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木枯らしの届く頃に 〜いつまでも〜 あとがき





こんにちは!Monakoです。



「木枯らしの届く頃に 〜いつまでも〜 」は
いかがでしたか?

この作品は

日本デビュー11周年記念企画
『TVXQ 11th Anniversary』

のイベント参加作品となりました。

主催者のはむ太郎様、(tottoko SPACE)、雪逢様(Love Bomb)、素敵な企画ありがとうございました。

紫苑様(苺な彼とビールな僕)が声をかけて下さって、参加させて頂くことになりました♡

いつもマイペースにポチポチ書いてる私ですが、今回初めて企画物に参加するとなって、勝手に過剰な
プレッシャーで、「どうしよ、どうしよ、書けるかなぁ〜〜」と1人であわあわしてましたσ(^_^;)

「過去作品の今を書く」とのことで、私…そういえば3作品しか種類ない〜〜ってことに今更気がついたりして…

で、1番現在どうなってるの?と思った作品が「木枯らしの届く頃に」でした。

はじめて書いた短編物で、上手く伝わらない部分もあったと思いますし、チャンミンサイドしかないので、ユノは一体どういうつもりで離れたの?って思っている方もいらっしゃるかと思い、ユノサイド書こう!という運びとなりました。

しかし…やっぱり短編って難しいですね…

はじめは前編、後編を予定していたのに、2話じゃ収まりきれなくて前編、中編、後編にしたのですが、後編、やけに長くなっちゃって…。

本当はもうちょっと最後のイチャコラ、チャンミンの甘えっぷりとか書きたかったんですけどね…
それはまた機会があれば…。

トップのイメージ写真、いつも作らないのですが、11周年記念のお祝いだから作ってみよう!なんて思って気軽に木枯らしの本編の画像を作って下さったうさこさんに相談しましたら、私の出来ないっぷりになんだかんだとほとんどやって下さいました!

ありがとうございました♡

そして、27日には2人からお手紙が!
もうテンション上がりました〜〜*\(^o^)/*

チャンミンはユノへの愛の毒舌を忘れてないし、ユノはチャンミン言ってしっかり腐らせてくれましたね♡

ユノ、チャンミン、2人を愛する作家さん、読んで下さるたくさんの方々のお陰で楽しい数日間を過ごすことができました。感謝、感謝です。

後1年と数ヶ月、2人が完全体となって活動再開するまで、こうして楽しく待っていられたらいいなと思います。


次は72000拍手記念リクエスト作品を予定しています。

少しお休み頂きますが、5月中には更新できたらと思っていますので、また是非読みに来て頂けたら嬉しいです。(o^^o)

それでは、最後まで読んで下さって本当にありがとうございました。









(君のいない〜家庭教師編、最終話よりコメント下さった方々、やっとコメントのお返事できました。遅くなってすみません。また是非コメントして頂けたら嬉しいです。)


企画の参加者様(ブログ名50音順)

★あ

AMORE:さんちゅさま
sanchu3n.blog.fc2.com

苺な彼とビールな僕:紫苑☆さま
yukision.blog.fc2.com

With love...TVXQ:あゆさま
0206shin.blog.fc2.com

Epilogue~君に降る星~:tukiさま
maxchamichami.blog.fc2.com

★か

Colorful:あらたさま
sunshine0206.blog.fc2.com

cuteミンホ:motokoさま
s.ameblo.jp/morry0731/
※アメンバー限定記事となっております

くる*くるり 東方神起小説〜:ami-kieさま
ameblo.jp/ami-kie/

★さ

Sweet Two,Too Sweet!:yumaさま
yumalovestvxq.blog.fc2.com

★た

TVXQ~Vertigo~:ゆんちゃすみさま
yunchangsumi.blog.fc2.com

DEEP SKY:くるりん@さま
pretzpori.blog.fc2.com

tottoko SPACE:はむ太郎(主催)
tottoko0212185.blog.fc2.com

ドルチェヴィータ:ひろみーなさま
s.ameblo.jp/u-max0212/

★な

なまらMEN恋:サスムさま&ホランイさま
tigerbambi5.blog.fc2.com

ノニッカ ヘンボッケヨ:neneさま
s.ameblo.jp/nenehausu2011/

★は

パラレルホミンワールド:mayuiさま
crazyabout00000.blog.fc2.com

日々是好日。:匿子さま
yunochami1005.blog.fc2.com

Heaven's Day:sakiさま
maxsaki0120.blog.fc2.com

ホミコネ隠れ部屋:じゅりこ。さま
yunmin2618.blog.fc2.com

★ま

★や

ユノwithチャンミンずっと一緒に:Monakoさま
yuncham2618.blog.fc2.com

★ら

Love Bomb:雪逢(主催)
lovebombyukie.blog.fc2.com

★わ






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木枯らしの届く頃に 〜いつまでも〜 後編







日本デビュー11周年記念企画
『TVXQ 11th Anniversary』




※ R18な表現があります。苦手な方はご遠慮下さい。














チャンミンを探しながら夜の街を彷徨っていた…


コンビニを通り過ぎ、会社のビルの前に来ると、2階のオフィスの窓から微かな灯りが見えた。


また誰かデスクライトを消し忘れたか…


いや…もしかして…チャンミン?


この時間、いつもなら俺やドンへが仕事をしている時間帯だ。


俺らがまだいると思ってチャンミンは会社には行かないだろうと思い込んでいた…


今日は俺がSME建設から直帰すると聞いてドンへもテミンと飲みに行くとか言っていたから、もし誰かいるとしたら…


そうであってくれ…


俺はエレベーターも待てずに階段で駆け上がり、鍵の開いていたドアをそっと開けて静かに中を覗き込んだ…


いた…


チャンミンが俺のデスクに突っ伏していた…


キャリーバッグがその横に置いてある…


寝てるのか?


俺はそっと近づこうとして…







「痛っ…」






暗くて足元がよくわからずに置いてあった段ボールに脛をぶつけた…






「だっ…誰?」






チャンミンは俺の声にビックリしたのかガバッと顔を上げた…


デスクライトに照らされた顔にはキラキラと涙の跡が照らされている…


ここで…1人で泣いてたのか?






「チャンミン…探したよ。

そんな荷物持って…どこに行くつもり?」






「ユノヒョン…こっ来ないでっ!」






チャンミンは立ち上がると窓の方まで後ずさった。


俺は構わずゆっくりとチャンミンに近づいていく…







「帰ろう?」







「嫌だっ…ヒョンなんてもう嫌いだっ…」







「俺はチャンミンが好きだよ?」







「嘘だっ…っ…うっ…ぅ…」







震えながら泣くチャンミンを抱きしめると両手で胸をドンドンと殴られて…







「ヒョンのバカッ…っ…嫌いだっ…

僕のことなんてっ…好きじゃない癖にっ…

どうせっ…またあの時みたいにっ…離れようって言う癖にっ…うっ…ぅ…

だからっ…今度は僕からっ…いなくなってっ…

いなくなって…やる…って…思ったのにっ…」







バカとか嫌いだとか言われてるのに、昔の甘えんぼなチャンミンに久々に会えたようで嬉しくてたまらない…







「ごめん…辛い思いさせて…ごめんな…

チャンミン…好きだよ…だからいなくなるな…

ずっと俺の側にいてくれよ…な?」







「ヒョンッ…ユノヒョンッ…っ…」






胸を殴っていた手はゆっくりと俺の背中に回され、俺もチャンミンを包み込むように強く抱きしめた…







「もう絶対に離さないから…絶対に…」












チャンミンが泣き止むのを待って、抱きしめたまましばらくその場で話しをした…


ずっと気になっていたチャンミンのあのよそよそしい態度…


それは、昔みたいに俺に甘えてたらまたあの時みたいに突然離れようって言われるんじゃないかと思って上手く距離を取れなかったらしい…


俺といると駄目になると思われないように、ちゃんとできるところを見せたくて早く資格を取ろうと頑張ったり、入社日ギリギリまで毎日母親に料理を教わって朝、昼、夜とちゃんとしたご飯を作ったり…


ずっと俺の顔色を伺いながらかなり我慢して無理していたんだな…


あの離れた4年間のことが、こんなにもトラウマになっていただなんて…


そして…俺のために…俺といるためにチャンミンは頑張ってくれていたのに全然気づいてやれなかった…



その上、こんな誤解まで…







「この間行った合コンでね、女の子達がヒョンのことかっこいいって…だから紹介してって言われたんだ…

でもね、他の人がヒョンは昔SMEの社員だった時、相当遊んでたからやめた方がいいってその子達に言っててね…」






「えっ?合コンって?チャンミンいつ合コンなんて行ったんだ?」






「えっ…だって…

この前断ろうとしたらヒョンが行けって…

だから…僕のこと…もう恋人だって思ってないんだなって…いらないんだなって思って…

それにヒョンが遊んでたって聞いて…」






「合コンって…この間のあれか?

キュヒョンの奴!俺には飲み会だって言ってたぞ?

合コンだって知ってたら行かせるわけないだろ?

それに、俺、一切遊んでないからな?

開業目指して資格試験と仕事とで本当に遊ぶ暇なんてなかったんだ。

それに、チャンミンとは別れたつもりはなかったし、浮気はしないよ。」







「ホントに?…良かった…」







チャンミンは俺の肩に顔を埋めてぽつりとそう呟いた…


どれだけチャンミンを不安にして無理をさせてたんだろう…


愛しすぎて余計に胸が痛む…






「チャンミン…これからは無理なんかするなよ?

言いたいこと言って前みたいに俺に甘えて欲しい…

離れていた分もわがままいっぱい言っていいんだからな?

これからは全部受け止めてやる…

だからもう、1人で悩むな…」







「いいの?本当に?

離れたいって…もう言わない?」







「俺が離れられないんだよ…チャンミン…」







両手をチャンミンの頬に添えてしばらく見つめ合うと大きな瞳がゆっくりと閉じていった…


それが合図かのようにそっと唇が重なり合うと、チャンミンがぎゅっと俺のシャツを引っ張った…


久々のチャンミンとのキスはあの頃と変わらずたどたどしく俺の舌に絡めてきて…


それが可愛くて余計に煽られて深いキスに変わっていく…


息継ぎが上手くできないのも相変わらずで、すぐに唇を離して息を整える…


昔と違うといえばその妖艶な表情…


何て顔で俺を見るんだよ…






「ヒョン…もっと…キスしたい…」






そんな顔で…こんなところで誘うな…


これ以上したらキスだけで終わらせる自信がない…







「チャンミン…取りあえず家に帰ろう?な?」







「じゃあ…帰ったらいっぱいしてくれる?」







「ああ、4年分してあげるよ。」







「うん!じゃあ早く帰ろ?」







無邪気にそう答えると俺の手を引っ張った。


ホント…可愛いな…キャリーバッグ忘れてるし。





家に帰ると食事をしてる時も隣にピッタリくっついてくるし、ソファーに座っても手を繋いだり、腕にまとわりついたり…


すっかり昔の可愛いチャンミンだ…


さすがにお風呂は1人ずつだったけど…




さっきはいっぱいキスしてって言ってたけど、何となくタイミングが掴めないままテレビを見ていた。


ソファーで俺に寄りかかっているチャンミンはウトウトと今にも寝てしまいそうで…


今日はたくさん泣かせて、いろいろ疲れさせちゃったからな…







「チャンミン、眠いんだろ?そろそろ寝ようか?」







「ん…ヒョンと一緒に寝る…」







そう言って首に腕を回して『連れてって』のおねだりも久しぶりだ…


チャンミンを抱き上げて俺の部屋のベットへと運ぶ…


一緒にベッドに入ると俺にすり寄って胸元に顔を埋めた…






「ヒョンの匂い…好き…安心する…

本当はね…ずっと一緒に寝たかったんだ…

でも…このベッド…大きくて…

他の人と寝てたのかなって思ったら嫌で…」







「これはチャンミンと一緒に寝るために買ったんだよ?

それにさっきも浮気はしてないって言っただろ?

この家のものは全部…俺とチャンミンだけのものだよ。

わかった?」






チャンミンは胸の中でコクっと頷くとゆっくりと上を向いて熱っぽい眼差しで俺を見つめた…






「ヒョン…約束は?

いっぱいキスしてくれるって…」







「ちゃんと覚えてるよ…」







唇から耳、首筋にたくさんキスを落としながらシャツのボタンを外して鎖骨へと降りていく…


たくさんキスするって…そういう意味だよな?


うっとりとした顔をして受け入れてくれているのが何よりの証拠だ…


ボタンを全て外し、シャツをはだけさせて気がついた…


チャンミンの美しく成長した肉体…


あまりの美しさに思わず見惚れてしまった…


以前見た高校生だったチャンミンは細くて白くてそれはそれで綺麗だったけど、大学のダンスサークルで鍛えられた身体は無駄な贅肉など一切ない、美しく波打つ筋肉が男の色気を壮絶に醸し出していた…


顔は可愛いのにこの身体…ギャップが半端ない…


大学で密かにファンクラブができるほどチャンミンは人気があったと後輩に聞いたけど、それも頷ける…


それなのに俺を待っていてくれた…


幸せすぎて、愛おしくて、すべてを愛したくて仕方ない…


チャンミンを再び俺のものにしたい…







「ヒョン?」






「チャンミン…かっこよくなったな…

本当に綺麗だよ…」







「あっ…んっ…」







小さく敏感な胸の突起にキスをして息が上がるまで舌で転がしていると、腰がユラユラと揺れだして可愛くおねだりしはじめた…


無意識なんだろうけどそれがまたそそられる…


ズボンに手をかけながら






「チャンミン…いい?」






そう聞くと早くと言わんばかりにコクコクと頷く…


俺はスルッとズボンとパンツを一気に脱がせて立ち上がったそこに根元からゆっくりとキスをした…






「あっ…ヒョッ…ヒョン…」







全体にキスをして舌でチョロチョロと先を舐め回す…


時々ビクンと身体を震わせ声を漏らす…


一気に口に含むと一際大きな声が上がった…


そのまま口を激しく動かしていると、俺の頭を両手で掴んで引き離そうとして…







「ヒョンッ…ダメッ…もうっ…出ちゃうよぉっ…

ああああっ…っ……」







口にチャンミンの味が広がった…


それを迷わずゴクンと飲み干してクタッとなったチャンミンの膝の裏に手をかけて両足を持ち上げた…






「ヤダッ…そこ…やっ…」






思いっきり脚を広げて蕾にキスをして舌を這わせた…


こじ開けようと舌先でねじ込もうとしても硬く閉じたそこは全く開かない…


安心した…


誰にも触れられていない俺だけの場所だ…


サイドテーブルの引き出しからローションを取り出して掌で温める…


チャンミンがこの家に来る前日に買って来たなんて知ったら引くだろうか。






「ヒョン…痛く…しないでね?

久しぶりだから…怖いよ…」







「わかってるよ。チャンミンは痛がりで怖がりだもんな?」






俺が未熟なせいで初めての時にかなり痛い思いをさせてしまったからなのか、その後もなかなか慣れなくて毎回痛がっていた…


ようやく少し慣れてきた頃に離れてしまったからまた一からやり直しだ…


できるだけ痛くならないようにローションをたっぷりつけてゆっくりと指で慣らしていく…


2本…3本と増やしてもまだ痛いとは言わない…


3本の指を何度何度ももゆっくりと出し入れしていると、チャンミンの昂りから蜜がダラダラと溢れ落ちていく…






「あっ…ヒョン…何か…へん…あぁっ…

中がっ…あっ…っ…」








どうやら中だけで感じてるみたいだ…


見た目が色っぽくなっただけじゃなく身体までいやらしく成長したのだろうか…


ああ…もう限界…早くチャンミンの中に入りたい…


3本の指を抜くと急いで服を脱ぎ捨て、自分の昂りにローションを塗りつけるとチャンミンのそこに押し当てた…







「チャンミン…好きだ…好きだよ…好きだ…」







好きだって何度も繰り返し言いながらゆっくり押し進めていく…







「あっ…ヒョッ…んんっ…はぁっ…苦しっ…」







根元まで押し入れると何とも言えない幸福感と快感にチャンミンを抱きしめた…


キスしようと顔を近づけるとボロボロと涙を流してるのに気がついて…







「チャンミン、ごめん…やっぱり痛いか?」







「うっ…っ…痛い…よぅ…っ…でも…嬉しくて…

ヒョン…っ…好き…大好きっ…もう…僕のヒョンだよね?…」






「そうだよ…昔も今も俺の全てはチャンミンのものだよ…

愛してる…チャンミン…」







「ユノヒョン…僕も…愛してるっ…」


















愛を確かめ合って俺たちは深い眠りについた…


目が覚めるとチャンミンが腕の中でスースーと寝息を立てていた…


幸せな朝だ…


俺は久しぶりに夢を見た…






『ユノ先生…ここがわからないんです…』






『先生…今度一緒に…ゲームしませんか?』







可愛い…出会った頃のチャンミン…







『やだよっ…ユノヒョン…何でっ…

離れるって何?ヒョンと会えなくなるの?』







離れようって言った時のチャンミン…







『ヒョン…ヒョン…会いたかっ…うっ…うぅっ…』








再開した時のチャンミン…








『お世話になります。』








この家に来た時のチャンミン…








『バカッ…ヒョンなんて嫌いだっ…』








怒ったチャンミン…



そして…








『ユノヒョン…愛してるっ…』







昨夜のチャンミン…


いろんなチャンミンが夢の中で俺を奪いあってたんだ…


夢の中まで愛されて…俺って幸せだよな…








「ヒョン…何で笑ってるの?」







いつの間にか目覚めたチャンミンが目を擦りながら俺に擦り寄る…


俺は頭を撫でながら…







「ああ…夢を見たんだ…チャンミンの夢」







「どんな夢?」






「何だっけ?忘れちゃったな…


でも、たくさんのチャンミンがいたよ。」







「何それ?僕は1人だよ?」







「そうだな…チャンミンはこの世に1人だけだよな?

でも、俺の心にはたくさんいるんだよ。」







可愛くて…甘えん坊で…泣き虫で…頑張り屋で…


7年前のチャンミンも今のチャンミンもどれも俺の宝物なんだ…


これからもいろんなチャンミンを見ていたい…


そして…ずっと俺の胸の中にいてくれよ…


いつまでも変わらずに…


いつまでも…














fin…








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木枯らしの届く頃に 〜いつまでも〜 中編





日本デビュー11周年記念企画
『TVXQ 11th Anniversary』















「遅くなってすみません…」








昼の休憩時間はとうに過ぎていた。


走って戻ってきたチャンミンを見れば目を赤く潤ませていて、さっきまで泣いていたんだとすぐに分かった…


俺の前じゃなく、キュヒョンの前で…


泣きたい場所は俺じゃなかったんだと…


慰めてもらいたかったのは俺じゃなかったんだと…


そう思ったら苛立ちを隠せず…








「チャンミン、遅い!

頼んでいた図面はどうなった?」








「あっ…はい…

今、持っていきます!」








声を荒げた俺に驚いたように自分のデスクに行くと、図面をもってきて手渡された…







「駄目だ。こんなんじゃ使えない。

それにここも、ここも、修正頼んだよな?」







「えっ?…あっ!ごめんなさい…すぐやり直し…」







「テミン、これ悪いけど2時間以内に直してくれる?」







「え…いいですけど…」







テミンは俯くチャンミンをちらちら見ながら返事をしてた…







「チャンミン、やる気ないなら今日は帰っていいよ。」






「で…でも…

今日出来上がった図面…僕がキュヒョンに届けるはずじゃ…」






「いいよ、俺が行く。

やる気ない奴いても気が散るから今日はもう帰って家で勉強でもしてたらどう?」







チャンミンの口からキュヒョンという名前が出て、ついキツく言ってしまった。


チャンミンは今にも泣きそうな顔してテミンとドンへにペコッと頭を下げると帰って行った…







「おい…ユノ…今のはちょっと酷くねえか?

お前ら…何かあったのか?」







ドンへがそう言うとテミンも酷いと言わんばかりに首を縦に振っていた。







「何もないよ…」







そう…俺たち…何もないんだよ…















SME建設に持っていく書類が完成し、俺はチャンミンの代わりにそれを渡しにキュヒョンのいる部署へとやってきた。


応接室に通されるともう一人の担当の人が来るまでキュヒョンと2人きりで待つことになってかなり気まずかった…






「あれ?今日…チャンミンが来るんじゃなかったんですか?」






「チャンミンじゃなくて悪かったな…」







キュヒョンはわざとらしく大きなため息をつくと…







「チョンさん…

前から聞きたかったんですけど、チャンミンのこと、どうしたいんですか?」






完全に仕事相手にするような話し方じゃなくなっている俺に、キュヒョンも少しキレ気味にそう話し出した…







「4年も放置して、やっと迎えに来たかと思えば今度はただの従業員兼家政婦ですか?

こんなことならTB建設の内定蹴るって言った時、反対するんだったよ…」







何だって?


TB建設って言ったらSME建設に引けを取らない大手企業だ…







「それ…どういうことだ?

チャンミン…どこも内定取れなかったんじゃ…」







「そう言ってたんですか…あいつらしいな…

チャンミン…あなたの会社で働けるってめちゃくちゃ喜んでたんですよ。

やっと迎えに来てくれたって…

4年間…来るかもわからないあなたからの連絡をずっと待ってたんですよ?

どれだけ辛かったかわかります?

まあ、4年も放置するような人にはわからないでしょうけどね。」







そう言われると俺は何も言えなくなった…


4年も連絡取らなかったのはチャンミンのためだとか言いながら、結局は自分に自信がなかったんだ…


あの頃…俺も自分のことで精一杯で、チャンミンに、会いたいと思いながらも仕事を優先してしまった…


転勤も決まって、遠距離恋愛になってしまったら、チャンミンがもっと自分のことに疎かになるんじゃないか…


そんなチャンミンを受け止めてやる自信がなかったんだ…


中途半端に受け入れたらお互い駄目になる…そう思って一方的にチャンミンから離れた…


だけどチャンミンのことは好きで、手放したくなくて、「別れよう」じゃなくて「離れよう」って言ったんだ…


そう言えば俺から離れないって…チャンミンならきっと待っててくれるんじゃないかって思って…


本当に勝手で卑怯だった…







「さっきだってあなたのせいで泣いてたんですよ。

恋人に戻れないかもしれないって…

ここに呼ばれた理由がわからないって…」







「でも…だったら何で…」







そこで担当者が入ってきてそれ以上は聞けなかった。


図面を渡すだけのはずが、以前提出した図面の解説を求められ、予定より遅くなってしまった…


その上、せっかくだからと次の仕事の打ち合わせも兼ねて飲みに誘われた。


早く帰ってチャンミンと話がしたい…


でも、次の仕事を取るチャンスだというのにここで断わるわけにはいかない…だけど…






「すみません…この後予定がありまして。申し訳ないのですが…」






いつもの俺なら迷わず仕事を優先していただろう…


でも、今帰ってちゃんと話をしないと終わってしまいそうな気がして俺は誘いを断って急いで家に向かった…







「チャンミン!」







玄関に入るなりそう呼んでみたが、真っ暗なリビングにはチャンミンがいる気配はない。


チャンミンの部屋にも、バスルームにも…


家中探してもどこにもいなかった…


まさか…出て行ったのか?


恐る恐るチャンミンの部屋のクローゼットを開けると、キャリーバックと共に衣類や荷物も消えていた…


俺は頭が真っ白になってしばらく空っぽになったクローゼットを眺めていた…


そして…リビングに戻るとダイニングテーブルにいつものように置かれていた夕食を見て、頭を抱えて床にしゃがみ込んだ…





チャンミンが出て行ってしまった…





キュヒョンの言葉を思い出す…






『ただの従業員兼家政婦ですか?』






そんなわけないだろう!…俺はチャンミンが好きで好きでずっと一緒にいたくて…だからここに呼んだんだ…


だけどチャンミンには全く伝わってなかった…


いや…伝えようとしていなかった…


4年前のあの時と同じだ…


忙しいからと仕事を優先してもチャンミンなら離れないだろう…そう自分の都合のいいように考えてチャンミンに甘えていた…


その上、仕事場であんな理不尽な扱いされたらさすがに嫌気がさしたんだろう…


TB建設の内定まで蹴って俺を選んでくれたのに、俺はチャンたミンのために何をしてやった?


ただ俺のエゴでチャンミンの人生をめちゃくちゃにしただけじゃないのか?


だけど…


嫌だ…駄目だ…チャンミンがいなくなるなんて…


俺がチャンミンにしばらく離れようって言った時…チャンミンもこんな気持ちだったのか?


深い深い谷に突き落とされたような…


もう2度と這い上がれないようなこの絶望感…


自分が同じような目にあってようやくわかるなんて…本当に俺って最低だな…




立ち上がり、テーブルの上にあるチャンミンが作った食事を見ると俺の好きなおかずばかりだった…


最後まで俺のこと考えて作ってくれたのかと思うと何だか泣けてきた…


それを手に取った瞬間…


料理が熱い…


出て行ったばっかりなのか?


まだ間に合うかもしれない…


俺は家を飛び出すと駅まで走った。


改札まで辿り着いたけどチャンミンの姿はなかった…もう電車に乗ってしまった?


でも今から電車に乗ったとしても今日のフライトには間に合わないはずだ。


きっと…まだこの街にいる…そう信じたい…


駅から家までの帰り道、チャンミンの入りそうなカフェやレストランを見て回ったり公園も探してみたけど何処にもいない…


キュヒョンにも電話したけど来てないと言われ、逆にチャンミンに何かしたのか?と怒鳴られた…


他に頼る人もいないのに1人でどこへ行った?



チャンミン…頼むから行かないでくれ…





暗い街を彷徨う俺を月だけが明るく照らしていた…


















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木枯らしの届く頃に 〜いつまでも〜 前編





日本デビュー11周年記念企画
『TVXQ 11th Anniversary』



※このお話は「木枯らしが届く頃に」の続編になります。読んでいない方はそちらからお読み下さい。
















朝起きるとテーブルの上にはチャンミンの作ってくれた朝食が並んでいる…


俺はそれを食べてからシャワーを浴びて着替えると、歩いて5分の会社に出かけた…


会社…といっても俺とチャンミンとあと2人だけ。


こんな小さな会社でも勉強しながら死ぬほど働いてやっと手に入れた俺の城…


そこには誰よりも早く来て掃除をしてくれている愛しい人がいた…







「ユノヒョン、おはよう。」







「会社ではユノって言うんじゃなかった?」







「あっ…そうだった…」







大手ゼネコン会社を辞めてまでこの会社を作りたかったのはチャンミン…お前が欲しかったからだ…








「朝はゆっくり俺と一緒に来ればいいって言ってるのに…」







「でも…僕は入社したばっかりだからドンへさんやテミンさんより早く来ないと…」








あの日…大学で数年ぶりに再会してからここに入社するまでの数ヶ月間、チャンミンと会うことはなかった。


ここはチャンミンの地元から飛行機を使うくらい離れていて、会社を立ち上げたばかりで休みがほとんど無い俺は会いに行くことができなかった…


まだ不安定なこの会社の給料での一人暮らしは大変だからと俺のマンションで一緒に住むことを提案し、チャンミンがやっとここにやって来たのは入社の日の前日だった…


もっと早く来て欲しかったけど、簡単に実家に帰れる距離じゃないし、何やらやることがあるとかで結局ギリギリになってしまったみたいだ。


キャリーバック1つで来たチャンミンは深々と頭を下げて「お世話になります。」そう言って家に上がったのはまだ2週間前のこと…


ようやく叶った俺の夢…


これからはずっとチャンミンといられる…


昔のあの頃のように恋人として…そして仕事のパートナーとして…


俺は期待で胸が一杯だった…


だけど…うちに来てからすぐに感じた違和感…


チャンミンはどこか他人行儀な感じであまり俺に近づいて来なかった。


はじめは緊張でもしてるのかと思ったけどそうじゃない…


まるで2人の間に透明な壁があるみたいに…


ここにいるのは『ヒョン、ヒョン』っていつも俺に構ってもらいたくて、甘えてくる幼くて可愛い昔のチャンミンじゃない…


自立した大人に成長した立派な男だ…


そして、誰もが見惚れるほどの美しく艶やかなその姿…


随分変わったな…


あの頃の甘ったれで可愛いチャンミンがいなくなったのかと思うと少し寂しい気もする…


あれから4年も経ってるんだ…変わらないわけがない。


それに、それを望んだのは俺自身だ…


4年も放置しておきながらすぐに昔のような関係に戻れるなんて虫が良すぎたな…


再会した時、泣きながら会いたかったって言って喜んでくれたから勝手に同じ気持ちなんだと思ってしまったけど…


でもいいんだ…これから少しずつ…ゆっくりでいい…


また昔のように俺を好きになってくれたら…


ここに来てくれたってことは、少しは期待してもいいよな?


それに…俺はチャンミンを手放す気はないから…








夜遅くに仕事が終わって家に帰ると、チャンミンが作ってくれた夕食がテーブルの上に俺の分だけ置いてあった。


今日も日を跨いでしまったな…







「チャンミン?入るよ?」







そう言ってチャンミンの部屋のドアを開けると机の上に突っ伏して寝ていた…









「チャンミン…またこんな所で…

ほら、風邪ひくぞ?」








「ん……ユノヒョン……」








寝ぼけたチャンミンは俺の腕に絡まるように捕まってベッドに移動するとすぐに寝息を立てて眠りについた…


この時だけは甘える昔のチャンミンみたいで可愛いくて堪らなくなる…


綺麗な寝顔につい顔を近づけてしまったけど何もせずに離れた…


キスしたい…昔のように抱きしめて眠りたい…


再会してからキスすらしていない…


もちろん寝る時も別々だ…


これじゃあまるでルームシェアの同居人だな…


昔の俺が見たら笑うだろうか…


あの強引さはどこへ行ったのかって。


初めてチャンミンを抱いた時…


あの時は俺も若くて半ば無理やりチャンミンを俺のものにした…


俺があの時我慢していたら、チャンミンは今頃普通の恋愛をしていたのだろうか…


俺と付き合わなければこの業界に進むことなく、自分の好きな仕事をしていたんじゃないか…


そんなことも考えたりした…


だから今は強引なことはしたくない。


チャンミンの気持ちが俺に向くまでは待つって決めたから…





机の上を見れば二級建築士の問題集が何冊も置いてある。


これ…全部やるつもりなのか?


俺はゆっくりでいいって言ったのに、チャンミンはどうしても今年、二級建築士の資格を取りたいらしく、毎晩この調子だ…


何故そんなに急ぐんだ?、…急ぐ必要なんてないのに…


俺も仕事で遅くなるし、チャンミンはいつもこうして眠りに落ちるまで部屋で勉強してる…


これじゃあいつまで経っても昔のような関係に戻れるわけがない…


2人で出かけたり、もっとゆっくりチャンミンと話をする時間が欲しい…


でも今は厳しい…


以前勤めていた会社から外注で入ってきた急ぎの仕事があって、これをとにかく早く終わらせないといけない。


開業したてのこんな小さな会社でも、昔の仲間がこうやって信頼して仕事を回してくれている。


だから絶対に落とせないんだ。


でも、それが終わったら2人で旅行にでも出かけようか…


そして俺の想いの全てを伝えよう…








それから2週間が過ぎて、チャンミンと俺は相変わらず同居人状態だった…


最近変わったことと言えば、前の会社の同僚が仕事の打ち合わせでうちの会社に来た時、新入社員を1人連れてきた。


チョ・ギュヒョンと名乗るその男はチャンミンと同じ大学の同期でかなり仲が良かったらしく、再会を喜んでいた。


チャンミンとキュヒョンは会社が近いこともあって、たまに一緒にお昼を食べに行くようになった。







「ユノヒョン…っじゃなくて、ユノさん。

キュヒョンとお昼を食べに行ってきますね。」








「ああ、わかった。」








それにしてもすごい偶然だ…


俺が昔働いていたSME建設はこの国でトップ3に入る大手企業…


いたるところに支社があるって言うのに仲の良かった大学の同期の友人がお昼を食べに行けるような近さにいるとか…


あの頃、チャンミンは俺と同じ会社に入って一緒に働きたいってずっと言っていた…


もし俺がまだあそこで働いていて、チャンミンがあの会社に入れたとしても、あちこちに支社があるから一緒に働ける可能性はほとんどないといってもいいくらいだ…


万が一同じ部署になったとしてもいつ転勤になってもおかしくない…


いつか自分の会社を持ちたいと漠然と考えてはいたけど、チャンミンとずっと一緒いるために俺は無理をしてでも早くこの会社を作りたかったんだ…


でも、大手の建設会社に内定をもらっていたらきっとここには来なかっただろうな。


だけど、チャンミンはどこからも内定をもらえなかった。


だからここに来てくれたのかもしれない…


それでもいい…


誰も知り合いがいないこの地に俺だけを頼って来てくれた…


それだけで本当に嬉しかったんだ…


でも、俺以外知り合いも友達もいないなんて寂しいだろうから、チャンミンの仲の良かった友達が近くにいたことが俺も嬉しかった。


友達や知り合いは大切だ。特に同じ業界なら尚更…


最近ちょくちょくキュヒョンとお昼を食べに行くチャンミンを見て、良かったな…と単純に思っていた。


キュヒョンの所に書類を届けに行くのもチャンミンに行かせたり、飲み会に誘われて躊躇している時も、社会勉強だよ?って行くように勧めたりもした…


でも、それはすぐに後悔することになったんだ…



俺はチャンミンが作った弁当を食べ終わるとタバコを切らしているのに気がついて近くのコンビニへと向かった…


コンビニの横の路地に目をやるとそこにはチャンミンとキュヒョンの姿が見えた…


俯いているチャンミンをキュヒョンはそっと抱きしめている…


俺は一瞬固まってしばらくその様子を眺めていた。


それにキュヒョンはすぐに気がついたけど、ジッと俺を睨みつけるだけだった。


キュヒョンは俺とチャンミンのこと知っているってその目を見てわかった。


挑戦的なその目つき…


あいつもチャンミンが好きなのか?


チャンミンもあいつを?


だから俺に近づこうとしないのか?


もしかして…ここに来たのはあいつがいるって知っていた?


早く資格を取りたいっていうのは、いつでも転職できるように…あいつのいる場所に行けるようにするためだったとしたら…


そうなのか?チャンミン…


俺はお前にとってなんなんだ?


ただの懐かしいヒョンなだけだったのか?





もう…手遅れなのか…?





俺は2人に背を向けると、タバコも買わずに会社に戻った…















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君のいない夜 〜家庭教師編〜 あとがき







こんにちは。Monakoです(o^^o)


君のいない夜 〜家庭教師編〜 が終わりましたが、皆さん、いかがでしたか?


ヒチョルのファンの方、悪者にしちゃってゴメンなさい(>_<)


このお話は、今までろくな人に出会わなくて恋愛を諦めていたヒチョル君がチャンミンに出会って幸せな、前向きな恋愛に興味をもっていく…みたいなお話でした。


えっ?薬を盛られてチャンミンが可哀想なただエロい話だった?σ(^_^;)


解釈は人それぞれですので、どちらでも大丈夫です(≧∇≦)

少しでもみなさんが読んで楽しんで頂けていたら嬉しいです♡(o^^o)


そして、ドンへ…やっと春が来たと思ったら…


ドンへファンの方…すみません…


基本、ユノとチャンミンの幸せしか考えてないのでσ(^_^;)

でも、ドンへもテミンとだったら意外と上手くいくんじゃないかな〜〜なんて。(≧∇≦)お話の中でですよ?リアルじゃないですからね。(≧∇≦)


いきなりテミン?って読んでいて??ってなった方は「君がいない夜 70、72」に登場しますので気になったらちらっと覗いて下さいね。


今後の「君がいない夜」の番外編の予定はまだ考えてないのですが、たまにはハラハラドキドキの無い、ずっと2人でイチャコラしてる番外編もいいな〜とは思ってます♡ 需要あるかな?


でもその前にチャンミンのお母さん問題、ドンへ問題がありますよね(≧∇≦)

ドンへ問題はほっといていいかな?笑




そして、たくさんの拍手とポチ、コメントをいつもありがとうございます♡


本当に書く励みになっています♡


正直、自分の文章やストーリーに自信がありません…

そして書くのも遅いし結構多忙なので一回手が止まると復活するのが大変で…


不定期で申し訳ないと思いながらも久々にアップした時にたくさんの拍手やポチをして下さっているのをみると、待っていてくれていたんだな〜〜って凄く嬉しくてまた書く気力が湧いて一気に進んだりします。


単純なので(o^^o)


読んで下さる方がいるうちはゆっくりですが書いていきますので、これからもよろしくお願いします。



今後の予定ですが、今月中に番外編のSSをアップする予定です。


そのあとは5月中に「72000拍手記念 」のお話をアップします。


何で72000回記念?って思われてる方いますよね。


TMIEコンの日産スタジアムの観客動員数なので勝手に記念にしちゃいました。


拍手の数字だけだと漠然としかわからないんですが、あのレッドオーシャンの数の拍手を頂けたと思うと実感が湧いて嬉しくなるんです♡


お話の内容は仲良くさせて頂いている読者のうさこさんからのリクエストです。


まだリクエスト内容貰ってないので内容は私もわかりません(o^^o)どんな設定なのか私も楽しみです♡


そのあとに新しいお話を書く予定です。


アップ前にお知らせしますので是非読みに来て下さいね*\(^o^)/*






それでは、「君のいない夜〜家庭教師編〜」を最後まで読んで下さってありがとうございました♡


また近いうちに…










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君のいない夜 〜家庭教師編〜 34 最終話










C side











電話の音で目が覚めた…


暗闇の中…眠くて朦朧としながら電話の音がする方を手で探ると枕のすぐ横に携帯電話があった。








「はい…シム・チャンミンです…

あっ、はい。お疲れ様です…」








家庭教師の事務所からの電話で、今日でもうヒチョル君の受け持ちは終わりになると知らされた。


これからは塾に通うことにしたと…


決してぼくの教え方が悪かった訳ではないとちゃんとフォローまで入れてくれていたようだ…


こんな形で終わるのは残念だけど、内心ホッとした…


電話を切るとルームライトをつけた。


身体が物凄く怠い…


特に腰が鉛のようだ…


ぼんやりとした記憶が徐々に鮮明になっていくと、もう恥ずかしさに死にたくなった…


あんなことやこんなこと…


薬のせいだとしてもあんな言葉を自分で言ったなんて…それも何度も…


だって…身体中が疼いておかしくなりそうだったんだ…


ユノはどう思っただろう…はぁ…もう恥ずかしい…


そういえば…ユノは?


痛い腰をさすりながら何とか歩いて寝室の扉を開けたけど、リビングは真っ暗でユノがいる形跡はない…


まさか…いや…多分…絶対にそうだ…


ぼくはまたベッドに戻るとユノに電話した。


でも、繋がらない…


どうしようか少し迷ったけど、ヒチョル君に電話をすると…


やっぱり…


ユノがヒチョル君を殴っていた…


薬を勝手に飲ませたり、あんなふうに迫ったり、ぼくだって腹が立たない訳じゃないけど…


殴られたって知ってちょっと可哀相なんて思ってしまった…


きっとユノがぼくの分まで怒ってくれたから、こんなふうに思えるのかもしれない。


家庭教師はもう終わりだけど、いつか医者として、人間的にも立派になったヒチョル君に会えたらいいなって、そう思う。


もちろんユノと一緒に…










「あれ?チャンミン起きてたの?」







ユノが帰ってきて寝室に入ってきた…







「あ…うん…さっき家庭教師の事務所から電話があって起きちゃって…」







恥ずかしくてまともにユノを見ることができなくて、ぼくはそう答えながらタオルケットを頭にかぶった…








「ん?まだ体調悪いの?」







ぼくのすぐ横にユノが座って頭にかぶっていたタオルケットをめくった…


手で顔を隠しているぼくの髪を撫でながら…







「チャンミン、恥ずかしがってるの?」







「だって…あんなこと…

ユノ…ごめんなさい…無茶いっぱい言って…」







「ぼくは最高に可愛くてエロいチャンミンが見られて嬉しかったよ?

薬のせいじゃなきゃもっと良かったんだけどね。」







そっと目を開けるとユノが優しい目をして見つめていた…


ぼくは頭を撫でてる手を握ると起きあがってユノの顔を覗き込みながら…








「手…痛かったでしょ?

ぼくのせいでユノの優しい手が人を殴ることに使われるなんて…

本当にごめんなさい…」







左手の甲を指でなぞって腫れてないか確認していると…








「殴ったって…何で知ってるの?」







「起きたらユノがいなかったから電話したけど出ないし、もしかしてと思ってヒチョル君に電話したら…」







「何で電話なんかっ…

あ〜〜っ!もうっ!チャンミン!」







ユノはギュッとぼくを抱きしめた…







「ユノ?」







「ぼくはあと何回チャンミンにヒヤヒヤさせられるんだ?

何でこんな大変な子好きになっちゃったんだろうな…」







「大変な子って…」







「部屋に閉じ込めて誰にも会わせないでぼくだけのものにしたい…」







「ユノ…怖いです…」







「それくらいチャンミンが好きなんだよ。

心配しすぎてもう禿げそうだよ…」







「ふふっ…ユノなら禿げても好きですよ?」







「チャンミンも禿げても…好きだよ…」








笑いあって、見つめ合って同時にキスをした…


また沢山ユノに心配をかけちゃったけど、ぼくだってユノを閉じ込めてずっとぼくだけのものにしたいってそう思ってるよ?


ふふっ…でも、禿げるのは嫌だな…


だってユノに髪の毛をふわふわと撫でられるのが好きだから…




その日の夜は甘いキスと甘い会話だけの甘い甘い夜になった…















その1週間後…












「チャンミン、ユノは?」







「今、車を駐車場から出して来るって…

すぐに来ますよ。」








「そうか。

チャンミン、これサンドウィッチな?

飲み物も持ってくだろ?」








「あ、はい。ありがとうございます。」








ぼくとユノはこれから春川の実家に車で向かうところだ。


ドンへさんから行く前に店に寄れって言われて、時間がないからユノはすぐに行けるように車を店の前に回してくるって駐車場へ行ってしまった。


ドンへさんが店に寄れってしつこく言ってきたのはサンドウィッチや飲み物を持たせるためだけじゃない。


本当の目的は…







「ドンへさん、こんにちは♡」






「いらっしゃい。こっちに座って?

こいつが前に話したチャンミン。」








「こんにちは…シム・チャンミンです。」







「こんにちは♡」








「今、飲み物持ってくるから待っててな?」







目の前に座った清楚で可愛い子はドンへさんの彼女…


先週のデートから毎日電話して、時間があればこうしてカフェに来てくれるらしい。


昨日、ドンへさんから告白して付き合うことになって、もうキスも済ませたとか…


そんな詳しく言わなくてもいいのに、ユノが言うには、付き合ったのが久々過ぎて完全に舞い上がってるみたい。


今日もぼくら2人に早く会わせて自慢したかったんだろうな。


ドンへさんの幸せオーラが半端ないよ…


そんな上機嫌なドンへさんが厨房へ行くのを目で追っていると…







「ね?チャンミン君だよね?久しぶり!

まさかドンへさんの友達だったなんて!凄い偶然!」







「え…?」







前に会ったっけ?全く記憶が無いんだけど…







「忘れちゃった?

あっ!こんな女の子みたいな格好してるしね。

ほら、ずっと前にシウォンさんの行きつけのお店で一緒に飲んだでしょ?僕だよ、テミン。」








「えっ?……あっ!…ええっ〜〜!!」








あまりに驚いてつい大きな声が出てしまった。


あの時は男の格好していたのに、それでも綺麗で可愛かったから、女装をしたらその辺の女の子より全然可愛い…


でもまさかドンへさんが男と付き合うなんて…








「ちょっと!静かに!

ドンへさん、ぼくのこと初めから女の子だと思って誘ってきたからさ、どうしてもデートしたくて女の子のフリしちゃったんだけど、今更言えなくて…

だから内緒ね?」







「でっ…でも…そんなの…」







「そのうちちゃんと自分から話すからさ。」







「だけど…」







「チャンミン、その子がドンへの彼女?」







ユノがやってきてぼくの隣に座った。







「あっ、ユノさんですよね?

本当だ!前にチャンミンが世界一素敵って言ってた通り、モデルさんみたい!」







「前にって…チャンミン、前に会ったことあるの?」






「あ…うん…あったような…ないような…」







なんて、言葉を濁していると…







「おっ!ユノ来たか!

この子が俺の彼女のテミンちゃん。

可愛いだろ?」








「ヤダ〜〜♡ドンへさん、可愛いだなんて♡」







「ドンへ、良かったな。こんな可愛い子が恋人になってくれてさ。」







「だろ?

俺、テミンちゃんに出会うために生まれてきたのかも!」








ツライ…ああ…もう見てられない…








「あのっ!

そろそろ行かないと花火大会に間に合わないからっ!ね?ユノ?」







「ああ…そうだな…じゃあ、テミンさん、ドンへをよろしくな?

チャンミン行こうか?」









「う…うん…」







はぁ…


テミンさんは席を立ったぼくに向かって周りにわらないようにウィンクしてるし…


これって、騙してるって言わないのかな?


内緒にしてるぼくも共犯?


どうしよう…本当に黙ってていいのかな…


ドンへさんから渡されたサンドウィッチと飲み物を持って車に乗り込むと…








「チャンミン、シートベルト!」







「あっ…ありがとう…」







サンドウィッチと飲み物を抱えたままのぼくにユノがシートベルトをしてくれた。


車が走り出すといつものように空いてる右手でぼくの手を握って…







「チャンミン…もしかして…嫉妬したの?」







「へ?」







「カフェからずっと表情が暗いよ?

それって、ぼくがさっきドンへの彼女のこと、可愛いって褒めたからだろ?

心配しなくていいよ?俺にとってはチャンミンが誰よりも可愛いんだからな?」







呑気にニヤニヤとそんなこと言ってるユノに真実を告げてもいいのだろうか…







「あっ…そういえば…

チャンミン…あの子に前に会ったことあるのか?」








「あ…はい…昔…」








「いつ?どこで?何で?」








今度は面白くないって顔して嫉妬してるし…


ああっ!もうやっぱり1人じゃ抱えきれないっ!








「違うんです…実はね…」










ユノは予想通りに驚いて、ぼくはため息をついた。


2人でドンへさんのことどうしようかって心配したけど、最後にユノは…


『愛があれば大丈夫なんじゃないか?ぼくたちみたいに…』


なんて言っていた…


うん、そうだね。愛があれば大丈夫…


今日もうちの母にぼく達のこと話すのは正直すごく怖いけど、ユノがいてくれるから…ユノの愛があるからこんなにも落ちついていられるんだ…


ぼくはいつもユノの深い愛に守られて、助けられて…







「ユノ…愛してます。」







「なっ何?急に…」







「急じゃないです…いつも想ってます…

でも、何だか今すごく言いたくなって…」







そう言うとユノは急に車を路肩に停めてぼくをぎゅっと抱きしめてキスしてきた…






「運転中にあんまり可愛いこと言うな…

キスしたくなるだろ?」







「ユノ…その度に車停めてたら花火大会間に合いませんよ!」







「だって可愛いチャンミンが悪い…」







「いつもそうやってぼくのせいにっ…あっ!」








「何?………えっ?…あれって…ヒチョル…?」








反対側の歩道をソンミンさんと手を繋いで歩いているヒチョル君を見つけた…


2人とも笑いながら歩いていて幸せそうだ。








「デートだな。」







「デートですね。」








見ていて何だか嬉しくなった…


ヒチョル君は割り切ってるなんて言ってたけど本当はソンミンさんのこと、好きだったんだね…


ただ、寂しくて…信用して裏切られるのが怖かっただけで…


だけど、もうきっと大丈夫だよね…








「やっぱりチャンミンは家庭教師は向いてなかったな。

勉強よりも違うこと教えちゃうから…」







「えっ?」







「いや、何でもないよ。

さぁ、そろそろ行くか。

お母さん心配させちゃうしな?」








「はい…」








そしてまた手を繋いで車を走らせた…


大好きな人と一緒にぼくの生まれ育った母のいるあの街に向かって…













fin










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君のいない夜 〜家庭教師編〜 33












Y side










車を飛ばしてヒチョルの家の前に着くと、インターフォンを押した。


お手伝いさんらしき人が出てヒチョルに用があると言うと、しばらくして家の前の道を駅に向かう途中に公園があるのでそこで待っていて欲しいと言われた。


家で話すよりその方が好都合だ。


今は冷静に話せる自信がない。


ヒチョルの出方次第では怒鳴り散らすかもしれないし…


家族に聞かれたら困るのはヒチョルの方だけど。



言われた通り車で少し走ればすぐに公園があった。


すでに外は真っ暗で公園のベンチの所だけが街頭で照らされていて、そのベンチに腰掛けてしばらくするとヒチョルがやってきた…


暗くて表情がよくわからない。








「ユノさ……っ……」








近づいてきたところでいきなり頬を殴ると、その勢いでヒチョルは後ろにひっくり返るように転んで…







「ってぇ…」








「お前、チャンミンにあんなことしてタダで済むとは思ってないだろ?

殴られることくらいわかっててここに来たんだよな?」







口の中が切れたのか地面に吐いた唾に血が混じっていた。







「いきなり…痛ってえよ…ユノさん…」








「これでも手加減したんだ。

だから歯、折れてないだろ?」








「これで終わり?

もっと…殴らなくていいのかよ…」







そう言いながら服の土をパンパンと払いながら立ち上がった。







「殴りたいけど、これ以上やったらチャンミンに怒られるからな…」







そう話すと一瞬黙り込んで…







「先生は…大丈夫?」








「眠ってるよ。だからお前を殴りに来たんだ。」







「悪かったよ…」







「すぐに謝るくらいならあんなことするなよ!

何で薬なんか飲ませた?

飲ませてそのまま帰るとか、わけわかんねー!

一体チャンミンをどうしたかったんだよ!」







「先生が…欲しかったんだ…

本当は最後までヤルつもりだった。」







「ヒチョルッ!お前…」







思わず胸元を掴みあげた。








「でも無理だった。

先生…ユノさんの名前呼んで大泣きして…

俺、無理やりとかそういう趣味ないから。」







「お前…もう2度とチャンミンに近づくな!

いいか?次チャンミンに会ったら今度は容赦しない。」







「わかってるよ…もう会うつもりない…ってか、あんなことして合わせる顔ないし…

さっき家庭教師の事務所にも電話して断ったよ。

これから塾に行くことにしたからって。」








「わかってるならもういい。」







そう言ってヒチョルから手を離した。


ヒチョルの家庭教師をもうやらなくて済むとわかってホッとした。


絶対に辞めさせようと思っていたから。


合わせる顔が無いって言ってるってことは、少しは悪いことをしたっていう自覚はあるんだな。


結局チャンミンに手を出さなかったのはこいつなりに本気でチャンミンのこと好きだったんだろう。


だからって許せるわけじゃないけど。







「俺さ、ユノさんのことも好きだったよ。

先生とはまた違う意味だけど。」







「チャンミンを狙う奴はみんな嫌いだ。」







「そういうところが好きなんだよね。」







「やめろ。」








「先生がユノさんのこと好きなのって、はじめは外見だけなのかと思ってたけどさ、そうじゃないんだなって…

何で先生は俺じゃ駄目なのかも、よくわかったよ。

こんないい加減な奴だから誰も俺のことなんて好きにならないんだよな。」







苦笑いをしたヒチョルは切れた口の端が痛かったのか少し顔を歪ませながら頬に手をあてた。







「お前にだってちゃんと好きだって言ってくれてる奴いただろ?

ほら…何だっけ…ソンミンさんだったっけ?

あいつ、本気でお前のこと好きだって言ってたし。」







「何で…ユノさんがそんなこと知ってんの?」








「何でかはソンミンさんに聞け。

それとチャンミンと恋人だってお前が嘘ついたこともバレてるからな?

お前の嘘のせいで危うくチャンミンがソンミンさんに殴られそうになったんだぞ!」







「えっ…?ソンミンさんが?」







ヒチョルが口をポカンと開けて驚いている。


確かに…人を殴るようなキャラじゃないもんな。







「お前みたいなヤバイやつ、好きだって言ってくれてるんだ。

少しは真面目に考えてやれよな。」






まるで初耳って顔してる…


ソンミンさんがヒチョルに好きだって言っても信用してくれないって言っていたけど、全く伝わってなかったってことか…






「とにかくお前さ、嘘ついたり薬盛ったりするのやめろよ?

あとは好きになって貰いたいなら変な小細工しないで素直になって真っ直ぐぶつかれよ!

わかったか?じゃあな。」







そう言ってぼくはヒチョルに背を向けて歩きだすと…







「ユノさん…俺…」








名前を呼ぶ声が聞こえたけど、そのまま振り向かずにぼくは公園脇に停めた車に乗ってチャンミンの待つマンションへ向かった…














ヒチョル side










ユノさんに殴られた…


先生から格闘技の有段者だって聞いていたから正直公園に行くまでの間ビビっていた。


もっとボコボコにされるんじゃないかって思っていたのに頬に一発だけ。それもユノさんにしてはかなり手加減してくれた方なんだろうけど…

なんだかんだとユノさんは優しくて面倒見のいいヒョンだったよな…








「痛っ…」







俺は公園の水道で口を濯いでいた。


失恋して殴られて…今日は最悪な日だな…


自業自得なんだけどさ…


ベンチに座ってさっきユノさんに言われたことを思い出していた…


ソンミンさんがユノさんに俺のこと好きって言っていたとか、チャンミンに殴りかかったとか…


何なんだよ…


ソンミンさんとは楽しいだけの関係だと思ってた。


好きだって言われたこともあったけど、よくあるその場かぎりのリップサービス的なものだと…


別れたくないのは身体の相性がいい相手がいなくなるのは困るからだと思ってたし…


ソンミンさんのことをいろいろ思い出しながらモヤモヤした気持ちのまま歩いているといつの間にかソンミンさんの会社の前にいた…


俺、何やってんだろ…


会社の人に見られたくないからっていつも待ち合わせは駅前かカフェだったのに…


その場を立ち去ろうとした時、携帯の着信音がした…


携帯の表示を見ると…








「先生?!」







まさか先生から電話が来るなんて思って無かった…


それもさっきあんなことがあったばっかりなのに…


俺は少し躊躇しながらも電話に出ると…







『ヒチョル君?

ね、ユノ知らない?』







先生はまるで何も無かったかのように話し出した。







「あ…うん…さっき会ったけど…」







『そっか…もしかして…殴られた?』







「一発だけ。」







『ごめんね?痛かったよね?』







「俺が悪いのに…何で先生が謝るの?」







『そうだよね…』







はあ…先生って何でこうなんだろう…


優し過ぎるよ…これじゃあいくらユノさんが心配しても先生の優しさに漬け込むヤツからが後を絶たなそうだ…







「先生…あのさ、家庭教師なんだけど…」







『あっ…うん。それね、さっき事務所から連絡があって…ごめんね?中途半端で辞めることに…』







「だから、それも俺の都合だし。

先生は何も悪くないんだから謝るなよ。

謝られると逆にキツイよ…

俺が悪かったんだからちゃんと言いたいこと言ってくれよ…」







怒って責められた方がまだマシだ…


謝られれば謝られるほど辛くなる…







『じゃあ…1つだけ…言ってもいい?』







1つだけ…やっぱりあのことだよな…


先生からしたら俺に襲われると思って相当怖かったはずだし…








『あのね、ヒチョル君。

ああいう薬ってちゃんと飲む人本人がお医者さんから処方箋をもらって、飲まなきゃいけないんだよ?

ヒチョル君のうちは親がお医者さんだからたくさんお薬があるのかもしれないけど、それを勝手に飲ませたらダメなの!

ヒチョル君はこれからお医者さんになるんだからそれくらいわかってないとね?』








「………………」







言いたいことって…そっち?








『ヒチョル君?』








「ああ…わかった…これからはもう勝手に人には飲ませないよ…」







『うん。わかってくれて良かった。」








「先生…ごめん…」








『うん。』








「でも、先生のこと好きだったのは本当だよ…」








『うん。ありがとう。

でもぼくはユノが好きだから。』








「知ってるよ…」








『ふふっ…そうだよね。』








「先生……今までいろいろありが…」







『あっ!ごめん!ユノが帰って来たから!

ヒチョル君、来年受験頑張るんだよ?

じゃあ、またね!』








「えっ…ああ…えっ?先生?」










切れた…何だこれ…


俺、これで最後だと思ってガラにもなくしんみりしてたのに…


ダメだ…俺、はなっから全く先生に相手にされてなかったんだな…


それも『またね!』って…


先生…わかってんのかな…そんなんじゃまたユノさんに叱られるぞ?


何だか急におかしくなって笑ってしまった。


ホント、しょうもない片思いだったな…


でも、俺にとっては特別な…


最高の家庭教師だったよ…先生…










「何1人で笑ってるの?」







「ソンミンさん…」







目の前にソンミンさんが立っていた…


電話をしていて気全くがつかなかった…







「これ…ユノさんにやられたの?

あの先生にちょっかい出したんだろ?」







殴られて切れた口の横にそっと手をそえられた…







「何でユノさんのこと知ってるの?」







「ユノさんと先生と僕は3人でカフェでお茶した仲だよ。」








「何だよそれ…」








「ヒチョル…もしかしてここで…僕を待ってたの?」








「あ…悪い…会社の前に来たらダメだったよな…

やっぱ俺、帰るわ。」







自分から離れておいて会いに来るとかカッコ悪…


俺はソンミンさんに背を向けると背中から抱きしめられた…








「おいっ…ちょっと…何やってんだよ…

みんな見てる…」








「いいよ…見られても…」








「バカじゃないの?」








「うん…そうだな…

こんな問題児が好きとかさ…」








「それ…本気なのかよ…」








「本気だったら恋人になってくれる?」








「それは……考えとく……」








「よし!じゃあ、今日はまずは夜景デートでもするか!」







「デートって…」







「僕にとってはヒチョルと会う時はいつもデートだったけどな?」








ソンミンさんは俺の手を握って歩き出した…


俺たちもあの2人みたいになれるかはわからないけど…


少なくとも前のような関係には戻りたくないって思ってる…


これからは先生と出会う以前よりも少しだけ前を向いていられる気がした…

















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君のいない夜 〜家庭教師編〜 32

※ R18な表現があります。苦手な方はご遠慮下さい。









Y side










バスルームの床に座って壁に寄りかかった。


チャンミンは脚の間に座りぼくに凭れかかる…


後ろから胸の突起を弄りながら抜いてやると…







「んっ…はぁっ…ユノ…キスして…」







首を限界まで捻るように後ろを向くチャンミンの唇に優しくキスをすると、ハアハアと荒い息をしながらもキスに夢中になるチャンミンの表情が酷くいやらしい…








「ああっ…もっ…もう…あぁ…」







あっという間に果てて手に白い液体がドロリとかかった。







「気持ちよかった?」







コクコクと可愛く頷く…







「でも…まだっ…」








「ん…わかってる…」









そのまま脚を開かせてヒクついている深い部分に塗り込み指を鎮める…


そこで異変に気がついた…


今日初めてさわったのに柔らかい…








「チャンミン…ここ…自分で解してたの?」








「だっ…だって…ユノのが早く欲しくて…

手が勝手にっ…はぁ……」








いつもなかなか口にしないような言葉がさっきからぽろぽろ出てくる…


薬で理性が吹っ飛んでるんだよな…


本当、もう堪らない…








「そんなに欲しかった?」








「欲しいっ…ユノッ…我慢できなっ…んんっ…」







いきなり腰を浮かせたかと思うとチャンミンの腰にあたっていたぼくのそれを掴んで自分で思い切り突き刺すように腰を鎮めてきた…








「チャッ…うぁっ…っ…」








予想外の急な行動に強い刺激が身体中を走り抜けた…

待ちかねていたからか受け入れたチャンミンの中もヒクヒクと波打つように痙攣して締め付ける…






「…んっ…あっ…はぁぁっ…ユノ…気持ちい…よぉ…」






もう完全に快楽に溺れたチャンミンは激しく腰を上下に動かし出して…







「まっ…待てって!あっ…うわぁっ…くっ…」







あまりにいつもと違うチャンミンの言動や行為に耐えられずすぐに果ててしまった…


情けない…これ、最速記録かも…



チャンミンも動き疲れたのかハアハアと息を切らせながら繋がったまま土下座みたいな格好で床に伏せている…


体制を変えたくてチャンミンの中からズルリと引き抜くと…








「やだっ…抜かないでっ…もっと…もっと奥にっ…欲しっ…」








半泣き気味でお尻を突き出してそんなふうに強請られるとか…


もう…ちょっとこれはヤバ過ぎる…


あまりの卑猥さに一瞬気が遠くなる…


ぼくは薬を飲んだわけじゃないのにまたすぐに硬さを取り戻した…


こんなチャンミン見たらいくらでもできそうだ…







「好きなだけあげるから…ほら、腰あげて?」








膝立ちになってチャンミンの腰を持ち上げ、四つん這いにさせると一番深いところまで一気に打ち込んだ…







「あっあぁっ…っ…あぁ〜〜っ…」







挿れただけで身体をガクガクと痙攣させながらイッてしまったようだ…







「そんなに奥がいいの?」








「いっ…イイょぉっ…はぁっ…もっ…はやくっ…

…もっとっ…いっぱいしてっ…ユノッ…お願っ…」








後ろからされるのは顔が見えないからって言っていつも嫌がるのに今日は嫌がるどころか自分から腰を差し出すとか…


本当はこっちの体制の方が気持ちいいって分かってたんだな…


だけどいつもはその快感よりぼくのことを見て一緒に感じたいってそう思ってくれているんだって思うと愛おしくて仕方ない…


今は何も考えないで好きなだけ感じて欲しい…


最奥まで激しく何度も何度も打ち付けるとチャンミンはずっとイキっぱなしなのか身体をガクガクと痙攣させて激しく喘いでいる…







「ああっ…やっ…やぁ…ユノッ…

怖いっ…怖いっ…んぁっ…あぁぁっ…」








「怖いって?ぼくが?」








「違っ…あっ…あぁっ…

き…気持ち…よすぎてっ……やぁっ…あっ…

こ…怖いよ…っ…」








「止めようか?」








「やっ…やめないでっ…あぁぁぁっ…」








怖いくらい気持ちいいってどんなだろう…


はぁ…そんなこと言われたらもっともっと気持ち良くさせたくなる…


腰の動きはそのままに、ずっと勃ち上りっぱなしのチャンミンのそこも一緒に激しく抜いた…







「だっ…ダメッ…やぁぁっ…無理っ…あぁっ…あぁっ…ぁぁ…」







ダメって言いながらもさっきよりさらに気持ち良さそうだ…


腕に力が入らないようでゆっくりと前に崩れ落ちながらも腰だけは何とか上げていて…


抜いているチャンミンの先からはもう出るものも無いのかイッても何も出て来ない…


ぼくもチャンミンの中でもう何回イッたのか、出るものがあるのかどうかもわからない…


何回果てても気持ちよくて終わりなんてないんじゃないかって錯覚さえしてくる…


このままずっとチャンミンと一緒にドロドロに溶け合って溺れていたい…








「やぁぁぁっ…ユノッ…ユノッ…ユノッ……またっ…

イッちゃっ…ああぁぁぁっーーっ…ユノッ…ユノッ…」








「やばっ…くっ…うぅ…」








名前を何度も呼びながらイッたチャンミンが堪らなくてぼくも一緒にイッてしまった…


今までこうもぶっ続けでしたことないから流石に息が上がって腰の動きを止めた…


すると持ち上げていたチャンミンの腰が急に重くなり、余韻に浸ることなくずるりと抜けてチャンミンはぐったりと床に崩れ落ちた…







「チャンミン?大丈夫?」







頭を抱えるように抱きしめると、あまりの激しさにとうとう失神したのか返事はなかった…


このまましばらく寝ていればきっと薬の効果も切れるだろう…


ぼくは起こさないように身体を綺麗に洗ってあげた。


バスタオルに包んでベッドへ運ぶ…



Tシャツ短パンを着せてふわっとタオルケットをかけると前髪を指で流して額にキスを落とした…


よく眠っている…きっと相当身体に負担がかかってるはずだ…


しばらくは起きないな…


ふと窓の外を見ると夕日が沈みかけていた…








「チャンミン、ゆっくり休んで…

ちょっと出かけてくるよ。」








返事がないのを確認するとぼくは車のキーを握りしめてヒチョルの家に向かった…


















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君のいない夜 〜家庭教師編〜 31

※ R18な表現があります。苦手な方はご遠慮下さい。








Y side










「ユノ〜、聞いてくれよ…」








「あれ?ドンへ、もう来たのか。」








カウンターでバイトのシフト確認をしているとドンへがやってきた。


時間はまだ4時を回ったばかり…


さてはデート…失敗したんだな…








「どうしよう…俺、久々にキタかも…」








「ん?それって…」







「ちょっと来い…」








腕を掴まれ休憩室に連れて行かれた。








「顔も性格も超ドストライクだった!」








「よかったな!

でも、帰ってくるの早くない?」







「今日はこれから予定があるみたいで早く帰っちゃったけどさ、また会う約束したし!」








この間、ここのカフェにきた子がドンへに一目惚れしたらしい。


その子がたまたまドンへの友達と知り合いで、それを聞いたドンへはその友達にその子の写真を携帯で見せてもらったらかなり好みで、それでドンへからデートに誘ったようだ。


こんな幸せそうなドンへは久々に見たよ…


やっと春が来たんだな。









「そっか!じゃあ、俺は上がるよ。お疲れ様!」








「おいユノ!

お前、どんな子だったか?とか、今日は何したんだ?とか、少しは興味示せよっ!」







話したくてウズウズしてるドンへに付き合ってあげたいのはやまやまだけど、一刻も早くチャンミンのことろに行きたい。


まだ家庭教師の時間終わってないし…







「悪い、また明日な?」







そう言って行こうとしたら…








「ちょっと待てよ!」







「しつこい…」







「ひでーな…

違うよ、携帯、ソファーに忘れてるぞ?」







「えっ?」







ポケットに入れたはずの携帯電話がソファーの隅に置いてあった…


あぁ…昼の休憩時間に忘れてったんだな…


携帯を手に取りタップすると着信履歴の表示が出た…


チャンミンからだ…


時間を見れば今から30分前に電話が来たようだ…


30分前って…家庭教師の時間中だろ…


嫌な予感しかしない…


留守番電話の表示が目に入り、急いでタップして耳にあてると…








『ユノ…たすけて…』








苦しそうに涙声でそう訴えるチャンミンの声が聞こえた…


いきなり駆け出したぼくにドンへが何か言っていたけどそんなの聞いてる余裕もなくとにかく急いでエレベーターに乗りこんだ…


最上階に到着するまでの時間が果てしなく長く感じる…


どうか無事でいてくれ…



エレベーターの扉が開き、玄関のドアを乱暴に開けると靴も脱がずに部屋に入った。


リビングには誰もいない…まさか寝室?


そう思うと同時に聞こえてきた水音…


バスルームだ!


リビングからバスルームに行く床にはチャンミンの今日着ていた服が点々と落ちている…


脱がされたのか?


躊躇することなく勢いよくバスルームを開けるとチャンミンが裸で床に倒れていた…







「チャンミン!!」







駆け寄ると上から降り注ぐシャワーの冷たさに驚いた。


ずっとこんな冷たいシャワーを浴びていたのか?


薄目を開けて苦しそうに顔を歪ませてうずくまるように身体を丸めている…


一体何があった?







「こんなに冷えてっ!どうしたんだよ!」







「ユノ…

身体が…熱くて…」







抱き抱えながらシャワーの温度を上げる。


顔を近づけるとハアハアと息が上がっているのがわかった…


それに…


チャンミンは片手でそこを握りしめていた…


今にもイキそうなほど膨張している…


どうしてそんなになってるんだ…







「…ごめん…なさい…」







「何で謝るんだよっ!あいつに何かされたのか?」







「くすりを…飲まされて…身体がおかしくなって…

ユノ…来なくて…苦しくて…辛くて…うっ…うぅ…」







薬…


あいつっ!…チャンミンになんてことを!!



まさか…まさかあいつと…







「…したのか?」








「だって…苦しくて…もう我慢出来なかった…から…っ…ごめんな…さい…っうぅっ…うっ…うっ…」







そんな…


俺はチャンミンをぎゅっと抱きしめた…


サーッと血の気が引いていくのがわかる…


でも…チャンミンのせいじゃない…


あいつと薬のせいだ…


チャンミンは悪くない…


チャンミンは…








「ヒチョル…君が…いっぱいすれば…治るって…

言ってたから…」







「言うなっ!もういいっ!」







もう何も聞きたくない…ショックすぎて頭が変になりそうだ…


チャンミンは悪くない…ちゃんとぼくに電話で助けを呼んだんだ…


すぐに助けに来なかったぼくが悪かったんだ。


チャンミンをあいつと2人きりにしたからっ…


チャンミンは悪くない…悪くない…


何度も頭の中でそう繰り返していないともう心が壊れそうだった…


駄目だ…泣くなっ…チャンミンの前で泣いちゃ駄目だ…







「でもっ…1人でしたけど…治らなくてっ…ずっと苦しくて…うぅっ…うっ……

ユノ…お願い…たすけてっ…」







は?







「1人で…してたの?」







ぼくに抱きついてコクコクと首を縦に振る…







「ヒチョルとは…してないのか?」







「して…ない…っ…ユノとしか…嫌だよっ…

ねえっ…ユノ…早くっ…もう待てないっ…」







チャンミンは半泣き状態で手を震わせながらぼくのベルトをはずそうとしている…


ああ…良かった……


でもあいつ…薬まで飲ませてこんな状態にしたくせになんで何もしないで帰ったんだ?


目的は何だったんだ?







「うぅ…あぁ…」







チャンミンはようやくぼくのズボンの前を開けるとパンツの上から口ではむはむと刺激してきた…


脱がして取り出すまでは出来なかったようだ…


その様子が可愛すぎる上にエロすぎて…


いつも受け身なチャンミンが薬のせいとはいえ、こんな積極的な姿を見せられたら興奮しないわけがない…


よほど辛いのか自分で握りしめて抜きながらとか…


そんな姿…見てるだけでイキそうだよ…


でも、これじゃまるでぼくがヒチョルのやったことを喜んでるみたいじゃないか…


なんか嫌だ…




チャンミンは急に口を離すとされるがままで動こうとしないぼくを見上げていきなりボロボロと泣きだした…







「ううっ…うっ…

こんなぼく…嫌に…なったよね…うっ……

やだよ…ユノに嫌われたくない…っ…」







「違うよ、嫌になんてなってない。」







「ぼくも…こんなのもうやだよ…っ…うぅっ…

苦しいよ…ユノ…たすけて…ううっ…」








ぼくにしがみついて身体を震わせて泣いてる…


そうだ…ヒチョルがどうの言ってる場合じゃない…


このままじゃチャンミンが辛すぎる…








「チャンミン、ぼくが治してあげるから…

大丈夫だから…安心して…」








そう言って服を全部脱ぎ捨てると強く抱きしめてキスをした…

















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君のいない夜 〜家庭教師編〜 30












ヒチョル side










まさか、先生のマンションで授業を受けることになるなんて思わなかった。


嬉しくて超テンション上がって喜んじゃったけど、でも行ってみてすぐにわかった。


俺と先生を2人きりにさせないためだって。


ユノさんには俺が先生のこと好きだって思っているみたいだ。


家には必ずユノさんはいるし、何かと2人の仲を見せつけるようなことをしてくる。


そんなことしたって俺がすぐに諦めるとでも思ってるのかな?ホント笑える。


うちに先生を迎えに来た時やカフェで会ったユノさんの怪訝な様子からして、その後先生と揉めてかなり険悪な雰囲気になってるかと思ってたけど、もう元通りになっているのも面白くない。


とりあえずは油断させるためにもしばらくは先生にはちょっかい出さずにユノさんと仲良くすることにした。


でも、そこで誤算が…


先生は俺がユノさんのこと好きだと勘違いしているようで…


それは態度や口調、顔つきですぐわかった。


俺がユノさんと話しているとこっちを不安そうな顔でジッと睨んでいる…


とはいってもそんな顔しても可愛いだけなんだけど。


好きになってもらいたいのに敵視されても困るんだよな…


でも、まずはユノさんを油断させて2人きりにならないと…


そんな状態が3週間ほど続いたある日、先生が実家の花火大会に行くから家庭教師を休みたいと言ってきた…







『えっ!春川の花火大会?

俺も行きたい!一緒に連れてってよ!』







ユノさんが駄目だって言うに決まってるけど、言うだけ言ってみた。どんな反応するかなって。そしたら…








『花火大会っていうのは口実で、本当の目的はユノと付き合っているってこと、ぼくの母に話して認めてもらうために行くんだ。

だから2人で行きたいから連れて行けないよ。』







先生からキツイ口調でバッサリと切り捨てられた…


いつもの穏やかな先生とは違う…


邪魔するなと言わんばかりのその言い方…


それに…親に認めてもらうとか…何だそれ…



そんな正当なやり方で2人が幸せになろうとしているのかと思ったらイラついた…


わかってるのか?男同士なんだよ?誰も心から祝ってなんてくれるわけない。親なら特にそうだろ?


理解してもらおうだなんて思う前に諦めるのが普通で、認めてもらおうなんてどうしたらそんな前向きになれるんだ?


何でためらうことなくそんなに明るい未来を描けるんだ?



イラつく、イラつく、イラつく…


俺なんて一生親になんか言えないし、言うつもりもない。


誰と付き合ったって相手が男である限りずっと後ろめたい気持ちのまま生きていくんだよ…


でも…


先生となら違うんだろうか…


純粋で綺麗な心を持つ先生となら前向きに堂々と生きていきたくなるのか?


やっぱり俺、先生が欲しい…


何もしないまま諦めたくない。


こんなに人に執着したのは初めてかもしれない。


俺は賭けに出ることにした。


失敗したらきっと2度と会ってはくれないだろうけど、それでもこのまま黙って行かせたくない…


先生が実家に行く前にもう1度家庭教師の日を作ってもらった。


その日に決着をつけよう…


かなりの強行手段だけど時間がないし、普通のやり方じゃあ2人の間には入れないことはこの3週間でよく分かったし。


だからこんな方法しか思いつかなかった。


俺は以前関係のあったうちの病院の研修医からある薬を調達させた。


その薬を先生に飲ませようとアイスコーヒーに入れて持って行った。


ユノさんにはココアに睡眠薬を入れたボトルを持って行ったけど、ユノさんはいなかった。


こんな時に限っていないなんて…


途中で帰ってこられたら困るな…


でも、見られたらそれはそれでいいか。


先生は何の疑いもなくアイスコーヒーを飲み干した。


しばらくすると段々と身体に異変が出てきて…


俺は先生を抱きしめてその身体の異変は俺のことを意識したせいだと思いこませようとした。


俺が無理やりしたって意味がない。そうなればそこで終わってしまうから。


先生が俺を求めてるからとこうなったって事実を作りたかった。


きっと我慢できなくなった先生は俺を求めるはずだから。


薬のせいで判断力が鈍ってしまったのか先生は今起きていることがはっきりと理解できていないように見えた…


普通なら何か飲まされたんじゃないかって疑うような状態なのに本当に人を疑うことを知らないというか何というか…


まあ、こっちにとっては好都合だけど…


椅子から落ちて立ち上がれない先生を抱き上げてソファーへ下ろした。


ジーンズの上からも判るほで完全に勃ち上がっているそれを確認して更に先生に詰め寄る…


先生に跨った俺を退かそうと胸を押してくるけど、力の入らないその手は簡単に頭の上で拘束できた。








『先生も往生際悪いな…

身体はもう今すぐにもしたいって言ってるのにさ。

して欲しいって言って?そうしたらすぐ楽になるよ?

ね?先生…』








そう言うと先生は朦朧として徐々に抵抗する力を無くしていく…


かなり薬が効いているみたいだ…


若い先生にあの薬は少し強力過ぎたかな?


薬のせいでもいいからこのまま俺を受け入れて欲しい…


して欲しいって思って流されてくれたら…


気持ちは今はまだ無くても、少しは情が湧くかもしれないし、自分から求めたって事実に先生も俺のこと真剣に考えてくれるかもしれないし…


それに…先生はまだユノさんしか知らないから執着しているだけなんだよ…


だから俺を知ったらまた気持ちも変わるかもしれない…







「先生…キスしていい?」







顔を近づけて唇ギリギリのところでそう囁くと頭をブンブンと振って抵抗する…


まだ抵抗する気力があるんだ。


そろそろ耐えられなくなるはずなんだけど…








「ほら、こっち向いて?」








片手を頬に当てて上を向かせてそのまま唇を奪おうとすると…







「ちょっと…先生…」








先生は唇を全部口の内側にギュッと隠してるし…







「先生、これじゃあキスできないよ?

ユノさんには内緒にしておくから安心して…」








と、名前を出したのが不味かった…








「ユノ…」








先生は目を見開いて思い出したかのように急に名前を呼ぶと…








「ユノッ…ユノ……うっ…うぅ…わぁぁ……」








「せっ先生?!」








名前を呼びながら大きな声で泣きだした…


参ったな…こういう状況で泣かれるって展開は初めてだよ…








「先生、泣くなよ…」








片手で拘束していた先生の両手を離して抱きしめながら状態を起こして座らせた。


興奮作用もある薬だから軽くパニック状態になってるようだ…


激しく泣き続ける先生を見ていて今更ながら罪悪感に駆られた…


5つも年上だってことを忘れてしまうほどその泣き顔が幼く可愛くて、余計に心が痛くなる…


もしかして俺…かなり酷いことしようとしていた?


今まで出会った奴らはお互い今が良ければいいって流されるだけ流されて、こんな薬で遊んだり、他に彼氏がいたってバレなきゃいいくらいにしか考えてないような奴らだったから…


先生はそういう奴らとは違う…


だから好きになったのに結局俺はそいつらみたいに先生を扱おうとしていた…


こんなんで好きになってもらえる訳がないじゃないか…


今更後悔してももう遅いけど…



抱きしめながら先生の背中をさする…








「先生、ごめん。

もう何もしないから泣き止んでよ…」








「もっ……もう…ユノに嫌われっ…うぅ…っ…」








「そんなことないよ、まだ何にもしてないし。

先生は何も悪くないから。これは全部薬のせいだよ。」








「くっ…くすり?…」








「そう。だから先生の意思じゃないからさ…」








やっと泣き止んだ先生から身体を離した…


先生の身体はますます苦しそうでソファーに項垂れている…


もう限界はとうに超えているだろうによくこれだけ我慢できるな…


本当に先生はユノさんじゃなきゃ駄目なんだな…


俺はキッチンカウンターに置いてあった先生の携帯電話を取りに行き、先生に渡した。







「先生、ごめんな…苦しいだろ?

早くユノさんに電話して楽にしてもらって…」







先生は朦朧としながらも携帯電話をタップした…



















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プロフィール

こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

Monako

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