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Cheering 4

2016.06.14 00:00|Cheering
72000拍手記念リクエストSS











Y side











「ユノ、チャンミンを諦めろ。」







「………」







ジュノヒョンが怒鳴った…


敬語なんか使うなって小さい頃から言われてるからいつも俺はタメ口で生意気な口きいてるけど、3つ年上のヒョン…


普段おちゃらけてるから怒った時の威圧感は半端ない…


結婚の約束が…って言ってたけど、チャンミンは完全否定してるし、どうせまたヒョンは俺がチャンミンのことが好きだと思ってからかってるんだとムカつきながらも半分スルーしてた…


でも、ああもはっきり親父たちに言ったってことは本気なんだろうか…


だとしたらチャンミンとの会話を聞いて怒るのも無理はない…


だけどいくらヒョンに言われたからってチャンミンを諦めるなんてできない…








「諦めろって…どういう意味?

何でヒョンにそんなこと言われなきゃいけないんだよ…」







「お前さ、今のままでずっとチャンミンと一緒にいられると思ってるわけ?

昔からチャンミン、チャンミンってさ…

お前はチャンミンを守ってやってるつもりかもしれないけど、俺からしたらただの金魚の糞にしか見えね〜よ。」







「そっ…そんなことないよ…ユノはいつも僕のためにいろいろ心配して…」








「そうだよなぁ〜ユノはチャンミンが心配で側にいたいからクラブチームもやめて、サッカー留学も辞めるんだよな?そうだろ?」







「え…ユノ…それ本当?」







「……っ…」







ヒョンには全部お見通しだったのか…


くそっ…チャンミンには知られたくなかったのに…








「ユノ、さっきサッカー選手になるって言ったよな?

お前みたいな好きな奴優先してサッカー蔑ろにしている野郎がなれるほど甘くねーんだよ!

サッカー舐めんな!」








何も言い返せない…


頭では分かってるんだ。


そう簡単にサッカー選手になれるもんじゃない…


もっと毎日のように練習できる環境にしなくちゃダメだって…


チャンミンと同じ進学校になんか入ったら勉強が大変でサッカーどころじゃなくなるかもしれない…


でも、俺がいない間にチャンミンが他の奴の手に渡るなんて想像しただけで苦しくなる…


それに、チャンミンが戸惑いながらも俺とのことを前向きに考えようとしてくれてる今、尚更離れたりなんてできない…


俺はどっちも諦めたくないんだ…







「舐めてなんかいないよ。

俺は俺のやり方で夢を叶えてみせる。」








「へぇ〜、じゃあ、そのお前のやり方ってやつで俺がいない間にどのくらい上達したか見せて貰おうか?

明日の早朝、学校隣のサッカーグランドで勝負だ!

45分間でお前が一点でもゴールしたら俺は金輪際チャンミンを口説かないし、お前たちのこと応援してやるよ。

でも、お前が負けたら…どうする?」








「そんな勝負なんかしたくないよ。」








45分間で一点でも取れたらって…馬鹿にし過ぎじゃないか?


それともそれだけ自信がある?


トライアウトに合格したくらいだからプロ並みに上手いのはわかってるけど、ヒョンと俺は一緒にサッカーを始めたから経験年数は一緒で、サッカー留学する前によく一緒に練習していたけど大して差はなかったと思うし…


さすがにそんな条件で俺が負けるとか想像がつかない…


それより、そんな勝負する意味あるのか?


でも、やらないと多分しつこくチャンミンを口説くだろうな…


ヒョンはやるとなったらとことんやる男だし、どんな手を使ってくるかわからない…







「ヒョン…ユノが負けたらサッカー留学するのはどうかな?」







「チャンミン、何勝手なこと言ってるんだよ。

留学はしないって言っただろ?」







「だったらヒョンに勝てばいいでしよ?

それとも自信ない?」







チャンミンの顔がなんだか怖い…


自分が賭けに使われて怒ってるのか?


それとも俺が勝てばもうヒョンに口説かれたりしないで済むからとにかくやれってことか?


チャンミンが望んでるなら断るわけにはいかない。








「わかった…負けたら留学するでいいよ…

でも絶対に勝つからな?」







「よし!そうと決まったら早く寝るぞ!

じゃあチャンミン、明日の朝はチューして起こしてくれよな?」







「するわけないでしょっ!」







ヒョンは急に機嫌が良くなって満足そうに部屋から出て行った…


まるでもう勝ちが決まったかのように…


なんだかヒョンのペースにまんまと乗せられたみたいで悔しい…







「ユノ、僕ももう寝るから…」







チャンミンは俺にに背を向けるようにベッドに横になった。






「チャンミン…あのさ…」







「おやすみ…電気消してってくれる?」







「あ…うん…お休み…」







俺はチャンミンに言われたように電気を消して自分の部屋に戻った。


せっかくチャンミンといい雰囲気だったのになんだか不機嫌になってるし…


ヒョンめ!明日はさっさと一点取って勝ってやる!


もうこれ以上俺たちの邪魔はさせないからな!



って…思ってたのに…














「ユノ、もうお終いか?

まだあと15分もあるけど?」







早朝6時…


俺たちは誰もいないグラウンドで対決中だ。


開始から30分経ったけど、もうすでに俺は体力の限界…


部活を引退して夏休みに入ってからは塾の夏期講習漬けで全く運動してなかったのもあるけど…


凄い…動きが全然違う…


留学前のヒョンとは別人だった…


ボールが全然触れない。


やっとのことでボールを奪ったかと思えばすぐさま取り返される…


甘かった…


部活だって自分自身がちゃんと頑張れば周りのレベルなんて関係ない、留学しなくたってプロになったやつは沢山いるんだからと自分に言い聞かせて…


でも、頭の片隅にはこれで本当にいいのか?ってずっと不安に思っていた…


その不安が今全て露見している…


そんな俺の姿をグラウンドの片隅で見守っているチャンミン…


かっこ悪い…


こんなかっこ悪い姿を見せるのは初めてかも知れない…







「あ〜〜もう時間切れ。

俺の勝ち〜〜」







45分間…最後まで頑張ったけど一度もまともにゴールに向かえずに終わってしまった。


俺は精神的ショックと肉体的限界でグラウンドに座り込んだ。







「これでわかったろ?

今のままじゃお前はチャンミンもサッカー選手になる夢も中途半端で終わることになるんだよ。

チャンミンのことは諦めて俺に託せ?な?」







俺は返事ができなかった…


息が上がっているせいじゃない…


あまりに自分が情けなくて返事ができなかったんだ…






「今何が1番大事かをよく考えろ。

こんなお前をチャンミンが好きになると思うか?」






ならない…なるわけない…






「本気でチャンミンの未来が欲しいなら、今やるべきことをちゃんとやれよ。」







今やるべきこと…







「何の痛手も追わずに全てを手にいれようなんて、お前は何様だっつーの。」







「ユノ…」







いつのまに来たのかチャンミンが真ん前に立ってた…


俺は顔を上げることができない…






「チャンミン〜〜!見ててくれたか?

ほら、勝者へのお祝いのチューしてくれよ!」







「ヒョン、悪いけど先に帰ってて!」






「チャンミン…冷てぇよ〜何か怖ぇ〜し…

わかったよ…じゃあ、後でこっそりな?」







ヒョンが渋々帰って行くとチャンミンがしゃがんで俺の顔を覗き込んだ…







「ユノ、負けちゃったね。」







「はは…俺…すげーかっこ悪かったよな…」







「うん。今までで1番かっこ悪かったよ。」







あぁ…やっぱり呆れてる…


こんな下手くそが昨日までサッカー選手になるだの言ってたなんてって思ってるんだろうな…






「でもね…そんなユノ見てたら胸がキュンってなってさ…

僕…変だよね?」







「え…?」






その言葉にようやく顔を上げてチャンミンを見ると真っ赤な顔して俺を見つめて…






「いつもかっこいいユノしか見てなかったから…

ダメなユノも僕…嫌いじゃないよ…?」







「嫌いじゃないって…好きってこと?」







「うん…好きだよ、ユノ…」







ヤバイ…嬉しくて泣きそう…


やっぱり俺…チャンミンが大好きだ…


こんなダメな俺も好きって言ってくれて…


それだけで今は十分…


俺があまりにジッと見つめるからチャンミンは恥ずかしそうに目をそらして…







「そろそろ帰ろうか?

塾に間に合わな…あっ!」







「なっ何?」







「塾の宿題やってないっ!」








「げっ!やべっ!俺なんか2日連続!!」







「早く帰って少しでもやろう?

ほら、早く立って!」







チャンミンは俺の手を引っ張って起こすとそのまま手を繋いで一緒に走った…


対決に負けたのに俺は凄く幸せな気分だった…


そしてこの時俺は決心したんだ…


チャンミンとの別れを…

















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Re: コメントありがとうございます♡

よ◯ち◯ん様

いつもコメントありがとうございます♡

お父さん達ができちゃってるの…引いちゃいましたか…σ(^_^;)

ドンジュとボングンなのでユノチャミがアラフォーくらいな感じで妄想していました。確かに、親子そろって…はなかなかないですよね…σ(^_^;)

韓国の方、東方神起のユノ…知らなかったんですか…

でも、私の友達にも東方神起?聞いたことないって言われちゃいました…

嵐はテレビに出まくってますが、東方神起は韓国でも歌番組に少しとバライティーにたまになので芸能界に全く興味がない人はわからないかもしれないですよね。それか、東方神起って名前は知ってるけどユノって??って意味だったかも…いずれにしてもその空振り感はガッカリしますよね…(~_~;)

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プロフィール

こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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