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君のいない夜 97

2015.06.25 14:09|君のいない夜







Y side









チャンミンが出発する日まで、ずっと2人でいようって言ったけど現実は違って…



公園に行った次の日から、留学前に会いたいからとキュヒョンに会いに行ったり、学校に置いてある私物の片付けやら、お世話になった先輩への挨拶やら…



とにかくチャンミンは忙しくて夕方まで帰って来なかったりで、ついに明日が出発の日…



今日は朝から家中片付けしてて、冷蔵庫を空にしたり、トイレ、バスルーム、キッチン、寝室、リビングと、全ての掃除をするつもりらしい。



もちろん、ぼくも一緒にやろうとしたけど…



ついついチャンミンにベタベタしちゃって







「ユノ、邪魔しないで下さい。」






って叱られた…







「ユノは掃除やらなくていいですよ。

ここに住まわせて貰ってお世話になったから、お礼に綺麗にしてから行きたいんです。

ユノも入隊するのにパッキングまだですよね?」








「軍の訓練所には持っていける物は限られてるからそんなに準備する物ないんだよ。スポーツバッグに服とかちょっと詰めて終わりだから。」







「じゃあ、それを準備してて下さい。」







「えっ?今?」







掃除の邪魔するな…ってことだよな…



仕方なくぼくも準備することに…



こんなのチャンミンがいなくなってからやってもいいのに…




そんなことより今日はずっとチャンミンを抱きしめていたいのに…





すでにパッキングされたチャンミンのスーツケースが置いてあるのを見て思い出した…






「チャンミン、そういえばなんで朝一番早い便にしたの?」







「それが1番安かったんです…」







早いってことは、別れるのも早いってことで…



往生際が悪いけど、数時間でも数分でも
長くいたいのになぁ…



一緒に行くと思っていたシウォンさんはすでにアメリカへ行ってしまって、一緒にじゃないだけちょっとホッとした。



だって、もし同じ飛行機で隣の席だったら何時間も隣に一緒にいるとか、寝ちゃって肩にもたれちゃったりとか、想像しただけで倒れそうだし…



それと、嬉しいことに大学生と大学院の寮は別の棟らしい!



シウォンさんとチャンミンが同室になったら寝込むとこだった…



まあ、違った意味でチャンミンが1人だと心配だったりもするから複雑な気持ちなんだけど…



とりあえず、明日はギリギリまで一緒にいたいから…







「空港まで車で送るよ。」







「えっ…でも…早いからぼく1人で地下鉄で…」







「駄目だ!絶対に送るからな!」








1人でって…なんだよ…



チャンミンもギリギリまで一緒にいたいとか思わないの?


なんだかぼくばっかりな…







「チャンミン…冷たいな…」







「えっ?」







「何でもないよ…」







本当に冷たい…だなんて思ってないけど、忙しいからか、留学前でナーバスになってるからか、ここ数日ちょっと元気がないし、なんだか変なんだ…


夜もさっさと寝ちゃうし、会話も少ないし…



明日から会えなくなるんだよ?



どうしたんだよ?




チャンミン?


















「ユノ、掃除終わりましたよ!

何か食べに行きましょう!」







「ん……チャンミン…?」







ぼくは掃除するチャンミンを眺めてるうちにソファーですっかり寝てしまっていた。



チャンミンの掃除をやりきった達成感からくるテンションの高さに、寝ぼけたぼくはついて行けずにボーッとしていると







「ユノ!お腹空きましたっ!

早く行きますよ!」







と、手を引かれて起こされて、近所の焼肉屋に連れて行かれた…













「チャンミン…まだ食べるの?」







「全然まだまだ足りませんよ。

ユノももっと食べて下さい。

もうお腹いっぱいですか?」







もうって…3人前は食べたけど…



チャンミンはこんなに食べるのに、全然お腹が出ないんだよな…一体どこに入ってるんだろう?







「しばらく焼肉屋食べられなくなるもんな?

いっぱい食べな。」







そう言うと嬉しそうにパクパクと…



ビールもどんどんおかわりして…



久々に笑顔なチャンミンが見られて嬉しい。



美味しそうに食べるこの顔もしばらくは見納めだからずっと顔を眺めていた。







「ユノ…明日から入隊するまで、ちゃんとした物食べて下さいね。

お菓子とか、アイスだけとか駄目ですよ?」







「うん…でも、作れないからまた買った物ばっかりになっちゃうな…

チャンミンが作るご飯…本当に美味しかったよ…

帰ってきたらまた食べさせて?」







ぼくの顔を一瞬見ると、すぐに目線をはずして伏し目がちに…






「ユノも…少しは料理できるようになった方がいいですよ…」






「えっ?」






そんな風に言われると思わなくてちょっと固まると…






「ユノの将来的に…

料理のこともっと知っていた方がいいんじゃないかなって…」







「あ…うん…そうだけど…」






確かに…レストラン経営者が全く料理出来ないのはどうかと思うよな…


でも、なんでそんなに哀しそうな顔して言う?







「ん〜わかった!

じゃあ、チャンミンが帰って来る頃には少しはできるようにしておくかな?

そしたらチャンミン食べてくれる?」








「あ〜〜!!肉こげた!」







チャンミンはまた肉に集中しだしてぼくの問いには返事はなかった。





一種線を引かれたような感覚…



なんだろう…



なんか変なんだ…



チャンミン?














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こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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