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君のいない夜 〜家庭教師編〜 12












C side










キュヒョンと学校で別れてからぼくはヒチョル君が待っている駅前のカフェに向かった。






『話があるんだ…

お願い…どうしても今話したくて…』







携帯に電話してきたヒチョル君はいつもの強気な話し方とちょっと違って何だか困っているような弱々しい話し方で…


わざわざこっちの駅まで来るなんてどうしたんだろう…


昨日のこともちゃんと謝らなきゃいけないし、今後家庭教師続けられないって話すにはちょうど良いかもしれない…そう思って会う約束はしたけど…


本当ならユノを探しに行きたかった…


でも、キュヒョンが言うように、ユノが自分で帰って来るまでそっとしておいた方がいいのかな…


会えないのは辛いけどユノはぼくといたくないから出て行ったんだし、会いに行っても嫌がられるだけかもしれない…


キュヒョンに言われるまでどうして出て行くほどユノが怒っているのかわからなかった。


もし逆の立場だったらぼくもショックでしばらく普通に話せないかもしれない…


よく考えればわかることなのに…


そんなことをずっと考えながら歩いていると、本屋が見えた。


あ…そういえば…


昨日誕生日って知らなくてプレゼントあげられなかったから…


ぼくはヒチョル君への誕生日プレゼントを買うために本屋へ入って本を買ってからカフェへ行った。


カフェに入るとすぐ窓際にヒチョル君が座っているのが見えた。


ぼくに気がついたヒチョル君は手を上げて







「チャンミン!こっちこっち!」







え…?チャンミンって…名前呼び?それも呼び捨て…


いつも先生って言ってるのに…


不思議に思いながらも近づいて行くと、大きな観葉植物に隠れていたサラリーマン風のスーツを着た男の人がヒチョル君の向かいに座っていてこっちを見ていた…






「チャンミン、俺の隣座って?」






「あ…うん…」






隣に座るといきなり腕を組まれた。






「ほらね?来たでしょ?

これで分かった?

ちゃんと俺、チャンミンと付き合ってるから。」






ヒチョル君がそのサラリーマンにそう話しているけど、何がなんだかわからなくて呆然としていた。


付き合ってるって?何のこと?


ヒチョル君をチラっと見るとふざけているようは見えない…






「そうか…

付き合ってるって本当だったんだな…」







この人…どこかで会ったような…


あっ…思い出した!


初めて家庭教師に行った日に帰りに駅で会ったヒチョル君が待ち合わせしていた人だ。







「あの…もしかして以前駅でお会いしたソンミンさん…ですか?」







「えっ?ああ…はい…

名前、よく覚えていましたね。

ヒチョルから優秀な人だとは聞いてましたが、本当にそのようですね。」







「いえ…そんなことは…」







「あなたは真面目そうで良い人そうだ…

ヒチョルが好きな人になった人があなたみたいな人で安心しました。

じゃあ、僕はこれで…

ヒチョル、元気でな。」







「ソンミンさん、じゃあね。

今までいろいろありがとう〜」






そう言って手を振るヒチョル君に背を向けたままソンミンさんは行ってしまった…






ヒチョル君が好きな人?


一体何の話…?






「ねえ、ヒチョル君…

これって何?付き合ってるとか、好きな人とか…

話が全然分からないんだけど…」






ヒチョル君はソンミンさんがいた向かいの席に移動しながら話し出した。







「先生、合わせてくれてサンキューな。

別れる前に本当に付き合ってるのか確かめたいって言われてさ。

来てくれなかったらどうしようかと思った。」







また先生って呼び方に戻ってる…


って、今はそんなことどうでもいい。


それより別れる前って…?








「ソンミンさんって…ヒチョル君とどんな関係なの?」







「あ…付き合ってたっていうか…

身体だけの関係?みたいな…」







「は?」






ぼくが口をポカンと開けてひどく驚いた顔をしていたからか、ヒチョル君が急に笑い出して…







「そんなに驚かないでよ。

実は俺も先生と同じでさ…男が好きなんだ。」







えっ…ヒチョル君もぼくと同じで恋愛対象が男の人ってこと?


それでソンミンさんとは身体だけの関係って…


それってやっぱり…







「先生、引いちゃった?

ソンミンさんとはゲイの出会い系アプリで知り合ったんだ。

今時そんなの普通だよ?

先生にはユノさんがいてそういうのに縁がないかもしれないけどさ、普通に過ごしていたら同類となんてそうそう出会えるもんじゃないし、ノンケに恋したって無駄だしさ。

そんな出会いの少ない中で本気で好きなヤツなんて簡単に見つからないだろ?

ましてや両想いとかさ…奇跡だよ。」







「だからって…」







じゃあ、あのソンミンさんって人のことは好きじゃないの?


好きでもないのにそういう付き合いを?


ぼくには全く理解できない…







「でも俺さ、初めてスゲー好きな人ができたんだ。

だからソンミンさんと終わりにしようと思って恋人ができたって嘘ついたら信じてくれなくてさ。

恋人と会わせてくれたら諦めるって言われたから先生に来てもらったんだよね。

本当、助かったよ。」







ああ…それであんな困った声で呼び出したのか…







「じゃあ…ヒチョル君はその好きな人とはまだ付き合ってないんだね?」







「あ〜それなんだけどさ、その人恋人いるんだよね…

だから今、俺、人生初の片思い中なんだよ〜」







やっと好きな人ができたのに恋人がいるなんて…







「俺さ、先生が同じだって分った時、スゲー嬉しかったんだよね。

今までそういうこと話せる人まわりにいなかったし…

だからこれからもさ、勉強だけじゃなくて恋愛相談にも乗ってくれる?」







「えっ…」







家庭教師、辞めるって話をしようと思ってたのに…


でも同性が好きなんて相談、誰にでもできるわけじゃないのはよくわかる…


それに何よりせっかく真面目に恋愛しようって思ってるヒチョル君を見守ってあげたいし…


上手くいかないからってまた身体だけの関係を求めて欲しくないから…






「うん…ぼくで良かったら相談にのるよ?

でも恋愛経験はそんなに無いから上手くアドバイスできるかわからないけど…」







「話を聞いてくれるだけで嬉しいからさ。

ありがとう!先生!」






そう言ってテーブルの上に置いていたぼくの手を握ってきた。







「え…////…なっ何?」







「何って…別に手を握っただけだけど。

先生、真っ赤だよ?

まさか俺が同性が好きって分かって意識しちゃった?」






「そ…そんなことないよ。ちょっとビックリして…

ヒチョル君、もう手…離して?」






そう言うと余計にギュッと握られて…


その時…







「チャンミン、何してんの?」







「ユッ…ユノ?!」







いつのまにかすぐ隣には仁王立ちしたユノが物凄い形相で立っていた…















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テーマ:二次創作(BL)
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コメント

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Re: コメントありがとうございます♡

う◯こ様♡

いつもコメントありがとうございます*\(^o^)/*

ユノのストーカー能力は日に日にアップしてますからね!

そのわりに大事な時には鈍感で気がつかないしw

チャンミンも愛されキャラ過ぎて大変ですよねーー(≧∇≦)

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こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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