ暗でユノの顔が見えないのにこんな沈黙…


思ったままに話しちゃったけど、何か変なこと言ったかな?







「ユノ…黙らないで何か喋ってよ…

それか電気つけて…」








「なあ…

これからもチャンミンのこと好きでいてもいい?

チャンミンも少しづつでいいから俺のこと考えてくれる?」






っていうか…もうずっと昨日から考えてる…


きっと僕はユノを拒めない…


こんなふうにユノが僕を想っていてくれたなんて今まで想像もしなかったけど、改めて好きって言われたらやっぱり嬉しくて…


ユノにずっと好きでいてもらいたいって思ってしまったんだ…







「う…うん…」







今はまだよくわからないけど、きっと少しずつ…少しずつ…このドキドキが好きに変わっていく気がして僕はコクンと頷きながら返事をした…なのに…





わわっ!


真っ暗の中、急にユノに両肩を掴まれた…


静かな部屋に僕の心臓の音だけがうるさいほど騒がしくて…







「なっ何?」







「抱きしめていい?」







「えっ…ちょっ…ちょっと待って…」







ユノの切羽詰まったような声に思わず後ずさる…


でもそのままユノも僕に掴まったままついてくるように移動して…


どんどん後ろに後ずさっていく…


少しづつでいいって今言ったよね?


なのに抱きしめていい?って…何…僕…どうなっちゃうの?


またキスされちゃうのかな?


僕の顔がカッと赤くなるのを感じた。


これじゃあまるで期待してるみたいだ…


真っ暗で見えなくて良かった…







「チャンミン…抱きしめるだけだから…な?」







「わぁっ!」 「グェッ!」







後ずさり過ぎてベッドにユノと一緒に後ろへと倒れ込むと、僕の驚いた声とは別の声が背中から聞こえて…







「苦しいっ…死ぬ死ぬっ!どけって!」







「えっ?えっ?えっ!」







驚いてユノと2人で飛び起きて電気をつけると、何故か僕のベッドで寝っ転がってるジュノヒョンがいた…







「ヒョン!チャンミンの部屋で…ベッドで何してんだよ!」







ユノが怒って声を荒げる…こんな光景、昔もよく見たなぁ…


何か昔に戻ったみたいだ。







「いやぁ…チャンミンの湯上りのホカホカを抱きしめながら寝ようとベッドで待ってたら眠くて寝ちまったんだよ。ほら、時差とかあるしな?」







「何言ってんだよ!客間のベッドで寝ろよ!」







もしかして…さっきの話、全部聞いてたの?


でも、寝てたって言ってるから…大丈夫かな…







「でもさ、いきなり2人で真っ暗の中でマジトークし出すしさ〜

なんやかんやとこのままおっぱじめたらどうしようかと思ったけど、お前ら本当にまだキス止まりなんだな?

それも昨日初めてとか…

図体はデカくてもやっぱり中学生なんだなぁ…安心したよ。まだチャンミンが誰のものでもなくてさ。」







「ヒョン!聞いてなかったのか?

これからも俺たちはずっと一緒にいるんだからな!だからヒョンが入ってくる隙間なんてないんだよ。

それに俺だって有名なサッカー選手になってチャンミンのこと…」







「ユノ、お前チャンミンを諦めろ!」







「………」







普段のおちゃらけたヒョンじゃなく、真剣な表情で怒鳴ったヒョンに僕たちは驚いて無言のまま立ちつくしていた…
















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Cheering 2

2016.06.12 00:00|Cheering
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Y side














チャンミンにキスした…


そして言ってしまった…好きだって…







『男同士なのに…変だよ…

…気持ち悪いよ…』







まるで自分に言われたみたいでショックだった…


俺はチャンミンのことがずっと…きっと初めて会った時から好きだったんだと思う。


親父に連れられて初めてあった日。


ドンジュおじさんの後ろに隠れていたチャンミンがモジモジと顔を出した。


天使みたいなふわふわな髪でニコッと笑った顔…


あまりの可愛さに独り占めしたくなった。


母さんが出て行ってしまってからずっと寂しかったけど、一緒に住むようになってからは毎日が幸せで楽しかった。


本当に可愛くて優しいチャンミン…


そんなチャンミンをみんながほっておくはずもなく、何かにつけてちょっかい出してくる。


小学生まではそんな奴らを簡単に蹴散らしてたけど、中学生になって感じた上級生達のチャンミンへの熱い視線…


上級生に呼び出されたと怖がるチャンミンの代わりに行けば案の定、好きだと伝えろだのなんだの…


冗談じゃない!


家から近い進学校だからと選んだ男子校だったけど、危険すぎる!


そう感じてクラブチームを辞めて学校のサッカー部に入った。


これなら学校が終わってからもマネージャーとしてチャンミンを側に置いて守ってやれる。


サッカー部の中にもチャンミンを狙っている奴がいたけど俺が近くにいる限り、俺より仲良くなんてさせないし。


絶対に取られたくない…


ずっと俺だけのチャンミンなんだ…いままでも、これからも…


だから中学卒業したら行きたかったサッカー留学も離れるのが不安でやめにした。


サッカーならここでだってできるけど、留学したら会えないし守れない。


チャンミンが受験する高校はかなり難易度の高い進学校。


俺の頭では今から頑張ってギリギリどうなるか…


でも常に俺はチャンミンの側にいたいんだ。


あの日までは1番の親友で家族として好きだと思ってた…


でも親父達の情事を見てから自覚したチャンミンへの別な感情…


ただの友達や家族に対する愛情とは違った想い…


俺はいつのまにかチャンミンに恋をしていたんだ…


誰よりも何よりもチャンミンが好きだ…


その想いは日に日に強くなっていく…


チャンミンもいつも俺と一緒にいてくれて、俺を何よりも優先して考えてくれている…


だからチャンミンも同じ想いなんじゃないかって期待していた…


でも、父さん達のことであんなに拒絶反応を示したチャンミンを見て分かった。


チャンミンは俺には恋をしていない…


チャンミンにとって俺は親友…家族…そういった類だろう…


当たり前かもしれない。それが普通だ…


だけど、父さん達を見ていて、俺たちもいつかあんなふうになれるんじゃないかって…なりたいって思ってたんだ…


無理なのか?俺じゃ駄目なのか?って思ったら冷静ではいられなくて抱きしめて確かめようとした…


拒絶されるのを覚悟で…


でも、チャンミンは嫌がらなかった。






『だって…ユノだもん…』






そう言ってくれた。


こんなに抱きしめても気持ち悪くないのか?俺なら平気?俺なら…


堪らずキスをした…


軽く触れるようなキスだったけど、チャンミンは目を見開いて驚いていた…


たぶん…いや、絶対チャンミンにとってファーストキス…もちろん俺にとっても。


俺はチャンミンに何か言われる前に部屋から出た。正確に言えば逃げた…


突発的にしてしまった告白…


好きだと言ってしまったけど、答えを受け止める準備はまだできてなくて…


もし、気持ち悪いとか、好きじゃないって言われたら、もうどうしていいかわからない…


チャンミンがいない人生なんてこれっぽっちも考えられないから…


















「おい、お前らまだ喧嘩してるのか?

ユノ、お前チャンミンに何したんだ?」







親父が朝から一言も話さない俺たちを見て食べながら話しかけるから口から米粒飛ばしてるし…


あぁ…ドンジュおじさん…また親父がテーブルにこぼしたご飯粒を拾ったり口の周りに付いたご飯粒まで取ってる…


親父ってドンジュおじさんの前では子供みたいだ…


本当、仲良いよな…


こんなガサツで我儘な親父のどこがいいんだか…



昨日はあの後、夜ご飯を食べにリビングに降りてきたチャンミンは何も言わずに黙々と食べてまた部屋に戻ってしまった。


俺とは目を合わさないし、チャンミンって呼んでみたけど完全にシカトモードで…


心配した父さん達には俺が怒らせて喧嘩中だと言ってある…


今も朝食をお互い無言で口に運ぶ…







「何があったか知らないけど…

チャンミン、無視してないでユノ君とちゃんと話さなきゃ駄目だよ?」








「ほっといてよ…」







「おっ!チャンミン珍しいな!ドンジュにそんな口きくなんて!反抗期か?やっと反抗期が来たのか?
それとも中2病か?あっ、もう中3だったな。あはは〜」








「親父、ウゼーよ。」








「ごちそうさま…」








俺の顔も見ないでそう言って先に塾へ行ってしまった…


あんなタイミングで言うんじゃなかった…


それも勝手にキスまでして…そりゃ怒るよな…


怒るだけならいいけど、シカトされるのは正直ツライ…


嫌われたんだろうか…


その後の塾でも話さず終い…


さすがにこのままじゃ駄目だ。


帰りは一緒に帰りたくて声をかけようとした時、先生に呼び止められた。


『チョン君だけ宿題の提出が無いけど、どういうことだ?やる気あるのかね?』と叱られた…


昨日は宿題なんて全く手につかなくてベッドでいろいろ考えているうちに寝てしまったんだ…


チャンミンはあんな後でもちゃんと宿題をやっていたのか…


チャンミンにとっては大して気に病むことでもなかったってことか?


悩んでいたのは俺だけ?


なんだかショックだ…




先生と話が済んですぐにチャンミンを探したけどやっぱり先に帰ったみたいで塾にはいなかった。


俺は後を追うように急いで家に向かった。


今まで喧嘩したってその日のうちに仲直りしていたからこんなに話さないことなんてなかった。


もう限界…チャンミンと話さないと何も手につかないし考えられない…


とにかく話がしたい…






家が見えてくる頃になるとずっと前の方にチャンミンらしき人が歩いていた。


俺は走って追いかけた。


別に同じ家に帰るんだから走ることなんてないのに、少しでも早くチャンミンと話したくて…


だんだん近づいて行くと家の前に男が立っているのが見えた…


チャンミンが近づいて何やら話をしているようだ…


そして…


その男に抱きしめられてる…


誰だ?顔が見えない…


俺は嫌な予感がした…


もしかして…







「ようっ!ユノ!

お前もデカくなったな?」







やっぱり…







「ジュノヒョン…」







俺のいとこで3つ年上のジュノヒョンだ。







「ヒョン、いきなりどうしたの?

留学は終わったの?」







ジュノヒョンの腕を掴んで嬉しそうに話すチャンミン…


人見知りなチャンミンも家が近所で小さい頃からジヘおばさんとよく遊びに来ていたジュノヒョンには昔から懐いていた。


ヒョンもチャンミンを可愛がっていて、よく俺とチャンミンの取り合いみたいになっていたんだ。


ヒョンは中学卒業後、イタリアにサッカー留学に行ってしまってからは一度も帰って来なかったのに、突然帰ってきてどうしたんだ?






「この間、イタリアのチームのトライアウト受けて合格したんだよ。

だから報告も兼ねて会いに来たんだ。」






「ジュノヒョン凄い!!

サッカー選手になる夢が叶ったんだね!」






凄い…それは確かに凄いけど…


チャンミンが目を輝かせて喜んでいるのを見るのは正直面白くない…






「まあ…大変なのはこれからだけどな。

そう簡単には試合に出して貰えないだろうし。

でも、チャンミンとの約束に一歩近づいたよな?」






「えっ…約束…?」






「俺が有名なサッカー選手になったら、俺と結婚してくれるんだろ?

まさか忘れたとは言わせないよ?」







「えっ?えっ?…あれって冗談じゃ…なかったの?」







「何だ、覚えてるじゃん。」







はっ?


何だよその約束…







「ジュノヒョン!!チャンミンは俺の…」







「俺のって…もしかしてお前ら付き合ってたりするわけ?」







「つ…付き合ってないよっ!!」







うわ…チャンミンに速攻否定された…


そりゃ、付き合っちゃいないけどさ…何かめちゃくちゃ凹む…







「何だ…ユノ、お前以外とヘタレだな…

一緒に住んでるのにまだキスもしてないとか?」







「…………」







その話題…今止めてくれ…ただでさえ気まずいのに…


ってか、何で俺がチャンミンのこと好きだって前提で話してるんだ?


そんな話、ジュノヒョンにしたことないのに…







「ああ…何だ、してるのか。

ヤッてるのに付き合ってないって…セフレか?」







「してないから!」 「ヤッてねーよ!」







2人同時に叫んでた…


ヒョンは焦る俺たちを見てゲラゲラと笑ってる…


こんなデリケートな話をよくもこんなところでペラペラと…


このガサツな遺伝子は絶対に親父のと一緒のヤツだ!







「へ〜ヤッてないんだ。

まあ、別にどっちでもいいけどな。

最後にチャンミンが俺のもんになるんなら。」







「何言ってんだよっ!ジュノヒョンにチャンミンはやらねーよ!」






「ユッ…ユノッ……」






思わずチャンミンの肩をグッと抱き寄せるとチャンミンは嫌がる様子もなく大人しく抱きしめられている…


そこにガチャッと玄関のドアが開いて…







「お前らいつまで外でくっちゃべってんだよ。

飯だよ飯!さっさと入れ。」







親父がタバコをふかしながら呼びに来た。


俺はパッとチャンミンを離すとチャンミンは俯きながら背を向けた。







「おっ!ドンジュおじさんのご飯!!

久しぶりだなぁ〜!超〜楽しみ。」







そう言ってジュノヒョンは親父の後について家に入って行った。


それに続いて家に入ろうとするチャンミンに…







「チャンミン…後で部屋に行っていいか?

ちゃんと話したい…」







「…うん……」







俺に背を向けたままそう返事をすると家に入って行った…















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プロフィール

こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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