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君のいない夜 〜サクラミチ〜 あとがき

君のいない夜 〜サクラミチ〜 あとがき






こんにちは!Monakoです♡

「君のいない夜〜サクラミチ〜」がとうとう終わりました。

君のいない夜から数えると170話…(°_°)

長いっ!長すぎましたね!約9ヶ月弱ですよ!

これまで不定期更新にもイラつかずに読んで頂けて、本当にありがたく思っています。

途中、何度も頭が回らなくなりながらも、ここまで書けたのは読んで頂いた皆様のおかげです。

ランキングが上がると、こんな拙い文章でも楽しんで頂けているんだなぁって思って、この調子で頑張ろうって思うことができました。

拍手も増えたらこういう展開がいいのかな?

減ると、だめだったかなぁ〜なんて思ったり。

コメントは温かいものばかりで、本当に嬉しかったです。

皆さんに沢山の元気を頂きました。感謝感謝です。


このお話は、ユノとチャンミンがずっと一緒にいたい…それだけのためにいろいろ苦しんで、別れて、それでもやっぱり一緒にいたい…というお話でした。

やっと邪魔ものはいなくなり、ユノの親にも認められてハッピーエンドになり、第2章が無事終わりました。

えっ?終わっちゃうの?あれやこれはどうなっちゃうの?ってなりましたか?それとももうお腹いっぱいでしょうかσ(^_^;)


今後の予定としては、まずは以前お知らせした50000拍手リクエストSSを書こうと思います。

まだ何にするか決めてないのですぐにアップできないかもしれません。

それが終わったら新しい連載を考えています。

少し書き溜めてからの更新になると思います。

その合間か、後かまだわかりませんが、君のいない…の番外編を書こうかな?と思っています。

まだ書き足りない話があるんです〜σ(^_^;)

さすがに第3章にすると「まだやるのかよ〜」って感じなので番外編で(o^^o)

新しい連載もまた喜んで頂けるものが書けたらって思っています。

良かったらまた遊びに来て下さいね*\(^o^)/*

本当にありがとうございました。(o^^o)








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君のいない夜 〜サクラミチ〜 70 最終話









Y side













「わぁ〜高い!」










ぼくらは火鍋のお店から少し歩いたところにあるケーブルカーに乗った。




チャンミンは大きな瞳をキラキラさせながら小学生みたいに窓に張り付いて外を眺めている。









「チャンミンはケーブルカー乗るのも初めて?」










「はい。初めてです…

ユノは…ここには来たこと無いって前に言ってましたけど…

あれから…誰かと来ましたか?」










「来るわけ無いだろ?

あの時、行く時は一緒に行こうって約束したのに。」








肩を組むように腕を乗せるとチャンミンは嬉しそうに笑ってまた外を眺めた…











『今日はもう一度だけ…ぼくの初めてに付き合ってもらえませんか?』










何を言われるかと思ってドキドキしたけど『ユノと一緒にソウルタワーに行きたいです。』だなんて…





可愛い奴…





ソウルタワーと言えば、ソウルではベタなデートコースだ。




ここに来てないカップルはいるのか?くらい…





ドンへなんて彼女ができるたびに行ってたもんなぁ…




ぼくは付き合っていた彼女に行きたいって言われたこともあったけど、なんだか恥ずかしいのと興味がないのとで来たことはなかった…





良かった…チャンミンとが初めてで…





だって、カップルでここに来たらやっぱりこれは外せないだろ?



チャンミン以外の子とやらなくて本当に良かった…










「ユノ…これ…やるんですか?」











「何?チャンミン、嫌?」










タワーに着くとチャンミンがトイレに行っている間に急いで一階の売店で南京錠を買って手渡した。











「ぼくは嫌じゃないですよ…

ユノが嫌がるかと思ってたから…」










確かに…こんなの男同士でやってたらかなり目立つし恥ずかしい…




ほとんどが男女のカップルか、女の子同士で恋愛祈願しているかだから…




まあ、中には合格祈願しているのもあるらしいからそう思われるかもしれないけど…




あぁ…でも合格祈願って年齢でもないか…










「カップルでこの鍵を付けながら永遠の愛を誓うんですよね?

そうすれば…ぼくたちも永遠に一緒にいられますよね?」










少し顔を赤らめながら恥ずかしそうに…でも嬉しそうにそう話す純粋なチャンミンには、ドンへのあちらこちらにぶら下がってるであろう永遠の愛を誓った鍵たちの存在は黙っておこう…と思った。





吊るすフェンスに近づくと、みんな鍵にマジックで名前とかメッセージを書いているのが見えて『しまった!売店でマジックを買うの忘れた…』と思っていたら、チャンミンが近くにいた女の子達に近寄って行って…









「すみません、マジック貸してもらえませんか?」









と、声をかけて借りようとしていた…




周りの目を気にして恥ずかしがるかと思っていたのに、なんだか積極的…




こういうの好きなんだ…可愛いな…










「えっ…あっ…はい!どうぞ…」










高校生くらいだろうか…女の子達は顔を赤らめて呆然とチャンミンをガン見してる…




こんな時はチャンミンが一般的にはモデル並にカッコイイ男なんだと嫌でも実感させられてしまう…





ぼくにとっては可愛い可愛いチャンミンなんだけど…




男女ともにモテる恋人を持つと本当に気が気じゃない…









「はい、ユノも書いて下さい。」










女の子達の視線にも全く気がつかないチャンミンがニコニコしながらぼくにペンを渡してくるから、早くペンを返したくてその小さな鍵にサラリと一言書いた。





ペンを返すと目の前のフェンスに2人で鍵をかける…









「この鍵、あの森に向かって投げすてるかあそこにある赤いポストに入れるみたいですけど…

ぼくが持っていてもいいですか?

お守りにしたいから…」










「うん。チャンミンが持ってて。」










ぼくはどこまでも可愛いことを言うチャンミンの頭を撫でてから背中を押すようにタワーに向かって2人並んで歩きだした…





背後でさっきの女子高校生達がぼくらの鍵に書かれたメッセージを見てキャーキャー盛り上がっていたなんて知りもせずに…

















C side













『チャンミンは永遠にぼくのもの』











鍵に書かれたユノのメッセージに笑ってしまった。





ユノらしいなって。





ぼくは「ユノとずっと一緒にいられますように」って書いた。




そしたらユノが…









「チャンミンはいつもそれ言ってるよな。」









って嬉しそうに笑ってた…





そうだよ。ぼくはあの初めてキスした日…流れ星にお願いしたんだ…ユノとずっと一緒にいられますようにって…




ぼくはあれからずっとユノへの気持ちは変わらなかったんだよ…





そして今でもずっと願い続けている…







タワーの展望台までエレベーターで昇ると、さっきまで薄暗かった外はすっかり暗くなって一面綺麗な夜景が広がっていた…










「チャンミン…綺麗だな…」











ユノはそっとぼくの手を取り指を絡ませるように繋いできた…









「本当に…凄く綺麗…

ユノ…ぼくここにユノと来られて凄く嬉しいんです…

アメリカに行く前に公園でユノに『勝手に行ったら駄目だよ!行く時は一緒に行こう!』って言われて…

その時、もうここには一生来られないんだって思ったんです…

ユノと別れるつもりだったから…」











「チャンミン…」










「だから今日ユノと一緒に来られて…

これからも一緒にいられるなんて夢みたいです…」









あの時…そしてユノと離れていた辛い2年半を思い出して目が涙で滲んで夜景がぼやけてきた…




そして…お互い繋いだ手に力が入って…










「これからはずっとチャンミンの側にいる…」









「はい…」










「絶対に離さないから…覚悟して…」










「はい…」












「チャンミン…ぼくたち幸せになろうな…」












あの日…桜の木の下で再開した時からぼくたちは再び動き出した…




あの時偶然会わなかったらどうなっていただろう…




きっとどんな形であってもぼくたちはまた出会っていたはず…




お互いが好きでいる限り、たとえまた離れることがあったとしても必ずまた巡り会う…今はそう信じてる…





そう…きっと大丈夫…心はずっと繋がっているから…










「ユノ…愛しています…」









「チャンミン…ぼくも愛してる…」










ぼくたちはどちらからともなく向かい合った…





ぼくの瞳からぽろっと流れ落ちた一粒の涙を見てユノが流れ星みたいだなって…






そして…ぼくたちはそっと唇を合わせた…






まるで誓いのキスのように…

















桜 降る夜に 君を抱きしめた

散り行く世界が 止まって映った

君はあのままで 僕もこのままで

だけど手を繋ぎ 進んでいたんだ


遥か この先が 見えない道でも

君が笑うなら 前に踏み出すよ

だからさあ歩こう 二人で歩こう

きっと大丈夫 ずっと続いている…














君がいない夜 〜サクラミチ〜 fin…












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君のいない夜 〜サクラミチ〜 69









Y side













「チャンミン、機嫌直して…」











頬っぺたをプウッと膨らませてスケート靴の紐をほどいている…




さっきは女の子と話しているチャンミンを見て、始めはナンパでもされてるのか?と思って警戒していたけど、以前合コンで会ったキュヒョンの友達で、「デートですか?」なんて、ぼくたちのことなんとなく分かっているみたいで安心した…




それに…




チャンミンがデートって認めるような返事をその子達にしていたのを聞いて嬉しかった…




ぼくたちの関係は普通じゃないかもしれないけど、後ろめたいことはしていない…




お互い好きなだけなんだ…




だからいつも2人で堂々としていたいって思う。




でも、それはなかなか難しくて…特にチャンミンは恥ずかしがり屋だから…




さっきみたいに隠さずに頷いてくれたのが、ほんの些細なことなのに本当に嬉しくて…




あんな風に少しずつでもいいから気持ちを解放していけたらいい…




嬉しくてつい滑っている時に繋いだ手を離してチャンミンの肩を抱き寄せると、驚いたのか思いっきりぼくを掴んだまま後ろに勢いよくひっくり返った…




ぼくはとっさにチャンミンの後頭部に手をあてて一緒に倒れ込んだから何とか頭を打たなくて済んだけど…



押し倒したような体勢になって、いつもの癖で目の前にある可愛い唇にそのままチュッとキスをしたのがまずかった…










「ユノッ早くどいてくださいっ!」










急いで起き上がって立たせてやると、やっと何とか滑れるようになったチャンミンが真っ赤になりながら慌てて…









「もう、帰りますっ…」










そう言って怒ったように1人で出口を目指して滑り出したから、腕を掴んで駄目元で…









「ごめん…チャンミン…怒るなよ〜

もう少し滑ろうよ、な?」










とは言ってみたものの…











「無理です!恥ずかしくてもうここにはいられませんっ!」









って…やっぱりな…もう何を言っても無駄だなって思った…さすがにキスはやり過ぎだった…




だって、キスした瞬間、すぐ隣にいた男の子に…










「ママ〜!このお兄ちゃん達、キスしたよ〜!」










って、大声で叫ばれちゃったから…
















車に乗ってもまだご機嫌斜めで、ソッポ向いてるチャンミンの丸い可愛い後頭部を見ながら…










「チャンミン、お腹空かない?

まだ夜ご飯には少し早いけど、身体動かしたしお腹空いたでしょ?」









そう話しかけても反応がない…










「何食べたい?チャンミンの好きなものでいいよ?やっぱり肉かなぁ?」










「肉…」










「えっ?」










「肉が…いいです…」










「ぷっ」











肉に素直に反応するチャンミンが可愛くて笑ってしまった。



くるっと振り返って笑ってるぼくを睨んでくるけど、いくら睨んでも不機嫌な顔しても、そんな顔も好きで好きで仕方ないから…










「チャンミン…今ならいいよね?」











「ユ……っ…ん……」










我慢できずにキスをした…




キスをしながらゆっくりとシートを倒していく…




薄暗い地下の駐車場でも近づいたら流石に気がつくだろうから少しドキドキしながらも止められなくて…



抵抗すると思ったのに、チャンミンも始めから無抵抗でキスに応えてくれている…




唇を離すと『はぁ…』っと妖艶な吐息が堪らない…




首筋にキスをしながら顔を埋めてギュッと抱きしめた…



あぁ…このまま帰ってすぐにでも抱きたい…










「ユノ…」











「ん…?」











「早く…肉…行きましょう?」










「……………」











何だか肉に負けた気分だ…











「ぼくと肉、どっちが大事なの?」










「私と仕事、どっちが大事なの?」的なこと言ってる自分がいる…




もちろんぼくだよね?って思いながら…





なのに…











「今は肉です…」











あっさり肉に負けた…










「チャンミン〜酷い…」









ぼくはチャンミンの肩に額をグリグリして拗ねてるのを見てクスクスと笑ってる…




やっと機嫌が直ったか?




その笑顔が見たくて身体を離そうとすると、背中に回された腕にギュッと力が入る…









「嘘です…ユノが何より大事です…」










もう…これだから可愛いくて堪んないんだよ…










「じゃあさ…このまま家に…」











「それは駄目です。」











「何だよ〜やっぱり肉じゃん…」










「お腹すいたんですよ!早く行きましょう!」










はぁ〜仕方ない…チャンミンのお腹の虫には勝てない…





ぼくは諦めて車を走らせた…






そして、連れてきたのは火鍋のお店。












「ユノ…こんな高そうなお店じゃなくてもいいですよ…」









店の入り口でぼくの腕を引っ張った。










「ん…でも、ここ一回行ってみたかったんだよね。

ドンへが美味いって言ってたから。

チャンミン、火鍋食べたことある?」










「いえ…無いです…」










「ぼくもなんだ。ほら、行こう!」










チャンミンの手を引いて店に入る。




個室に通されて、適当にコース料理を頼んだ。




チャンミンにはビール、ぼくはスプライト。




4人掛けの長方形のテーブル席にはじめは対面に座ったけどやっぱり距離が気になって隣同士に座り直した。



どうせ個室だし。




料理を運んできたお店の人が変な目で見ていたけどそんなのどうでもいい。




チャンミンといつでもくっつける場所にいないと落ち着かないから…




鍋は半分が赤くて辛そうなスープで、半分は白いスープだったからぼくは白い方に具を入れて食べていた…









「ユノは本当に辛いのが苦手なんですね。

辛いスープの方も凄く美味しいですよ?」










ビールでほろ酔いのチャンミンは、ぼくに辛い方のスープで煮た肉を食べさせようと箸で摘まんでぼくの口の前に持ってきたけど…









「無理っ…食べない…チャンミン食べなよ。」










「ユノの口は本当にお子様なんですね。」









そういってその肉を頬張っている。










「お子様で悪かったな…」










スプライトをゴクゴクと飲み干すと、不意にチャンミンの指がスプライトで濡れたぼくの唇をなぞって…









「でもこの口は…キスする時は凄く大人なんですけどね…」









酔ってほんのり赤く染まった頬にトロンと垂れた目でそんなセリフ…



誘ってるとしか思えないんだけど…




チャンミンに誘われて何もしない訳がない…










「チャンミン…」









肩を抱き寄せて指で顎をクイっとこっちを向かせて唇を塞いだ…



舌を挿し入れて舌を絡め取ると…










「んっ…辛っ!」









チャンミンの口の中は熱くて辛くてすぐに口を離した…



そんなぼくを見て大笑いしている…




ああ…何だかさっきからチャンミンに遊ばれてないか?



でも、チャンミンが楽しそうだからまあいいか…






















「ユノ…幾らでしたか?

ぼくも半分払いますから…」










途中、トイレに行ったついでに支払いを済ませたからチャンミンが気にしてさっきから何回も聞いてくる…








「いいんだよ。ぼくはヒョンなんだから、出すのが当たり前だろ?

いつもご飯作ってもらってるんだし、このくらいさせてよ。な?

それより、次はどこ行く?」










外は夕暮れ時…オレンジの光が店に差し込んでいた…










「ユノ…ありがとうございます…

火鍋は初めてだったけど、本当に美味しかったです…

それに、スケートも初めてだったけど楽しかったし、ユノと…その…恋人みたいにデートできて…幸せでした…」









ぼくの手を握りながら俯きがちにそんなこと言って…




早く帰って抱きしめたくて仕方ないよ…










「今日はチャンミンの初めてが沢山だったな。」










「はい…それがユノと一緒で嬉しかったです…

それで…今日はもう一度だけ…ぼくの初めてに付き合ってもらえませんか?」










「もちろん。付き合うよ!何?どうすればいい?」










誰もいないのにチャンミンがぼくの耳元でコソッと囁かれた言葉は、何とも可愛い「初めて」だった…














※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


こんにちは!Monakoです(o^^o)

昨日はチャンミンのソロアルバムが届いていよいよだな…としんみりしてしまいました…(T_T)

「木枯らしが届く頃に」が…・゜・(ノД`)・゜・。




ここで拍手コメントのお返事です。

つ◯じ◯様

コメントありがとうございます!

いきなり腐女子投入…あれは私のいつもの心境ですσ(^_^;)
2人がいたらダブルデートやスケートどころじゃないですよね\(//∇//)\

楽しんでいただいて嬉しいです*\(^o^)/*






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君のいない夜 〜サクラミチ〜 68









C side












「ここ…ですか?」










「うん、チャンミンはやったことある?」










「いえ…ありません。」










「良かった!

はい…これチャンミン使って。」












「えっ?あ…はい。」










何が『良かった』のか分からないけど、車のトランクから取り出した手袋とダウンジャケットを手渡された。





そして…それってマイシューズ?





ボーリングのマイボールみたいにまた車のトランクに置きっぱなしのマイシューズとか…











「ユノは習ってたんですか?」










「習ったことはないけど、小さい頃からよく友達と来てたんだ。」









「ぼく…できるか自信ないですよ…」









「大丈夫!教えてあげるから。」










連れて来られたのはスケートリンクだった…





運動が苦手なぼくは不安で一杯になってるのに、ユノは受付を済ませるとぼくのシューズをレンタルして嬉しそうに履かせてくれている…





いつもユノの靴紐がほどけているのに、スケート靴は上手くしっかりと結んでいる…不思議だ…










「ちょっと久々だから一周してきていい?」









「はい…」









ユノは1人でリンクに上がると周りの視線を一斉に集めた…









「見て見て!あの人かっこよくない?

何?何かの撮影?モデルさん?」








近くにいる女の子達が騒いでる…




もともと脚が長いのに、スケートシューズなんて履いてるから余計に長くてスタイルが半端なくよく見えるし、滑る姿もしなやかで綺麗で…





えっ…うそ…ジャンプした…





習ってもいない一般人がジャンプするとか…何事??




運動神経はいいって聞いていたけど、ちょっと驚いた…




一周…とか言っていたのにもう一周回ってる…





あっ!





ユノの前に高校生くらいの女の子が転んで、ユノが手を貸して立たせてあげている…




その子…真っ赤になって嬉しそうだ…




そうだよね…あんなカッコイイユノに助けて貰えたら誰だって…




えっ?また?




またまた?





ユノが通る先々で女の子が転ぶんだけど…




あれって…絶対わざとだよね?




ユノも優しいからみんなに手を貸して…




あの手はぼくのなのに…




なんだか見ていられなくて1人でリンクに上がった。



と言っても、壁側の手すりに両手で掴まってカニ歩き…それでも転ばないか不安でちょこちょこと…





はぁ…かっこ悪い…





壁側向いてるからユノも見えないし…





でもいいや…女の子といるユノなんて見たくない…










「わぁっ!」









いきなり後ろからバックハグされて固まった。









「チャンミン、お待たせ。」









「びっくりするじゃないですか!」









「ごめんごめん!

ほら、一緒に滑ろう?」









そう言って差し出された手…





あ…そうか…手を繋いで歩きたいって言ったからここにしたんだね…




ここなら下手くそなぼくが手を掴んでいてもそんなに変に思われないし…




昼間っから堂々と手を繋げる…










「ぼくは手を繋いで歩きたいって言ったんです。滑りたいって言ってませんよ?」








そう憎まれ口叩きながらも顔はニヤついてしまっている…




本当は凄く嬉しいから…










「いいから、ぼくに掴まって?」










「わわわっ!」










ユノと手を繋いで手すりを離した途端、後ろにひっくり返りそうになって慌ててユノに抱きついた…










「ユノ…これじゃあ手を繋ぐどころじゃないんですけど…」










「いいの、いいの、ぼくはこっちの方が嬉しいから。」









そう言ってギュッと抱きしめられた…










「ユノッ!みんな見てるからっ!」










「ん…だって見せてるんだから…」










あぁ…さっきぼくがやったことないって言ったら『良かった』って言ったのはこういうことだったのか…




ユノは片方の手でぼくの手を握り、もう片方の手で腰をガッチリ掴んでゆっくりと動き出した…





いつ転ぶかとハラハラしてて、ユノと手を繋いでて嬉しいってドキドキしてる余裕があんまりないけど…





こんなにユノと密着しているところを周りに見られてるのに、今は恥ずかしいよりも幸せだなって感じている自分に少し驚いた…

















ミンシル side











「ねえ、ユナ、あれってユノさんとチャンミン君じゃない?」








「えっ?嘘?本当だ!!きゃ〜〜ヤバイ!!」









私はキュヒョンの友達のミンシル。





3年ほど前、合コンでユノさんとチャンミン君と1度会ったことがある。





今日は合コンで知り合った見た目まずまずの男の子2人とユナと4人でスケートに来ていた。




まさか、こんなところで2人と会うなんて…










「ミンシル、まだあの2人付き合ってるんだね!」









ユナはあの合コンで2人が付き合っていると勝手に思い込んでいる腐女子だ…









「ユナ…あんた何してるの?」









ユナは携帯を取り出して写真を撮っていた…










「だって!ほらほらっ!手を繋いだり、腰に手を…きゃ〜〜!!」









ダメだ…完全に自分の腐の世界に入り込んでいる…





でも、あの2人、並ぶとすごいオーラを放ってる…




ユノさんはめちゃくちゃカッコイイし、チャンミン君はカッコイイけど凄く可愛い…




男同士なのにあんなにくっついていても少しも違和感が無いのが不思議で…




逆に美しいとさえ思ってしまう…










「あっ…ねえ、ユナ?こっちに来るから声かけようか?」










「ミンシルッ!何言ってるの?駄目に決まってんでしょ!今2人はデート中なんだからっ!

知ってる人がいるって知ったらぎこちなくなるじゃないっ!

私は自然体の2人が見たいのっ!!撮りたいの!!

ほらっ!来たっ!ミンシル、しゃがんでっ!」











ユナに言われるがまま2人に背を向けてしゃがんで隠れた…



ユナ…なんだか必死だね…いつもは大人しくておしとやかな子なのに…腐ると一気に人格変わるの?










「ねえ…何してるの?」










一緒に来たまずまずな男の子が不思議そうにこっちを見ていた…









「あ…ちょっと気分が悪くなって…

ユナとあっちで座って休んでくるから2人は滑ってて?」








あの2人を見た後だとまずまずな男の子がジャガイモにしか見えなくなる現象が…





駄目駄目…あんな人類稀に見る美しい人達と一般人比べちゃ…





なんて考えていたら…ユナがいない…





キョロキョロと周りを見渡すと、スケートリンクの横にあるガラス張りの暖房室の外側で隠れるように盗撮している…




怪しい…あんた怪しすぎるよ…










「ユナ…こんなところで何…あっ…」










暖かい暖房室で2人が向い合わせに座っている。




ちょうど周りには誰もいなくて2人っきりで…




ユノさんはチャンミンの手袋を外すと、その手に自分の息をハァーッとかけて、頬に当てて温めてあげていた…



何…これって友達同士じゃしないよね…




やっぱりユナの言う通り2人は…










「も…も…」










「ユナ?どうしたの?」










「萌え死ぬ…」










はぁ…さようですか…









「ほらっ!ユナ!2人が動き出したよ!死んでる場合じゃないからっ!」









またまた急いで隠れて2人が滑っているところを観察&盗撮するユナ…




いい加減ジャガイモ君達の相手もしないとマズイと思うんだけど…




あ…ユノさんが1人リンクの外へ出て行っちゃった…トイレかな?



チャンミン君は1人で何とか滑ってるけど…




可愛いなぁ…まるで産まれたての子鹿のように屁っ放り腰で脚をガクガクさせながら必死に滑ってて…





普通、男が下手くそだったら引くんだけど、チャンミン君は何しても見てるだけで癒されるわ…





あれ?あれれ?もしかして…気がついちゃった?





チャンミン君がこっちをガン見しながら必死に滑ってくる…




あまりに必死で可愛すぎて目が離せない…





ユナはユノさんがいなくなってからカメラロールの写真のチェックしてるから気がついていないみたいで…









「あのっ…ミンシルさんとユナさん…ですよね?

ぼく…キュヒョンの友達のチャンミンです。覚えてますか?」








わっ!名前を覚えていてくれた…嬉しい!









「チッ」









おいこらっ!ユナ!見つかっちゃったからって舌打ちするなって!










「チャンミン君、久しぶりね!

キュヒョンからは大学院に入ったって聞いたわ!

凄いのね?」









「いえ…そんなことは…」










チャンミン君の肩越しにユノさんが戻ってきたのが見えた…




キョロキョロとチャンミン君を探している…





あっ…こっちを見た…険しい表情でロックオン…





何?あの腰の低いスピードスケートのような滑りはっ!!!




早いっ!早すぎるっ!!










「チャンミン、誰?」









あっという間に到着して当たり前のようにバックハグしてるし…





ユナの瞳がギラギラしてる…また萌え死?










「ユノ、キュヒョンの友達のミンシルさんとユナさんだよ?

ほら、昔行った合コンで会った…」










「ああ!あの時の!こんにちは。」










「こんにちは!今日はお二人でデートですか?」










ユ…ユナ!聞いちゃう?それ聞いちゃうの?











「うん、そう。デートだよ。な?チャンミン?」










「えっ…あ…まあ…そんな感じ…です…」










わわわっ!チャンミン君!真っ赤になって!本当にそうなんだ!!本当に付き合ってるんだ!









「そうですか、じゃあ、邪魔しちゃ悪いのでこれで…」









ユナ…あんためちゃくちゃにやけてるよっ!





それにもう早く盗撮したくて仕方ないんでしょ?










「じゃあ…

チャンミン行こう?」










「あ…ミンシルさん、ユナさん、じゃあね…」











そう挨拶すると2人で手を繋いでゆっくりと滑って行った…





ちょっとびっくりしたけど、めちゃくちゃお似合いのカップルで、お互い大好きが溢れてて、凄く羨ましかった…









「きゃぁ〜〜!!」









ユナの悲鳴とともに激しいシャッター音が…





今度は何?どうし…あっ!!!





チャンミン君とユノさんが一緒に転んだみたいでチャンミン君が押し倒されたみたいにユノさんの下敷きに…




ユノさんはチャンミン君に被さって顔と顔がくっつきそう…って…えっ?今一瞬キスしなかった?









「ねえ、ユナ?今一瞬…キス…

ちょっと…ユナ?」









駄目だ…すっかりフリーズしている…それでもシャッターを切り続けてる…




2人はすぐに立ち上がって、チャンミン君が怒ったように先に行こうとしているけど、結局ユノさんに腕を掴まれて一緒に滑ってリンクの外へと出て行ってしまった…









「さあ、ミンシル帰ろうか…」









「えっ?」








「帰って早くこの写真を編集したいのっ!」









「はぁ…」









結局、本当に帰ることになってしまい、じゃがいも君達には申し訳ないことをした…









「編集したらミンシルにもカトクで写真送るからね!」










「あ…うん…お願い…」












その後、送られてきた写真は、いつこんな編集技術身につけた?ってくらい素敵な写真に仕上がっていた…




好きこそ物の上手なれ…か…




ユナがよく説明してくれていた腐った世界は今まで興味なかったけど、あの2人なら…うん、わかる…わかるよユナ…





あまりにも良い写真だったから、キュヒョンにもカトクで送ってあげた…


















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君のいない夜 〜サクラミチ〜 67









Y side












『手を繋いで…歩きたいです…』












ヤバイ…嬉しい…







ベッドでチャンミンとゴロゴロしながらキスしたり抱きしめていたら、段々と変な気分になってきた…




それはまあ…いつものことなんだけど、このままずっとこうしていたらまた抑えがきかなくなりそうでマズイ…




一昨日の夜はかなり無理させちゃって、昨日は夜レストランに来るまでずっと家にいたから今日はさすがにどこに連れて行ってあげたくて、デートしよう?どこに行きたい?って聞いたら、『手を繋いで歩きたい』とか…





僕をどんだけキュン死させたら気が済むんだろう…




だって、今までチャンミンは外では異常に気にしてスキンシップを嫌がってた…




それは恥ずかしいだけじゃなくて、ぼくが困るからって前に言っていたっけ…




本当は繋ぎたくても我慢していたと思うともう可愛すぎて堪らない…




一度だけ、チャンミンがアメリカに行く前に夜の公園で手を繋いだのを思い出す…




あの時、チャンミンはもうこれで最後だからって思って繋いだのかな…って思うと泣けてくる…




もう、誰にも遠慮することはない。




ぼくの両親にだって認めてもらえたんだ。




だから周りから何を言われようとぼくはチャンミンとずっと一緒にいる…




ぼくがチャンミンを一生守るからな…















ドンへ side








「で、この後どこに行くんだよ?」






昨日の報告がてら店にブランチに来た2人はずっと抱えていた緊張感が解けたからか、いつもに増してラブラブモード全開でなんだかイライラする…






「ぼくもまだどこに行くか知らないんです…」






「ちゃんとチャンミンの希望通りに手も繋げるし、それ以上もできるところだよ。」







「ちょっと!!ユノッ!」






あ〜あ、チャンミン真っ赤になっちゃって…



手を繋ぎたい…それがチャンミンの希望とかって、相変わらず可愛いのかたまりだな。おい。



しかし、それ以上も…って…お前はどこに連れて行く気だよ…









「ユノ、お前…変なところに連れて行く気じゃないだろうな?」







「変なところじゃないよ…

ドンへとも昔はよく行ったところだよ。

小さい頃はお前ともそこで手を繋いでたし…」








「へっ?お前と?キモッ!」








「キモッって…ドンへ酷いなぁ…」







ユノは好きだけど手を繋ぐとか無理っ!



チャンミンなら…いやいや、何また血迷ってんだ…



俺は女が好きなんだ!女がっ!って、随分とご無沙汰だからおかしくなってるだけだ!



しかし、そんなとこユノと行ったことあったか?









「俺はそっちの趣味ねーからなっ!

でもさぁ…チャンミン、本当良かったな。ユノの親に認められて。

これで安心してユノとイチャイチャできるよな?」








「ドンへさんっ!変な言い方しないで下さい!


あ…でも、昨日はありがとうございました。

お茶も出さずにずっと待たせちゃってすみませんでした…」







「えっ……あぁ……」







チャンミン…そこ…今いらないから…



ほら…みるみるうちにユノの顔がおかしくなってきた…


ユノは怒らせると怖え〜んだよ…








「ドンへ、昨日家に上がったのか?」








「だっだって仕方ね〜だろっ!

グクデが勝手に上り込んだから見張ってやったんだよっ!」






そうだよ!感謝して欲しいくらいだよ!って言いたいけど止めておこう…これ以上刺激しちゃいけない…







「グクデまで…」







やべぇ…墓穴掘った…







「ユノッ…ほら、もう食べ終わったし、そろそろ行こう?」







不穏な空気を感じてか、チャンミンがそう言って突然立ち上がった…







「そうだよ、ほら、もう昼だし、カフェも混んできたから俺も戻るわ…

じゃあ、チャンミン楽しんで来いよっ!」








俺は、ササっと逃げるようにその場から離れて遠巻きに見ていた。



『はぁ…』と大きくため息をついたユノにチャンミンは首をちょっと傾げながら手を差し出して…








「ユノ、行こう?」







って…




あれを無意識でやってんだから本当、恐ろしい…




そしてその投げられた餌にいとも簡単に食いつくユノ…まさに入れ食い状態…



何だそのだらしない笑顔は…




さっきの不機嫌な顔はスッカリぶっ飛んじゃって…



まるでバタ子さんが投げたアンパンの新しい顔かよ?ってくらい一瞬で違う顔になってるし…




ユノは差し出された手を握ってチャンミンを引っ張るように店から出て行った…








「あっ!」








もしかして、あそこに行くのかな?



あ〜、あそこなら手を繋いでも大丈夫だな。それ以上も…なるほど…ユノ…よく思いついたな…



俺も彼女できたら行きたいなぁ…くそっ!




あ〜あ…仕事しよ…















※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


こんにちは!Monakoです。

キリがよいので今回短いです…すみません…σ(^_^;)

短いのでちょっとクイズです!←いらないって?

さて、ユノとチャンミンはどこへデートに行くのでしょう?

手を繋げてそれ以上も出来て、昔はよくドンへとも行って、ドンへとも手を繋いだところとは?

ちなみに小さい頃、私もよく行きました〜って、何のヒントにもなってませんが…σ(^_^;)

では、答えは次回のお話しで〜(^_−)−☆











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こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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