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君のいない夜 〜家庭教師編〜 29












C side










「あれ?今日はユノさんいないの?」







入って早々口にした言葉がそれだった。


そんなにユノと会うの楽しみにしていたの?







「うん…今日は朝からカフェの仕事しに行っちゃったから…」








「いつ帰ってくんの?」








「交代の人が来たらなんだけど…何時になるかわからないんだって。」







「ふ〜ん…」








ドンへさん、友達に紹介してもらった子と今日デートするって張り切っていたみたい…


写真しか見てないみたいだけど凄く気に入ったようで…


上手くいったら遅くなるし、駄目だったら早くカフェに来るって言っていたらしいけど…


家庭教師の時間は5時までだから少なくともそれまではドンへさん頑張って欲しいな…


なるべくヒチョル君とユノを会わせたくなくて都合よくそんなこと考えてしまった…


もちろん、ドンへさんの幸せも願ってるけど…







「久しぶりに先生と2人きりになれたね?」







「え…ああ…そうだね…

じゃあ、はじめようか…」








本当はぼくじゃなくてユノと2人きりになりたかったんだよね?


なんて、悶々としながらも授業を進めていった…










「あっ…そうだ、差し入れがあったんだった!

先生、そろそろ休憩にしない?」








授業も中盤に差し掛かった頃、ヒチョル君はカバンからボトルを取り出した。








「これ、家のコーヒー淹れて来たよ。

この間、いつも俺の家で飲むコーヒーが美味いって先生言ってただろ?

冷やしてアイスコーヒーにしてきたから、グラス出してもらえる?」








「あ…うん。

ちょっとまってね。」








グラスに氷を入れて差し出すとそれにボトルから冷たいアイスコーヒーをいれてくれた。


ユノはコーヒー飲めないから、これはわざわざぼくのために持ってきてくれたんだね…


いつもユノと仲良くしているヒチョル君のこと…やだな…なんて思ってごめんね?








「先生、美味しい?」








「うん、凄く美味しいよ。ありがとう。」








夏休み明けにある実力テストに向けてのカリキュラムを確認してそろそろ休憩は終わりかな?って頃に…







「先生、今日はユノさんいないし、久しぶりに恋愛相談にのってもらいたいんだけどな。」







「あ…でも…そろそろ休憩終わりだから…」







ユノとヒチョル君が上手くいくための相談なんてのりたくないからそう言ったのに…







「俺、もうそろそろ待ってられなくなってきてさ…

強硬手段に出ることにしたよ。」







ぼくの言葉をスルーしてそんなことを言い出した…


強硬手段って?どうするつもりなの?








「何する気なの?」








「それはもうすぐわかるよ。」








「ヒチョル君!

何する気か知らないけど…ユノは駄目だよ?!」








「へっ?ユノさん?

あははっ!先生、もしかしてすごい勘違いしてる?

俺の好きな人ってユノさんじゃないけど?」








「えっ?だって……『俺もユノさんと付き合ったら先生みたいに大事にされんのかな?』とか言ってたし…」







「それは、ユノさんは先生だからあんなに大事にしてるのか、それとも付き合った相手にはみんなそうなのかな?って思っただけだし。」







「え?そうなの?だけどヒチョル君は来るとユノとばっかり話したがってるみたいだったから…」







「ああ…だってユノさん話しが面白くて。

あの人、あんなにかっこいいのにちょいちょい天然なんだもんなぁ〜

それに先生と話そうとしてもユノさんすぐに話に入ってきちゃうからさ、結局ユノさんとばっかり話しちゃっただけで。」







「それだけ?

じゃあ…ユノのこと好きじゃないの?」








「違うよ。何その勘違い!超ウケる!」








良かった…ユノじゃなかったんだ…


ホッとして身体の力が抜けていくのがわかる…


興奮したからか熱くなった身体をアイスコーヒーを飲んで冷やそうと一気に飲み干した…


それでもまだ暑くて暑くてエアコンのリモコンで温度を下げた。


それに…何だろう心臓がドキドキしてる…








「先生?どうしたの?」








「ん…なんか、ユノじゃないってわかってホッとして…

だけど…なぜかドキドキしちゃって…」








「先生…それってさ…」








「ヒッヒチョル君??どうしたの?」









ヒチョル君がいきなりぼくを横から抱きしめてきた。







「先生、俺こと好きなんじゃないの?」








「えっ?えっ?何で?どうしてそうなるの?」








耳元でそんなこと言われて急な展開に頭が回らない…


ヒチョル君はぼくの左胸に手を当てて…





「だって、俺と一緒にいてドキドキしてるんでしょ?ほら…こんなに…胸がドキドキ鳴ってる…」








「あっ…」







ヒチョル君の指がシャツの上から微かに胸の突起に擦れて思わず声が…







「ごめん、先生…感じちゃった?」








「ちっ違うっ!」








慌ててそう言ってもヒチョル君はニヤニヤと笑っている…


おかしい…身体がおかしい…


こんなことくらいで…


相手がユノじゃないのに感じて声がでちゃうなんて…







「ヒチョル君、ふざけてないでもう離れて?

勉強しよう…?」







離れようとヒチョル君の腕を掴んでみたけど…あれ?手に力が入らない…


動悸はますます酷くなる…


抱きしめられただけなのに身体の中心に熱が集まっていくような変な感覚に戸惑っていた…


だってヒチョル君のことそういう目で見たことなんてないし、むしろユノが好きなんじゃないかって警戒してたくらいで…







「先生って本当に鈍いんだね?

まだわかんないの?」







「いいからっ…もう離れてってば!」







頭も朦朧としてきて、とにかくヒチョル君と離れなきゃって無い力で腕を掴んで身を捩って腰を引くとズルっと椅子から落っこちてしまった…







「痛っ…」







思いっきり腰を打って凄く痛い…







「先生、大丈夫?」







「あっ…あれ?」







立ち上がろうとしてるのに足が震えて上手く起き上がれない…


腰打ったせい?







「ほら先生、俺に掴まって?」







「ありが…わっ!ちょっと!ヒチョル君!」








「先生、俺よりデカイくせに軽いね!」








差し出されるままその手を握ると、起き上がらせてくれるのかと思えば抱え上げられてソファーの上に寝かされた…


その瞬間、自分の身体の異変に気がついた…


ぼくは急いで横向きになって身体を丸めた。








「ヒチョル君…悪いけど体調悪くなっちゃったから今日はもう終わりにしてもいい?」






ぼくの目の前にしゃがみ込んだヒチョル君は余裕の笑みで顔を覗き込み…







「ね?先生が反応してるのってさ、俺がさっき抱きしめたからだよね?違う?」







見られた…最悪だ…







「違うよっ!これは体調が悪くてっ!…はぁ…はぁ…

だからもう早くっ…帰って!」







「言い訳しなくたっていいよ。

嬉しいな…俺でそんなになってくれるなんて。

やっぱり先生って俺のこと好きだったんだね?」








「だから違うって!…はぁ…はぁ…

ぼくはユノが好きなんだからっ…はぁ…はぁ…」








ユノ以外でこんなふうになるわけないのに…


何で…こんなになってるの?


こんなにしたくて堪らないとか普通じゃない…


ぼく…どうしちゃったの?


息が上がって…苦しくて…熱くて…頭も身体もおかしくなってる…


もう…早く1人になりたい…じゃないと…








「ね?我慢することないよ。

先生がいいなら…俺はいいよ?

俺…先生のことが好きだからさ…」








ヒチョル君はぼくの上に跨ってきた…


好きって何?ヒチョル君の好きな人ってぼく?


もう何が何だかわからない…


とにかく早くどうにかしたくて…








「はぁ…はぁ…やめて…どいて…

お願いだから…はぁ…帰って…」








跨がっているヒチョル君の身体を押しのけるように両手で押しても全くびくともしない…


それどころか押していたぼくの両手を掴んで頭の上にひとまとめにして…








「先生も往生際悪いな…

身体はもう今すぐにもしたいって言ってるのにさ。

して欲しいって言って?そうしたらすぐ楽になるよ?

ね?先生…」









そう言ってゆっくりと顔が近づいてくる…


身体が…言うことをきかない…


痺れるような感覚で力が入らない…


ユノ…どうしよう…ヒチョル君に勘違いされちゃってこんなことに…


違うって言ってるのに…


ぼくの頭と身体がおかしくなっちゃったから…


ユノじゃなきゃ嫌なのにもう何も考えられないよ…



ユノ…



ごめんなさい…
















※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

こんにちは。Monakoです(o^^o)


熊本のみなさま、またその近隣の方々、大丈夫でしょうか?

心配です…(>_<)

そんな時にこんな不穏なお話し上げてすみません…(>_<)

私はショックなことがあるとお話を読んで現実逃避することで元気を貰っていたので、こんなお話しでも読んで一時でも気晴らしができればと…(>_<)


そしてまたチャンミンいじめてごめんなさい…(>_<)



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Re: コメントありがとうございます♡

う◯み様

コメントありがとうございます♡

初めまして!読んでくださって嬉しいです*\(^o^)/*

最後の山場なので気になりますよね〜!

それもヒチョル君、やることが高校生とは思えないし!

チャンミン、いつもいろいろ大変です。

あと少しですので最後までお付き合い下さい(o^^o)

Re: コメントありがとうございます♡

は◯様

コメントありがとうございます♡

お久しぶりです!かなりヤキモキイライラさせちゃってごめんなさい …(>_<)
またチャンミンに試練を与えてしまいました…(~_~;)

はい!大丈夫ですよ!ハピエンです!

やっと山場を迎えましたのであと少しです!

ちょっとお馬鹿な2人を見守ってやって下さい〜(o^^o)

Re: コメントありがとうございます♡

C◯im◯様

いつもコメントありがとうございます♡

チャンミン、やばいことになってます!←私のせいですがσ(^_^;)

ユノは今頃何も知らずに働いて…

ドンへのデートは上手くいったかな?って、興味ないですよね(≧∇≦)

チャンミン、我慢だ!我慢!(≧∇≦)ユノが来るまで〜!

Re: コメントありがとうございます♡

ば◯こ様

コメントありがとうございます♡

初めまして!ですよね?

読んでくださって嬉しいです*\(^o^)/*

「何があったとしても…」って、そうですね!何があっても離れられない2人です!(o^^o)

ユノは嫉妬深いけどチャンミンには甘々ですからね♡

ヒチョルモテるチャンミンのこと好きだからそんなに酷いことは…

もう十分酷いですねσ(^_^;)

でも大丈夫ですので最後までお付き合い下さい〜*\(^o^)/*

Re: コメントありがとうございます♡

よ◯ち◯ん様

いつもコメントありがとうございます♡

私も使ったことないので(笑)実際どうなっちゃうのかわからないですがそんな類の薬です!

ヒチョル君、医者になるってのにそんなことしちゃ駄目ですよねσ(^_^;)


トンペンさん、いませんてましたかぁ〜!
私の子供のクラスにトンペンさんがいるらしいんですよ。
子供が、うちのお母さん、東方神起ばっかり見ててうるさいって言ってる子がクラスにいると…

会ったことないのでわかりませんが、よ◯ち◯ん様のところにも密かに潜伏してますよ!


高身長のイケメン先生ですか!いいですね〜!同じ高さで並んでみたいです!
でも、私の周りにはいないので、お店でマネキン見るとこのくらいかなぁ〜って思ってみてます!大体マネキンって185センチくらいみたいなので。
一体買って顔に写真はりつけて家に置きたい…←ジャマ!(≧∇≦)
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こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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