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君のいない夜 〜家庭教師編〜 23










C side











「指輪は…今日はちょっと…

また今度にしないか?」








「はい…別に今日じゃなくてもいいです…

じゃあ…そろそろ帰りましょうか…」








ぼくは繋いでいた手を離して来た道を歩き出した。


『虫よけ』だなんて、あんなこと言わなきゃ良かった…


恥ずかしいし、断られて悲しいし、これで落ち込んでるなんて思われたらもっと惨めになるから気にしてないって感じに笑顔で歩き出したけど、ちゃんと笑えてただろうか…


やっぱり男同士でペアリングだなんて嫌だったのかな…


指輪で縛ろうなんて重い奴って思われた?


断られたことがかなりショックでつい早足になりユノが後ろから追いかけるようなかたちで近づいて来た…







「チャンミン…!」







「えっ…ちょっ…」







隣にピタッとくっつくように並んだと思ったらぼくの腰に腕を回して歩いてる…


覗き込むその顔は満面の笑み…







「もしかして…嫉妬してくれてたの?」







「ユノッ!近いっ!」







キスされるんじゃないかってくらいくっついてくる…


すれ違う人たちみんな僕たちを見てるしっ!


離れようとしても腰をガッチリ掴まれて離れない…







「チャンミンが嫉妬してくれるなんて、超うれしい〜」







「離れて下さいっ!みんな見てますよっ!」







「いいよ!チャンミンは俺の物って見せつけてやってるんだから!」






そんなこと言っても指輪はしたくないんだよね?


なんだか矛盾してる気がする…だなんて、指輪にこだわる自分が情けなくて急にテンションが一気に下がって黙り込んでしまった…







「ん?チャンミンどうした?」







「何でもないです…」








落ち込んでるぼくとは対照的に楽しそうに笑うユノ…


それが余計にぼくを落ち込ませる…








「あ……もしかして…指輪のこと気にしてる?」







なんだ…わかってるんだ…


わかっててそんなに楽しそうにしてるんだ…


ぼくは返事もせずに下を向いて黙々と歩いていた…


泣きたくないのに勝手に目が潤んで霞んでくる…







「え〜っと…チャンミン?

指輪なんだけど…実はさ…」







「いいんです。気にしないで下さい。

ちょっとしてみたかっただけですから…」







「チャンミン…指輪…してみたかったんだ?」







そう言ってさらにニヤけるユノ…


自分は全く指輪に興味がないかのような言い方につい悔しくなって…







「だから、ちょっとだけですってば!

元々ユノは指輪とか普段しないし、興味ないかなって思ってたから別にいいんです!

それもペアリングだなんてなおさら嫌ですよね。

もうそのことは忘れて下さい…」







つい強い口調で返してしまった…







「違うよ!そうじゃないよ。

実はさ…指輪……もう買っちゃったんだ…」








「えっ…買っちゃった?」








その言葉に足を止めた…


向かい合ってユノを見つめると苦笑いしながら目を逸らして…








「うん…家にあるんだよ…」








嬉しい…と思う前にびっくりした…








「いつ買ったんですか?」








「あ…うん…

うちの親がぼくたちのこと認めてくれたのが嬉しくてその後すぐに注文しちゃったんだ…」








なにそれ…


あまりの不意打ちに驚いたけど後から嬉しさがこみ上げてきた…


それならそうと早く言ってくれれば…


さっきまで落ち込んでいたのはなんだったんだ…









「何で言ってくれなかったんですか?」








「本当はさ…すぐに渡して驚かせようと思ってたんだけど…

やっぱりチャンミンのお母さんにぼくたちのこと認められてから渡そうかなって思ってさ…」







「ユノ…」








「来月、チャンミンの実家の方で花火大会あるだろ?

また一緒に行きたいなって思っててさ…

その時にちゃんとチャンミンのお母さんに挨拶して認めて貰ったらその時に渡そうって思ったんだ。

だからそれまで黙ってるつもりだったんだけど…

まさかチャンミンから指輪買おうって言ってくれるとは思ってなくて…

さっきはちょっと驚いてあんなふうに誤魔化すようなこと言っちゃったけど本当はめちゃくちゃ嬉しかったんだ。」








ちゃんと…母さんのことも考えてくれていたなんて…


ぼくも母さんのことをたまに考えていたんだ…


ユノの親には認められたけど、うちの母さんは何も知らないから…


父が亡くなってからぼくを1人で育ててくれたのに、そんな息子が男と付き合ってるなんて知ったら泣かれるかもしれないなって…


そう思うといつも辛くて後ろめたかった…


でも、ユノとのことは認めてもらいたい…


それにいつまでも黙っているわけにはいかないって思っていたから…






「うちの母は田舎の人だから…きっと反対されると思います…

もしかしたら酷いこと言われるかもしれない…」







「そんなの覚悟してるよ。

それに、ぼくは絶対にチャンミンを諦めるつもりはないから。

認めてもらえるまで何度でも会いに行くからな?

だからチャンミンは安心して。

ぼくの隣にいてくれればそれでいいから。」







「…っ…ユノ……っ…」







「泣くなよ…みんな見てるよ?」








「だって…っ…ぅ……」







ずっと不安に思っていたから、ユノの力強い言葉が嬉しくて涙が出た…


こんな人通りのある街中で泣くなんて恥ずかしいのに涙が止まらなくて…






「ったく!ほら、こっちにおいで?」







腰に回した腕にグッと引かれて大通から人通りの少ない横道に入り、そっと抱きしめられた…







「チャンミンは本当に泣き虫だな…」







俯くぼくの顔を両手で包むように上げて親指で涙を拭う…







「あぁ…もう可愛いなぁ…

な?キスしていい?キスしたい…」







そう言いながらゆっくりと顔が近づいてくる…


ぼくも…キスしたい…


そう言おうとした瞬間…









「シム…チャンミンさんですよね?」








いきなり名前を呼ばれて肩がビクッと震えた…



慌てて声がした方に目を向けるとそこには…



昨日カフェで会ったヒチョル君が付き合っていたソンミンさんが恐い顔をしてぼくを睨みつけていた…

















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テーマ:二次創作(BL)
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コメント

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Re: コメントありがとうございます♡

よ◯◯ゃん様

いつもコメントありがとうございます♡

ユノは指輪どころか首輪つけたいくらいですよね〜(≧∇≦)

結局ラブラブな2人です♡ごちそうさま♡

同僚さんの食い込み状況のその後の情報もまた聞かせて下さいね(≧∇≦)


ユノ、チャミビギスト!私も昨日Twitterで会員カード持ってる2人の写真見ました!

ユノ、会員カード無くしてそう。笑

あっ、チャンミンが管理してくれてるかな?

同じビギストで嬉しいですね!♡
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プロフィール

こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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