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Reboot 30

2019.06.12 00:00|Reboot
Reboot 30









〜テファン side〜










「早かったじゃない〜

やだ〜〜可愛い! その子がチャンミン?

入って、入って〜〜」







ドアを開けたのはセジュ

以前、僕の行きつけのゲイバーでバーテンのバイトしていた一回り年上のオネエだ








「セジュさん、もう準備できてるの?」








「だいたい終わったわ。

それより、見て見て!今日の子たち、みんな若くてカッコいいのよ」







セジュはチャンミンの腕を組みながら奥のリビングへと連れていった


広いリビングの真ん中に大きなベッドが置いてある


そしてその周りにはカメラ、証明、いろんな機材に数人のスタッフ…


そう… 今日はここでゲイ向けのAV撮影があるんだ


セジュは数年前にAV監督になったばかりなのに作品の評判が良くてこの世界ではちょっとした有名なAV監督だ


チャンミンはまだ何が何だかんだわからないという感じでセジュの勢いに押されて呆然としている


さらに連れていかれた奥の部屋は控え室のようになっていて、そこに今日の男優が3人ほど待機していた






「紹介するわね、バリタチのソジュ君とドユン君、

こっちがネコちゃんのジフ君よ」








「へえ… なかなかいいじゃん

いつもはイカツイおっさんが混じってたりするのに、今日はやけに若いカッコイイ子を揃えたね」






「今日の作品はね、いつものゲイ向けなだけじゃなくて腐女子でも観られるAVをコンセプトに綺麗で可愛いを前面に押し出した作品にしたいのよ!

だからできるだけ王子的イケメンを揃えたのよ〜〜」






「なんだかよくわからないけど凄そうだね…」






「だけどなかなかこれっていうネコちゃんがいなくてね〜 中世的なカッコいいけど可愛いって子が欲しかったのよ〜

チャンミンはもう理想的な子だわっ!」






それを聞いたジフがチャンミンを睨むようにジロジロ見ながら






「でもさその子、こういう経験あるの?ちゃんとできる?

本当なら僕今日2本撮りの予定だったのにさ…

その子のせいで一本に減らされちゃったんだけど!」






ああ… だからこいつさっきから不満そうな顔してんだ







「ジフ君、ごめんね〜

もちろんジフ君も最高に可愛いんだけどね

テファンが凄い可愛い子連れてくるって言うからついついOKって即答しちゃって…

またすぐ次の仕事回すから、ね?」






セジュがジフをなだめている後ろでいつのまにかチャンミンがソジュとドユンの2人に話しかけられていた







「チャンミン… だっけ?本当に可愛いね

君の相手役のソジュだよ、よろしく」







「ソジュ、いいなぁ〜

俺と代わってくれよ」







「やだね、ドユンはジフがいいってさっき言うから俺がチャンミンの相手役になったんだろ?」






「そうだけどさぁ〜

まさかこんな可愛い子が来るとは思わなかったんだよ〜

ね、チャンミンもソジュより俺と組みたいよな?」






そういってドユンがチャンミンの肩に手を置くとビクッと身体を震わせた






「あの… 僕… ここで何をするんですか?」






「何って…

AV撮影だよ。チャンミンは男優として出てもらうんだけど…」






「AV撮影…って何ですか? 男優って?」






「え… 本当に何も聞いてないの?」






「僕… テファンさんに良いお仕事紹介してくれるって言われて…

その男優ってお仕事って何をするんですか?」







「ソジュ… 何かまずくないか?」







「ああ… まずいよ…

ちょっと! 監督!

この子、今日ここで何するか聞かされてないみたいですよ!」







「ええっ!

テファン、どういうこと?」






みんなが僕を一斉に見た






「説明するの面倒だったからさ、

現場を見ればわかるだろうと思って言わなかっただけだよ」






「見ても全然分かってないみたいだけど」






相手役のソジュが俺を責めるような口ぶりでそう言った


面倒だな… AVとか知らないってなんなの?


売りとかやってたくせに







「いい?チャンミン

ここでこの相手役のソジュとセックスするんだよ

それを撮影して映像を売るの

売りをやっていたチャンミンなら簡単でしょ?」







「… 撮影して売る?」







「そう、チャンミンがヤッてるところを世の中のみんなに観てもらうんだよ、わかった?」







チャンミンの顔がサーッと青くなるのがわかった


やっと理解したか…


セジュがそっとチャンミンの手を握って…







「テファン、この子震えてるじゃない…

うちはこれでもちゃんとした会社なんだから無理やりとかはやらないわよ…」







「もちろん、やるかやらないかはチャンミンが決めればいいし

でもきっと断らないと思うけど」






「チャンミン、テファンに何言われたか知らないけど、嫌ならやらなくてもいいのよ?」







「… 監督さん… この仕事ってお金… たくさん貰えるんですよね?」







「え?… まあ… そうね… ちゃんとできたらもちろんたくさんあげるけど…

でもよく考えて、一旦世の中に出まわっちゃったら取り消すことはできないのよ?

親とか、友達とか、恋人とかにも観られるかもしれないんだから…」







「…………」







チャンミンは黙り込んでしまった


ユノのためとか言ってたけど、所詮チャンミンのユノへの気持ちなんてこんなもんだったか


何だ… つまらない…







「監督、もう予定通り僕の2本撮りでいいじゃん!

まだ始まってもいないのに震えてるような子使えないでしょ?」






ジフがチャンミンの沈黙に痺れを切らしてそう言うと…







「…僕… やります… 」







「でも… 本当にいいの?」







「はい… 監督さん、お願いします…」







結局やるんだ… そんなにユノが好き?


だけどこんな形でユノを助けても捨てられるだけだよ?


何も無かったように付き合えると思ってるの?


思惑通りに事が運んだと言うのに何かイライラする…


何でこんなにスッキリしないんだ?







「じゃあ、とりあえずドユンとジフは撮影の準備して!リハ始めるよ

ソジュとチャンミンは2人の後に撮影だからソジュ、チャンミンに今日の台本見せて流れを軽く教えててくれる?」







「はい、分かりました

チャンミン、向こうの控え室に行こうか?」







「はい…」







チャンミンとソジュが2人で控え室に入って行った



さて… 僕は車で待機してようか


チャンミンがヤッてる姿なんて見てたくないし


全てが終わってこの車に戻って来た時、チャンミンは身体で稼いだお金を持ってどんな顔してユノに会いに行くんだろうね


そしてユノはそれにどう答えるのか…













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Reboot 29

2019.06.11 00:00|Reboot
Reboot 29








〜テファンside〜








マンションの前で車を降りてチャンミンとエントランスに入ろうとすると柱の影からスッと見知った男が出てきた






「よおテファン、遅かったじゃん」






こいつはバーで知り合ってこのマンションで遊んだ男の一人…


名前なんてもう忘れたけど


こいつ、何でいるんだ?


もう来るなって言ったのに…


面倒くさいな… 無視しよう…






「おっと… 無視はないだろ?

その子、今日の相手か?」






はっ?チャンミンのこと言ってんの?


こんな子全然タイプじゃないしあり得ない!






「違うよ!

それより何の用? もう来るなって言ったよね?」






「それ、本気だったんだ」

また気まぐれで言ってんのかと思ったよ

お前がもう遊びはやめたなんて、誰が信じると思う?」





まあ… 自分でもいつまで我慢できるか自信ないけど


でもこうでもしないとユノは僕のことまた好きになってもらえないだろうし

苦渋の選択だよ


それに今はユノのところのホスト通いで暇ないし






「本当にやめたんだって

分かったらもう帰ってくれない?」






「それならさ、そっちの可愛い子でもいいや

俺、超タイプなんだよね

ねえ、これから俺と遊ばない?」






僕の陰に隠れていたチャンミンの手をそいつが引っ張った

あ〜あ… オロオロしちゃって…






「この子はそういう子じゃないんだって!」






仕方なくチャンミンの腕を掴んで引き寄せた


世話がやけるな


掴んだままマンションへと入っていく


エレベーターに乗ると






「テファンさん… ありがとうございます」






「お礼言われるようなことしてないけど?」






「でもさっき、助けてくれたから…」






助けた? ただ面倒でさっさと立ち去りたいだけだったのに


鬱陶しいな






「はぁ…」






ため息をついてエレベーターを降りた


ドアのロックを解除して入るとまっすぐチャンミンを奥の部屋に連れていった






「今日はこの部屋使って


ここにあるもの何使ってもいいから


トイレもあるし、シャワー室もあるからちゃんと浴びてよ」






「こんな豪華な部屋…

僕… 使ってもいいんですか?」







「別に普通の部屋だし…

とにかく、僕はもう寝るから

用がない限りこの部屋から出ないでよ!」






「はい、おやすみなさい」






明日は僕の会社は休みだ


チャンミンを連れて行くにはちょうど良い日


連絡を取ってみたら向こうもチャンミンみたいな子を探しているところだったって


場所がちょっと遠いから早く出かけないと


あの子… あれをみたらどんな顔するだろう


楽しみだ


明日の予定を秘書に伝えてすぐに眠りに落ちた…











「テファン様、おはようございます」







「ん… 」







「朝ごはんの準備が出来ております」







「わかった… 今行く…

先にチャンミン着替えさせて食べさせといて…」






秘書は指定通りに朝早く来て朝ごはんの準備をしていた


チャンミンには新しい服も用意した


あんなヨレヨレのパーカーとジーンズ着姿の奴と一緒に歩きたくないし


何より見た目よくしないとね、な第一印象が大事だ


一応僕の紹介ってことになるわけだから中身はともかく、見た目変な子連れてきたって思われたくないし


リビングに行くとチャンミンが朝ごはんを食べていた


秘書に頼んだチャンミンの服、青い春物のセーターにチノパン… やっとまともになった


席に着いたのにチャンミンはすぐには気がつかずに目の前の朝食をガツガツ食べていた


食べ終わるとようやく







「あっ… テファンさん、おはようございます」







そういえば昨日、仕事帰りに連れ出したからチャンミンは夜ご飯食べてなかったんだった


相当腹が減ってたんだな


僕は昨日ちょっと飲みすぎて胃が気持ち悪いや…







「足りないならこれも食べれば?

なんか食べる気しないし」







僕の分もチャンミンに差し出すと







「いいんですか? ありがとうございます」







そう言ってあっという間にたいらげた


なんか犬みたいだな


それにしてもこの子、何でこんなに警戒心無いんだろう?


自分の立場分かってる?







「ねえ、チャンミンはさ、僕のこと嫌いじゃ無いの?

僕が元カレで今もユノのこと狙ってるのわかるよね?」






「はい… でも…

テファンさん、ユノさんのために僕に仕事紹介してくれるし…

それにいろいろ親切にしてくれるから…」







はっ? 親切?


そんなこといつした?


何か勘違いしてるんじゃない?


仕事を紹介って言ったって、そんなすぐ稼げるような仕事がまともなわけないじゃん…


まあ、そう思ってるなら勝手にそう思ってればいいけどさ… 扱いやすいし


でもなんか調子狂うんだよ…







「騙されてるかもしれないとか思わない?」







「テファンさん… 僕を騙そうとしてるんですか?」







「どうだろ…

僕は仕事を紹介するだけだけど…

それをチャンミンがどう思うかによるかな」







そう、僕は仕事を紹介するだけ


それをやるかやらないかはチャンミン次第だし


強制はしないよ







「シャワー浴びてくる…」







シャワーを浴びて身支度を整えると秘書の運転する車にチャンミンと乗り込んだ


行き先は郊外の別荘地…


今日の仕事場はそこの一軒家でやるらしい


高速道路に乗った頃…







「テファンさん、携帯充電してもらえませんか?」







チャンミンがカバンからゴソゴソと携帯電話をとりだした







「スマホ持ってたんだ」







「はい、バイトしてるお店の店長さんから渡されて…

今日バイトあるから休むって連絡しないと…

でも充電切れちゃってて…」







「かして」







車のアダプターにつけてある充電コードにスマホを繋げて充電すると昨日まだ充電がある時に来たであろうユノからの沢山の着歴があった


きっと今も探してるんだろうな


チャンミンがバイト先に電話をしたらとりあえず無事なのはわかるよね


あまり騒がれても困るからちょうどいいかも


充電が済んだ携帯を返すと早速電話をかけ始めた







「あっ… ヒチョルさん… えっ… あ… はい…

大丈夫です… あの… 今日のバイトはお休みします…

急でごめんなさい… 明日も… えっ?今車に乗ってます…

どこ… かはわかりません… でも大丈夫です…

ユノさんにも大丈夫って伝えて下さい…

ごめんなさい… もう切ります」






相手の怒鳴るような大きな声が聞こえてきた


ユノ、この店長にチャンミンがいなくなったってもう話したんだ


電話を切ったチャンミンは落ち込んだようにガックリとしている







「ユノ、探してるみたいだね

帰りたくなっちゃった?」






チャンミンはしばらく考え込んで







「テファンさん…

今日のお仕事って、いくらもらえるんですか?」







「え… そうだな…

どこまでやるかにもよるけどチャンミンなら100万くらいかな?」







「ひゃ…100万円?」







想像以上の額だったのか驚いていた


そりゃそうか、一日で100万円だもんね







「お金は… 今日貰えるんですか?」







「ん… 普通は後で振り込みとかだけど、早く欲しいなら僕が立て替えてあげるよ」







「本当ですか?」








それ持って早くユノのところに帰りたいんだろうけど、それをユノは受け入れてくれるかな…







「うん、でも結構嫌な仕事だよ?

でもチャンミンなら今までもやったことあるから大丈夫だと思うけどね」







「やったことあるって… それってどんなお仕事なんですか?」







「まあ… それは見て判断してよ

嫌だったら無理にやらなくてもいいし」







「僕… がんばります!」







チャンミンは急に元気になった


100万あったらユノがホストをやめてくれると思ったんだろうけど、ユノのあの様子じゃそんな金額でどうにかなるような額じゃないって感じだったけど…


でも本当、あのユノが何のために借金したのか…


よっぽどのことだとは思うけど全く見当がつかない


チャンミンさえいなくなればユノも意地はらずに僕に頼ってくるはず…


そうしたらすぐにでも助けてあげるのに


ユノには僕しかいないんだから…


早くチャンミンに幻滅して別れちゃえばいいんだ


それがユノのためだよ








「テファン様、着きました」







いつのまにか真新しい綺麗な洋館風の別荘の前に到着していた


周りには何台かの車が停まっている







「降りて」







チャンミンを車から降ろすとキョロキョロしながら僕の後ろをついて来る


玄関の前まで来るとドアが開いた…













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プロフィール

こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

Monako

Author:Monako
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