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君のいない夜 〜家庭教師編〜 10












C side










「ユノ…ごめんね?

何でかわからないけど凄く眠くなっちゃって…」







「……………」







車に乗ってからユノは一言も話してくれない…


相当怒ってる…


当たり前だよね…


ヒチョル君が連絡してくれてたとはいえ無断外泊みたいなものだし…


それに、終わったらすぐに帰るっていうユノとの約束も破っちゃって…







「昨日はヒチョル君の誕生日で…

だから夜ご飯一緒に食べようって言われて…

終わったらすぐに帰ろうと思ってたんだよ?

だけど…」








「チャンミン、黙って…」







「…………」







そう言われたらもう何も言えなくて、家に帰るまで一言も話さなかった…







家に帰ってもユノは目も合わさずにすぐに自分の部屋に行ってしまって全く話そうとしてくれない…


もうすぐ大学に行かなきゃ行けない時間なのに…


こんな状態で夕方まで会えないのは辛いな…


でも、今は話しができる雰囲気じゃないし…


ぼくは諦めてとりあえず学校へ行く準備をしようとシャワーを浴びた。


タオルで頭を拭きながら出てくると、スポーツバッグを持ったユノがぼくの目の前を通って玄関へ歩いて行った…


ぼくは慌ててユノに駆け寄って腕を掴んだ…







「ユノ?何そのバッグ…どこ行くの?」







「……………」







「ねえっ!ユノっ!何か言って?」







「…無理………だから……」







「えっ?」







「しばらく帰らない…」







「ユノッ??どうして?!

まさか誤解してないよね?ヒチョル君とは何もないよ?

ちゃんと話そう?ね?ユノ?!」







「今はチャンミンと話したくない…

一緒にいられない…」







「ユノッ!!待って!行かないで!ユノ!!」







掴んでいたぼくの手を振り払うように出て行ってしまった…


そんなに許せなかった?


でも…ユノのこと裏切ったりしてないよ?


何で話も聞いてくれないの?


いつもなら怒ってる時でもちゃんと話を聞いたり、まっすぐに不満をぶつけてくるのにこんなふうに避けられたら謝ることもできないよ…







『今はチャンミンと話したくない…

一緒にいられない…』







さっき言われたその言葉を思い出したらブワッと涙が溢れてきた…


話も聞かないでこんなふうに出て行っちゃうなんて…


酷いよ…ユノ……







Tシャツの袖で涙を拭いながら自分の部屋に戻った…


泣いてちゃダメだ…学校行かなきゃ…


今日はユノも学校に行くはずだし、探せば会えるはず…


会ってちゃんと話をしなきゃ…



ぼくは急いで準備を済ませて学校へと向かった…
















キュヒョン side










「よっ!チャンミン、久しぶり!」







大学から帰ろうと校内を歩いていると少し前を歩くチャンミンの姿を見つけた。


後ろ姿だけでもすぐにわかる抜群のスタイルとリュックが落ちそうで落ちないあのなで肩…


ユノさんの両親に認めて貰ったと聞かされてからお互い忙しくてなかなか会う機会がなかったから久しぶりに会えて嬉しくて駆け寄って肩を叩いた。







「キュヒョン…」







俺の方に振り向いたチャンミンの顔が予想に反してどんよりとしてる…


またユノさんと何かあったな…







「今度はユノさんに何されたんだ?」






「えっ?」







「チャンミンがそんな顔する時ってユノさん絡みくらいだろ?ほら、早く話せよ。何か言われたんだろ?」







「何も…」







「は?」







「何も言ってくれなくて…出て行っちゃって…

学校でも会えなくて…キュヒョン、どうしよう……」







「何も言ってくれないって…どういうこと?

チャンミン、ちゃんと始めから話して?」







瞳を潤ませて今にも泣き出しそうなチャンミンと近くのベンチに座ってその涙の経緯を聞くと…






「あ〜〜〜

それはユノさん、ショックだったんだよ。」







「ショック…?

でも、ぼくとヒチョル君とはただ一緒に寝てただけだってユノだってわかってると思うし…

約束破った上に寝ちゃって帰って来なかったから呆れて怒ってるんだと思うんだけど…

だからって出て行くなんてさ…」







「はぁ…チャンミン…

そんなだからユノさんが心配性になっちゃうんだよ…」







「どうして?」







「ん〜じゃあさ、そうだな…

あっ!ほら見て、あの子!」







俺は目の前を歩いていた可愛い女子を見るとチャンミンも目で追った…






「例えば、あの子とユノさんがさ、上半身裸で一晩同じベッドで寝てたらどう思う?」






「そんなの想像したくないよ…」







「ただ隣に寝てるだけだよ?」







「嫌だ…想像したくない。」







「だろ?

それをユノさんはチャンミンとそのヒチョルって子が寝ていた部屋に行ったわけだし…

2人とも上半身裸でいたところを見たら嫌でも肌が触れ合いながら一緒に寝ているところを想像しちゃうだろ?」







「でも、ヒチョル君は男だし…

男のぼくのことなんて何とも思わないよ?」







「それを言うか?

チャンミンは男と恋愛できるだろ?

ユノさんからしたら女が隣に寝てるよりよっぽど心配なんじゃないの?

それにチャンミンは全く自覚がないしな…」






「自覚って?」






「男に興味のない男までもその気にさせる魅力があってことに気が付いてない。

その上隙だらけだし。

ユノさんがあんな心配性になったのはチャンミンのせいだと思うよ?

見ていて本当、気の毒になるよ…」






「気の毒って…

だから…もう嫌になっちゃったってこと?

嫌われたから出て行っちゃったの?」






「ユノさんがチャンミンを嫌いになるわけないと思うけどさ、出て行ったってことは少し離れて考えたいことでもあるんじゃないか?

だからしばらくユノさんの好きにさせてあげたら?

まあ、心配しなくてもすぐ帰って来ると思うけどね。」







「そうかな…」








♫〜♪〜





チャンミンの携帯電話が鳴った。


慌てて携帯を取り出して見ては落胆している…


ユノさんからじゃなかったんだな…わかりやすい。

どうやら相手はヒチョル…


何やら約束させられてる…


電話を切るとため息をついていた。







「何?どうした?」







「なんか、話があるから駅前のカフェに来てって言われちゃって…」






そんなの断ればいいのにって思うけど、チャンミンは優しいから断れないんだよな…








「チャンミン…家庭教師さ…

俺が紹介したからって気を使わないで辞めたかったら辞めていいんだぞ?

何かそのヒチョルって子、家庭教師泣かせで有名でさ。

まさかチャンミンに当たるとは思ってなかったからちょっと心配してたんだよ…」








「ヒチョル君は良い子だよ?

頭も良いから教え甲斐があるし。

でも…今回こんなことになって、ヒチョル君にも迷惑かけちゃったし、ユノも怒らせちゃったし…

やっぱり辞めた方がいいのかなって…

だから今日会ったらヒチョル君に話してみようと思う。」







「そうか。

まあ、いつも家庭教師コロコロ変えるのが好きなヤツみたいだから辞めるって言っても大丈夫だろ。」








「う…うん……たぶん…」








少し不安気な返事をしてチャンミン約束の場所に向った…





しかし…あのユノさんがチャンミンから離れようとしたなんて正直驚いた…


あのストーカーのようなユノさんが…


だから驚いてチャンミンもユノさんのことを優先して辞めようって考えたのか…


あ〜あ…俺が家庭教師を紹介してなければ良かったのか?


ユノさんに恨まれてないかと思ったら少し背筋がゾクッとした…














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プロフィール

こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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