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君のいない夜 〜サクラミチ〜 43








Y side









「店が再開するまで…うちのレストランを手伝ってくれないか?」







突然そんなこと言い出したからか、2人とも驚いた顔してる…



グクデにはチャンミンを助けて貰った借りもあるし、そのせいで店がこんなことになったのにも責任を感じる…



何より自分を責めているチャンミンを見ていられない…



再開するまでうちのレストランで働けば少しは何かの足しになるかと…








「お前のところって…相当料理のレベル高いだろ?」








「ああ…だから多分シェフアシスタントになるんじゃないかと思うけど…

それでも良ければ…」








「グクデさん、あのレストラン、凄く美味しいんですよ!

きっと勉強になると思います!」








チャンミンもこの話を押してくれている。



グクデはしばらく考え込んでいたけど…







「じゃあ…店が再開するまで勉強させて貰うかな?

なかなかあんな店で働ける機会無いだろうし。」








「本当?じゃあこれから行こう!

ちょっと店長に電話してみるよ。」








「えっ?

今から?急だな…まあいいけど…」








ブツブツ呟くグクデの横で店長のキムさんに電話をした。









「今日は予約も多くなくて空いてるから厨房も見学できるって。

その後軽い面接するらしい。


じゃあ、行こうか?」










そう言って玄関に向かおうとすると








「やっ…ちょっと待って。面接するならこの服装じゃな…

俺、隣に行って着替えてくるからちょっと待ってろよ。」







そう言って部屋を出て行った。



ぼくがソファーに座るとチャンミンも隣に座ってぼくの右手を両手で握られる…








「ユノ…ありがとう…少し安心しました…」









ホッとした表情で潤ませた目を伏せると、ぼくの肩に額をつけて身体を預けるようにもたれかかってきた…









「チャンミンは何も責任感じる必要ないからね?

もともとはぼくとホジュンヒョンの問題なのにこんなことになって…グクデにも悪くてさ…

でも、お店はどうにか再開させるから心配するなよ?」








「ユノ…

こうやって今までもホジュンさんのことちゃんとユノに相談すればこんなことにならなかったのかな…」






チャンミンはぼくのことを思って相談できなかったってわかってる。



だからそのことで後悔して悩まないで欲しい…









「チャンミンはその時はぼくにとってそれがベストだと思ったんだろ?

だから間違ってたなんて思わなくていいよ。

今、こうして一緒にいられるんだし。」









「ありがとう…」









「いいんだよ。

でも、これからは全てぼくに任せて…

チャンミンはただこうやってぼくの隣にいてくれればそれでいいから…

だからもう何があっても絶対に離れないで?

それだけは約束して?」








「はい…約束します…絶対に離れません…」









肩を抱くように抱きしめ立ち上がり、部屋を後にした…










着替え終わったグクデとチャンミンをぼくの車に乗せて以前チャンミンと行ったうちの経営するフレンチレストランへ向かう…




エレベーターを降りて店の入り口までくるといつものように店長のキムさんが出迎えてくれた。








「キムさん、久しぶりです。」








「………………」









キムさんがグクデを見て言葉を無くしている…




これだけ似てると驚くのは無理もない。









「あ…似てるでしょ?

ぼくも初めて見た時はびっくりしたんだけどね。」








「あ……はい。失礼いたしました。

ユンホ君、チャンミン君、お久しぶりです。

この方がここで働きたいというヨ・グクデさんですか?」








グクデは一歩前に出て








「はじめまして。お世話になります、ヨ・グクデと申します。」







「このレストランの店長を務めさせて頂いているキムと申します。」








お互いを挨拶を交わしたところで…








「じゃあ、キムさんよろしく頼みます。

ぼく達は帰りますから。」








「お食事はなさらないのですか?」









「今日はグクデを紹介しに来ただけなので。

また改めてチャンミンと来ます。」









「そうですか。ではまたお待ちしています。

チャンミン君もまたいらして下さいね。」









キムさんに見送られてエレベーターを降りた




チャンミンと地下駐車場に戻って車に乗るとチャンミンが溜息をついた。









「チャンミン、疲れた?」









「いえ…ぼくもバイト探さないと…って思って…」








「またカフェでバイトすればいいよ。ドンへに頼んでみるから。」








「駄目ですよ。人足りてるって言ってましたよね?

この間、キュヒョンがやってる家庭教師のバイトで人が足りないからって誘われたんです。

だから…」








「駄目!絶対に駄目。」








「なっ…」








「部屋に2人きりとか、危ない!」








「危ないって…相手は中学生か高校生ですよ?

何を…んんっ…」








覆いかぶさるようにいきなり唇を奪う…




こんなことされたらきっとチャンミン逃げられないし…








「ほら…こんなふうにいきなりキスされちゃうかもしれないだろ?」









あぁ…真っ赤になって大きな目で周りをキョロキョロしちゃって!




可愛いなぁ…




あ〜〜駄目駄目!家庭教師は絶対に駄目だ!









「もう…そんなことされませんよっ!

ユノ、変なふうに考えすぎです!」









「とにかく駄…」









目線を前に戻すと遠目によく知っている姿が見えた…








「ユノ?」









「ホジュンヒョンだ!」









「えっ?」









向かいの車を挟んだ向こう側にヒョンがいた…



一緒にいる若い男は秘書?それとも…




そして真っ赤な派手なスポーツカーに2人で乗り込んだ。









「チャンミンはここから地下鉄で帰ってくれる?

ぼくは後を追うからっ!」









「ぼくも行きます!」








「ごめん…1人で行くよ。

ヒョンにはもうチャンミンを会わせたくない。」









「わかりました。ユノ、気をつけて…」








チャンミンはそう言うとそっとバレないように屈みながら車の外に出た。




ぼくは気付かれないようにヒョンの車の後を追った……















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プロフィール

こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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