スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

君のいない夜 〜家庭教師編〜 8

君のいない夜 〜サクラミチ〜 の51話と54話のヒチョルsideのシーンがあります。

忘れてしまった方はそちらから読んで下さいね。











ヒチョル side













「もう夜が明けちゃったじゃん…」









あんな写真送ったからすぐに迎えにくると思っていたのに。


やっぱりあいつの先生への想いはその程度か…



ベッドでスヤスヤと眠る先生の隣で目が覚めた俺は痺れた腕を引き抜いた。


腕枕したのなんて初めてだったけど、朝まではかなりキツイんだな…


俺、いつもしてもらう側だし。



途中で腕が痛くて何度か抜いたりしたけど、もうとっくに薬は抜けてるはずなのに、寝不足だったからか先生は一度も目を覚ますことはなかった。


腕は痺れて痛いし、何も出来なくてかなり拷問だったな…


一緒のベッドで寝て何もしないとか…


俺にとっては異常事態だよ…


一緒にいられるだけで嬉しいとかマジ俺、おかしくなったんじゃないかって思う…


だけどそんなふうに思えることが悪くなかったりするから不思議だ…








「先生…全部あんたのせいだよ…」









先生と初めて会ったあの日から俺は少しづつ変わってきていた…












…………………………………………………













「今から?いいよ?

俺もちょうどそんな気分だったし。

じゃあ、そっちの方に着いたらまた連絡する。」








その日は新しい家庭教師のシム先生が来たせいでテンション上がっていた…


先生が帰るとタイミングよく友達から今から出てこないか?と電話が来た。


友達と言っても向こうは7つ年上のサラリーマンだけど。


こうしてたまに突然連絡が来る。


見た目もなかなかだし一流企業に勤めているから落ち着いていてはめ外さないし。


そして何より相性がいい。


たまにあってそういことをするにはちょうどいい相手。


俺にとってはそういう「友達」だ。


そんな乱れた俺の性癖を知らない純粋そうなシム先生…


ビジュアルは最高。すぐにでも手を出したいくらいだ。


だけど、逃げられたらつまらない。


ゆっくり楽しませてもらわなきゃ。


その時はそんないつもの軽いノリで先生のことを考えていた。









俺は着替えると駅前の待ち合わせ場所に向かって歩いていた。


途中にある公園のベンチにシム先生が座ってる…


何でこんな所に?


肩を落として俯いて…かなり凹んでるように見えた…


俺が声をかけると笑って話してるけど、無理しているのがすぐにわかった。


何か悩みでもあるのか?


しばらく話していると先生の携帯が鳴って電話しだした…


あぁ…わかった。彼女と喧嘩したんだな…


それにしても深刻そうな顔してる…






「先生…もしかして振られたの?」







俺は冗談半分でそう言ったのに…







「振られ…たのかな?」







先生はそう言いながら笑った瞬間、大きな目からポロポロと涙が流れ落ちた…


涙の雫が月明かりを反射してキラキラと輝いて…


男がこんなに綺麗に泣くところを初めて見た…






「……っ………」






俺は反射的に座ったままの先生の頭をふわっと抱きしめた。


俺の胸の奥に小さな火が灯ったように暖かい感情に突き動かされる…


その感情の行方が困難なことはわかっている…


どうせ先生は俺とは違うんだ…


だからその炎もすぐに消えてしまうんだ…







「えっと…ヒチョル君?」







先生は抱きしめた俺にびっくりしているみたいだった。







「先生、行くよ。」







俺は強引に先生の手をひっぱって歩き出した。







「どこに行くの?」







「送ってやるよ。」







「え…でも、もう遅いから…」







「んじゃ、駅まで…」







そう言いながら俺は先生の家に行くつもりでいた。


行ってどうするかなんて考えてなかった。


ただ、今は一緒にいたいって思ったんだ…








「ヒチョル?!」








「あっ…やべ…」








先生に夢中でソンミンさんと駅前で待ち合わせしていたのをすっかり忘れていた。


先生の腕を掴んでいる俺の手をジッと見つめている…






「その人は?」







「あ…今日から俺の家庭教師になった先生だよ。」







「こんばんは、シム・チャンミンです…」







「あ、どうも…イ・ソンミンです…」






2人とも挨拶しあったりして、何だか妙な感じだ…






「ソンミンさん、悪いけどやっぱり今日の約束はパスで!」







「は?」







驚いているソンミンさんを放置して先生と改札へ歩き出した。







「ヒチョル君…いいの?約束してたんじゃ?」







「いいんだよ。気にすんなって。」







それからは何だかんだと帰らせようとする先生を制してマンションまでたどり着いた。


想像とは違った立派なマンション…


どうやら大学の先輩のマンションで自分は居候みたいなものだという…


もしかしたら先輩って彼女で同棲してるとか?


だとしたら会ってみたい!!


先生を本気にさせて泣かせて苦しめる女がどんな奴なのか…


でも、一緒に住んでいたのは「チョン・ユンホ」って男だった…






「チャンミン、その派手な子…誰?」






そう言いながらジロジロと俺を見つめる目が鋭く光る…


そして、俺の紹介をする先生の言葉に更に顔を引きつらせた…


これは…もしかして…もしかするのか?


先生はさっきまでの落ち込んだ姿はもうどこにもなかった。


あいつを見つめる目が蕩けるように甘い…


そして、2人がつけているペア仕様のブレスレット…


俺は確信した…


先生のあの涙の相手はこいつだって…






「んじゃ、俺帰る。先生、またね〜!」






俺は2人に背を向けて歩き出した。


顔がニヤける…こんなことってあるんだ…


先生も俺と同じだった…


そう思った瞬間、胸の奥の小さな火が大きく燃え上がった…








…………………………………………








🎶〜♫〜






「やっと来たか…もう6時過ぎだよ。」






インターフォンのモニターを見て門のロックを開けた。


俺は玄関の扉を開けて待ち構える。


近づいてくるそいつの表情は険しく怒りに満ちていた…


そして…







「チャンミンはどこだ?」






低い静かな声でそう言った…
















ご訪問、ありがとうございます!

ランキングに参加しています!
私のヤル気スイッチの写真を
We are T ! ポチ !っとクリック
お願いします♡⬇︎
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

テーマ:二次創作(BL)
ジャンル:小説・文学

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: コメントありがとうございます♡

よ◯◯ん様

いつもコメントありがとうございます♡

ヒチョル君、今までは受けでもチャンミンにはリバになれるのでは…σ(^_^;)

いやいや、そんなのユノが死んじゃいますからね(>_<)

ソンミンさん、ふられちゃったけどまたでてきますよ〜〜



ゲーム、やってます!はい!全く萌えないですよね!

私はユノとチャンミン両方やっているのですが、ユノの方では自分の名前をチャンミンにして、チャンミンの方はユノにしてます。

ユノの方はなかなかいい感じに腐小説っぽく浸れます。

でも、チャンミンのほうはユノが女っぽい役は合わなくてあんまり浸れません…

24歳のピアニスト志望の設定キツイです!!自分の名前でも浸れるわけないですw

2人が電話するシーン見ましたか?あれ、完全にカップルでしたよwそういうのお願いしますって感じです!

私も完全に腐族です(≧∇≦)
非公開コメント

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

Monako

Author:Monako
FC2ブログへようこそ!

ブログ村ランキング

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
222位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
二次小説
129位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。