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君のいない夜 〜家庭教師編〜 30












ヒチョル side










まさか、先生のマンションで授業を受けることになるなんて思わなかった。


嬉しくて超テンション上がって喜んじゃったけど、でも行ってみてすぐにわかった。


俺と先生を2人きりにさせないためだって。


ユノさんには俺が先生のこと好きだって思っているみたいだ。


家には必ずユノさんはいるし、何かと2人の仲を見せつけるようなことをしてくる。


そんなことしたって俺がすぐに諦めるとでも思ってるのかな?ホント笑える。


うちに先生を迎えに来た時やカフェで会ったユノさんの怪訝な様子からして、その後先生と揉めてかなり険悪な雰囲気になってるかと思ってたけど、もう元通りになっているのも面白くない。


とりあえずは油断させるためにもしばらくは先生にはちょっかい出さずにユノさんと仲良くすることにした。


でも、そこで誤算が…


先生は俺がユノさんのこと好きだと勘違いしているようで…


それは態度や口調、顔つきですぐわかった。


俺がユノさんと話しているとこっちを不安そうな顔でジッと睨んでいる…


とはいってもそんな顔しても可愛いだけなんだけど。


好きになってもらいたいのに敵視されても困るんだよな…


でも、まずはユノさんを油断させて2人きりにならないと…


そんな状態が3週間ほど続いたある日、先生が実家の花火大会に行くから家庭教師を休みたいと言ってきた…







『えっ!春川の花火大会?

俺も行きたい!一緒に連れてってよ!』







ユノさんが駄目だって言うに決まってるけど、言うだけ言ってみた。どんな反応するかなって。そしたら…








『花火大会っていうのは口実で、本当の目的はユノと付き合っているってこと、ぼくの母に話して認めてもらうために行くんだ。

だから2人で行きたいから連れて行けないよ。』







先生からキツイ口調でバッサリと切り捨てられた…


いつもの穏やかな先生とは違う…


邪魔するなと言わんばかりのその言い方…


それに…親に認めてもらうとか…何だそれ…



そんな正当なやり方で2人が幸せになろうとしているのかと思ったらイラついた…


わかってるのか?男同士なんだよ?誰も心から祝ってなんてくれるわけない。親なら特にそうだろ?


理解してもらおうだなんて思う前に諦めるのが普通で、認めてもらおうなんてどうしたらそんな前向きになれるんだ?


何でためらうことなくそんなに明るい未来を描けるんだ?



イラつく、イラつく、イラつく…


俺なんて一生親になんか言えないし、言うつもりもない。


誰と付き合ったって相手が男である限りずっと後ろめたい気持ちのまま生きていくんだよ…


でも…


先生となら違うんだろうか…


純粋で綺麗な心を持つ先生となら前向きに堂々と生きていきたくなるのか?


やっぱり俺、先生が欲しい…


何もしないまま諦めたくない。


こんなに人に執着したのは初めてかもしれない。


俺は賭けに出ることにした。


失敗したらきっと2度と会ってはくれないだろうけど、それでもこのまま黙って行かせたくない…


先生が実家に行く前にもう1度家庭教師の日を作ってもらった。


その日に決着をつけよう…


かなりの強行手段だけど時間がないし、普通のやり方じゃあ2人の間には入れないことはこの3週間でよく分かったし。


だからこんな方法しか思いつかなかった。


俺は以前関係のあったうちの病院の研修医からある薬を調達させた。


その薬を先生に飲ませようとアイスコーヒーに入れて持って行った。


ユノさんにはココアに睡眠薬を入れたボトルを持って行ったけど、ユノさんはいなかった。


こんな時に限っていないなんて…


途中で帰ってこられたら困るな…


でも、見られたらそれはそれでいいか。


先生は何の疑いもなくアイスコーヒーを飲み干した。


しばらくすると段々と身体に異変が出てきて…


俺は先生を抱きしめてその身体の異変は俺のことを意識したせいだと思いこませようとした。


俺が無理やりしたって意味がない。そうなればそこで終わってしまうから。


先生が俺を求めてるからとこうなったって事実を作りたかった。


きっと我慢できなくなった先生は俺を求めるはずだから。


薬のせいで判断力が鈍ってしまったのか先生は今起きていることがはっきりと理解できていないように見えた…


普通なら何か飲まされたんじゃないかって疑うような状態なのに本当に人を疑うことを知らないというか何というか…


まあ、こっちにとっては好都合だけど…


椅子から落ちて立ち上がれない先生を抱き上げてソファーへ下ろした。


ジーンズの上からも判るほで完全に勃ち上がっているそれを確認して更に先生に詰め寄る…


先生に跨った俺を退かそうと胸を押してくるけど、力の入らないその手は簡単に頭の上で拘束できた。








『先生も往生際悪いな…

身体はもう今すぐにもしたいって言ってるのにさ。

して欲しいって言って?そうしたらすぐ楽になるよ?

ね?先生…』








そう言うと先生は朦朧として徐々に抵抗する力を無くしていく…


かなり薬が効いているみたいだ…


若い先生にあの薬は少し強力過ぎたかな?


薬のせいでもいいからこのまま俺を受け入れて欲しい…


して欲しいって思って流されてくれたら…


気持ちは今はまだ無くても、少しは情が湧くかもしれないし、自分から求めたって事実に先生も俺のこと真剣に考えてくれるかもしれないし…


それに…先生はまだユノさんしか知らないから執着しているだけなんだよ…


だから俺を知ったらまた気持ちも変わるかもしれない…







「先生…キスしていい?」







顔を近づけて唇ギリギリのところでそう囁くと頭をブンブンと振って抵抗する…


まだ抵抗する気力があるんだ。


そろそろ耐えられなくなるはずなんだけど…








「ほら、こっち向いて?」








片手を頬に当てて上を向かせてそのまま唇を奪おうとすると…







「ちょっと…先生…」








先生は唇を全部口の内側にギュッと隠してるし…







「先生、これじゃあキスできないよ?

ユノさんには内緒にしておくから安心して…」








と、名前を出したのが不味かった…








「ユノ…」








先生は目を見開いて思い出したかのように急に名前を呼ぶと…








「ユノッ…ユノ……うっ…うぅ…わぁぁ……」








「せっ先生?!」








名前を呼びながら大きな声で泣きだした…


参ったな…こういう状況で泣かれるって展開は初めてだよ…








「先生、泣くなよ…」








片手で拘束していた先生の両手を離して抱きしめながら状態を起こして座らせた。


興奮作用もある薬だから軽くパニック状態になってるようだ…


激しく泣き続ける先生を見ていて今更ながら罪悪感に駆られた…


5つも年上だってことを忘れてしまうほどその泣き顔が幼く可愛くて、余計に心が痛くなる…


もしかして俺…かなり酷いことしようとしていた?


今まで出会った奴らはお互い今が良ければいいって流されるだけ流されて、こんな薬で遊んだり、他に彼氏がいたってバレなきゃいいくらいにしか考えてないような奴らだったから…


先生はそういう奴らとは違う…


だから好きになったのに結局俺はそいつらみたいに先生を扱おうとしていた…


こんなんで好きになってもらえる訳がないじゃないか…


今更後悔してももう遅いけど…



抱きしめながら先生の背中をさする…








「先生、ごめん。

もう何もしないから泣き止んでよ…」








「もっ……もう…ユノに嫌われっ…うぅ…っ…」








「そんなことないよ、まだ何にもしてないし。

先生は何も悪くないから。これは全部薬のせいだよ。」








「くっ…くすり?…」








「そう。だから先生の意思じゃないからさ…」








やっと泣き止んだ先生から身体を離した…


先生の身体はますます苦しそうでソファーに項垂れている…


もう限界はとうに超えているだろうによくこれだけ我慢できるな…


本当に先生はユノさんじゃなきゃ駄目なんだな…


俺はキッチンカウンターに置いてあった先生の携帯電話を取りに行き、先生に渡した。







「先生、ごめんな…苦しいだろ?

早くユノさんに電話して楽にしてもらって…」







先生は朦朧としながらも携帯電話をタップした…



















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Re: コメントありがとうございます♡

は◯様

いつもコメントありがとうございます♡

ドキドキさせちゃってすみません〜〜σ(^_^;)

あとはお約束のイチャコラになります♡

安心して読んでもらえたら嬉しいです♡

いつも細部まで読んで下さって感想ありがとうございます♡

Re: コメントありがとうございます♡

C◯i◯u様

いつもコメントありがとうございます♡

大人が大泣きしちゃってビビっちゃったんでしようね!

でもチャンミンなら大泣きしても超可愛いですよね♡

あとはユノに任せましょう〜〜(o^^o)

Re: コメントありがとうございます♡

う◯こ様♡

いつもコメントありがとうございます♡

ヒチョル君、今まで散々遊んできたけどみんな楽しんでのことだから、好きな人にあそこまで拒絶されたらもう何もできなくなっちゃったんですよね〜〜!経験があるようでまだまだ愛を知るには早い!です!

チャンミンが積極的に…\(//∇//)\ やはりうさこさんにはわかっちゃいましたね(o^^o) イチャコラはじまりまーす!
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プロフィール

こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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