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Cheering 〜moving on!〜 1

2016.06.17 00:00|Cheering 〜moving on!〜
※このお話はCheeringの続編になります。まだ読んでいない方はそちらからお読み下さい。








C side











「チャンミン君、今日この後みんなでカラオケ行くんだけど行かない?」







「あ…ユリさん、僕は日本の歌はわからないので無理です。」






「大丈夫よ。韓国の歌もあるし。

ねえ、たまには行こうよ。」







「でも…」








「行きます!俺もカラオケ行ってもいいですか?」







「キュヒョン君…」 「キュヒョン…」







「チャンミンも行きますよ〜」







「キュヒョン、勝手に決めないで下さい。」







「いいじゃないですか?チャンミン行きましょう〜」







「ねえ、前から気になってたんだけど、チャンミン君もキュヒョン君も同じ1年生同士なのに何で敬語なの?」






「将来仕事で使えるようになるべく敬語で話すようにしてるんです。」






「チャンミンの日本語はスゴイですよね〜

高校から日本にいて勉強しています。

でも僕は韓国で勉強しました。

だからまだヘタクソです。」







「え〜〜2人とも上手だよ?」







「ありがとうございます。」







「だから大丈夫。カラオケ行こうよ!日本語の勉強にもなるし。」







「お勉強〜しましょう!チャンミンも行きましょう!」






「キュヒョン…」







キュヒョンのせいで写真サークルの人たちとカラオケに行くことになってしまった。


みんなでワイワイとか…苦手なのにな…


でも日本語の勉強だと思って頑張ろう…










僕は今年、大学1年生になった。


ユノがイギリスへ行ってしまった後、本格的に日本留学に向けて日本語を勉強して留学制度を設けている日本の高校に入学することができた。


ジュノヒョンがイタリアへ行ってしまってから日本へ移住したジヘおばさんの家にお世話になりながら3年間日本で過ごした後、そのまま日本の大学に進学。


塾で仲の良かったキュヒョンとは日本に来てからもずっとLINEで繋がってて、僕がこの大学を受けると知って、もともと日本好きだったキュヒョンもこの大学を受けて合格。


学部は違うけど一緒に写真サークルに入って今1番仲良くしている友達。


僕と違って社交的で、特に女の子と仲良くなろうと必死だ…







「みんな歌わないですか?チャンミン〜一緒に歌いますか〜?

何にしましょうか…

うっ…あれ?…何か…き…気持ち悪いです…」







「キュヒョン、飲みすぎですよ!」







カラオケって言うから歌うだけかと思ったのにみんなガンガンお酒飲んでる…


さっきまでみんな歌ってたのに誰も歌わないから飲み会みたいになっちゃってるし…







「ね?チャンミン君は彼女いないの?」







「えっ?」







隣に座っていたキュヒョンがトイレに行ってしまったから、空いた席にユリさんが座って突然そんな質問してきた。


2つ年上のユリさんはサバサバした姉御肌で部長さんと付き合っているらしい。







「チャンミン君、知ってる?

今年入った一年生の女の子の半分以上はチャンミン君がいるから入ってきたんだよ?」







「何で僕がいるからなんですか…?」







「本当、鈍いなぁ…チャンミン君がかっこいいからに決まってるじゃない。

だってあの子たち、写真サークル入ったのに携帯カメラで自撮りしてるか、飲み会行くだけでほかはチャンミン君の周りをいつもウロウロしてるでしょ?」





僕がかっこいいかは別として…


確かに…普通のカメラで撮ってるの見た事ないな…







「それにね、チャンミン君いつも盗撮されてるよ。」







「は?盗撮?」







「LINEで写真回されてるから。」







「それは…日本のイジメですか?」








「イジメって…そんなわけないでしよ?

みんなチャンミン君が好きなのよ。」







「それは…困ります…」







「モテるのが困るって…彼女でもいるの?

彼女いるならこの際言っちゃたら?

チャンミン君に彼女がいるって分かれば少しはみんなの熱が冷めるから…」








「あ…でも…僕…彼女は…いないんですけど…」







「本当に?!

みんな聞いて〜〜!!チャンミン君はフリーだって!!」







わっ…何でそんな大声で発表してるの?!







「ちょっと!ユリさん!やめてください!」







「じゃあさ、好きな子はいる?」







これも答えちゃったら発表されちゃうんだよね?


絶対に言わない…







「内緒です…」







「それって、いるってことだよね?

誰?大学の人?このサークルにいるんでしょ?

だから言えないんでしょ?」








内緒って言ってるのに質問攻めするし…


盗撮してLINEで回すとか…女の子って怖い…







「いますよ〜!チャンミンは大好きなサッカー選手がいます!

な?チャンミン?」







トイレから帰って来たキュヒョンが僕とユリさんの間にぎゅうぎゅう入り込んで来た…







「キュヒョン君…そういう意味の好きな人じゃないんだけど…」







「チャンミンはですね〜サッカー選手のチョン・ユンホのお友だちなんですよ。

写真サークルもその選手を上手に撮りたくて入ったんですよね〜?」






キュヒョン…サッカーに興味ない女の子がユノのこと知ってるわけないよ…レギュラーメンバーでもないし、イギリスのチームだし…


ほら、ユリさんポカンとしてる…







「マジで?チャンミン、お前チョン・ユンホの友達なの?」







いきなり部長の桐谷さんが話に割り込んできた…







「部長さんは知ってるんですか?」







「去年のシーズンに何度か途中から試合に出ただろ?

俺、サッカー観戦が趣味だから大体の選手は頭に入ってるんだけどさ、イギリスのチームで東洋人が出てきたから珍しいなって見てたらいきなりゴールして、あれはビックリしたよ〜。

足はメチャクチャ早いし、勢いがあるから絶対これから活躍すると思うんだよな。

だからさ、サイン貰えないかな?」







「あ…僕もずっと会ってないんです…すみません…」







「そうか…そうだよな。今イギリスにいるんだもんな。

今シーズンもあのチームに所属してるのか?今年はは全然見ないけど…」







「ちょっとわからないです。」







そう…僕はユノと連絡を取っていない…


あの空港へ送って行った日を最後に電話もメールも一切連絡できないでいる…


空港へ送って家に着くと、僕の机の上にユノからの手紙が置いてあった…







『チャンミンへ


俺は今頃飛行機の中なんだろうな。

空港まで見送ってくれてありがとう。

留学すること、応援してくれて嬉しかったよ。

チャンミンのその気持ちに応えるためにもこれから俺は目的のために死ぬ気で頑張るつもりでいる。

だからチャンミン…俺は帰るまではチャンミンとは一切連絡をしないことに決めた。

俺はチャンミンが好き過ぎるから電話したりメールしたら会いたくて死にそうになるに決まってるし、もしチャンミンに悪い虫がついているなんて知ったらすぐに飛行機に飛び乗って帰ってしまいそうで…

チャンミンのことを考えると他のことが何も手につかなくなるんだ。

こんな駄目なヤツでごめんな?勝手なこと言って本当にごめん。

でも、必ずすぐに迎えに行くから信じて待っていてくれ。

待っていなくても迎えに行くから覚悟して。

チャンミン、大好きだ。死ぬほど好きだ。

絶対に浮気するなよ?


ユノより』








読み終わると知らぬ間に泣いていたことに気がついた。


帰るまでって…何年先になるかもわからないのに全く連絡できないの?


そんなの酷いよ…勝手すぎるよ…


ユノのこと好きにさせておいて放置するなんて…


ユノのバカ…


その日は部屋に篭ってずっと泣いていたっけ…


それから僕はユノがいない生活に慣れるのが大変だった…


ユノが居なくて寂しいってだけじゃなくて…


中学生の時は下級生に告白されたり、付きまとわれたり大変だったし、日本の高校に入ったらまた大変で…


女の子たちは少し話すようになっただけで告白してくるし、韓国人が珍しいからなのか学校の文化祭でミスコンならぬミスターコンに選ばれたり…


それからは知らない人からもよく話しかけられるようになってしまって呼び出されるのもしょっちゅうで…


目立つのが嫌な僕にはかなりの拷問だった。


ユノがいつも僕の居心地が良いようにしてくれていたんだなって改めて感じて…


離れてみてユノほど優しくて、話してると楽しくて、頼り甲斐があって、信用できて、かっこよくて…そして愛おしい人はいないってよくわかった…


ユノはもういないのに日に日にユノが好きになっていって…


会いたくて…会いたくて…話だけでもしたくて何度もボングンおじさんに話したいって伝えてもらったけどダメで…


もしかしたら…こんなに好きなのは僕だけで、ユノはもう違う誰かを好きになってしまったんじゃないかって思って落ち込んだり…


ユノのこと好きじゃなくなれば楽になれるかなって思ったけどそんなのは絶対に無理で…


ユノが好きで待つことしかできなかった…


もうあれから4年だよ?


1年前、イギリスのチームのトライアウトに合格したって聞いた時は飛び上がって喜んだ。


これでやっとユノから連絡が来る!


そしたらイギリスまで会いに行こうって…


だけどユノからの連絡はなかった。


お父さんの話では、ボングンおじさんもいい加減に連絡してやれってユノに怒ってくれたみたいだけど、それでも「まだ連絡できない。会えない。」って言っていたと…


サッカー選手にもなれたのに…どうして連絡してくれないの?


もう…僕のことはどうでもいいのかな…


イギリスでの生活が楽しくて忘れちゃったの?


迎えに行くなんて、あんな約束したことを後悔しているとか…


ユノに会いたいよ…


少しお酒が入っていたせいか涙腺が緩んでウルっときた…








「チャンミン〜泣くなよ〜」







「なっ…泣いてないっ!

それよりキュヒョン!重いからちゃんと歩いてよっ!」







「あ〜やっぱ母国語は楽だわぁ〜。

日本語だと俺の良さが伝わらないからモテないのかなぁ?」







サークルのカラオケもお開きになって酔っ払ってフラフラなキュヒョンの腕を僕の肩に回してなんとか支えて歩いてるけど、これじゃキュヒョン1人じゃ帰れないな…


タクシーを拾って2人で乗り込むとぼくの住んでいるジヘおばさんの家に向かった。







「いつも泊めてもらっちゃって悪いね〜」







「悪いと思うなら毎回こんなになるまで飲まないでよっ!」






そう憎まれ口言いながらもキュヒョンにはすごく感謝してる。


高校の時は周りは全員日本人で僕の日本語もまだたどたどしかったからなかなか本音で話せなかった。


学校の人達はみんな優しくて仲良くしてくれたけど、気を許せる友達はできなくて…


いつもキュヒョンとLINEでいろんな話をしたり、相談に乗って貰ったり…


ユノがいない寂しい気持ちもそれでかなり救われたんだ…


まさかキュヒョンが同じ大学に来るなんて思わなかったけど、おかげで大学生活も楽しく過ごせている。







「キュヒョン…ありがとう…」






思わずポロッと溢れた感謝の言葉…


いつもは恥ずかしくて言えないけどほろ酔い気分で勝手に口から出てしまった…







「何だよ、チャンミン突然…」







「あっ、ここで止まって下さい。」







話の途中、慌ててタクシーを止めた。


うっかりしててちょっとだけ家を過ぎちゃった…


数メートルくらいだからまあいいか。







「キュヒョン歩ける?」







「歩けるけど歩けない〜」







「ちょっと!」







キュヒョンがふざけて横から首に腕を回して抱きついてきた。






「あ〜〜楽チンだ〜〜」






このっ!酔っ払い!


仕方なく僕はそのまま腰を手で支えながらゆっくり歩き出した。






「なあ、さっきのありがとうって何?」






「あ〜〜、キュヒョンにいつもいろいろ助けて貰ってるから…」






「俺、何かしたっけ?」






「何かっていうか…

一緒にいてくれてありがとうって思ったんだ。」






「チャンミン、お前ってホント可愛いヤツだなぁ〜〜」






「わっ!やめろっ!」






またいつものセリフを言いながら僕の髪の毛をワシャワシャと両手でかき乱す。


もうっ!それ嫌だっていつも言ってるのに!


酔ってるからかいつもより荒っぽくて痛いよっ!


下を向いて目を瞑りながら止めさせようとキュヒョンの腕を掴んだ瞬間…








「チャンミンの浮気者…」







ドクンと心臓が跳ね上がった…


家の門の方から聞こえてきた懐かしい声…


聞き間違えるわけがない!







「ユッ…ユノ?!」







目を開けて見ると門の壁に寄り掛かる大きな影…







「絶対に浮気するなって言っただろ?」







ゆらりと大きな影がこっちに近づくと月明かりが綺麗なシルエットを作り出す…







「迎えに来たぞ。覚悟しろよ?」







ユノはキュヒョンがいるのも御構い無しにぼくを力一杯抱きしめた…

















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コメント

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Re: コメントありがとうございます♡

ぴ◯様

いつもコメントありがとうございます♡

ごめんなさい〜〜!ぴ◯様に言われるまで拍手コメントチェックしてませんでした!!

コメ返事、遅くなってすみません…(>_<)

Cheering、読んで下さってたんですね*\(^o^)/*嬉しいです♡

中学生時代のまた恋というものがよくわかっていないけど、ユノのことは特別だと感じているチャンミンが大学生になってイチャコラしちゃいます♡

楽しんでもらえるように頑張りますね〜〜(o^^o)


Re: コメントありがとうございます♡

RE◯A様

初めまして!コメントありがとうございます♡

4年間は長かったですよね〜〜σ(^_^;)

チャンミン、よく耐えた!笑

これからは沢山ユノとラブラブしてもらいましょう♡

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こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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