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Cheering 〜moving on!〜 6

2016.07.02 00:00|Cheering 〜moving on!〜











C side










「ユノさんってサッカー選手なんですかぁ?

凄い〜!」






「はい、これからにほんでがんばります。

たくさんおうえんしてください。」







「するする〜〜!試合見に行っちゃう!」










暗室から出てくると、写真サークルの女の子達数人がユノを見た瞬間、一気に群がって楽しそうにお喋りしている…


僕はというと、部屋の隅っこに部長さんと2人、向かい合わせに座り、お互い気まずそうに視線を落として黙ったまま…


ああ…さっきの…

絶対一部始終見られたよね…


韓国語だったから話の内容まではわからなかっただろうけど、あんな場面見られただけで、もう完全にアウトだし…


部長さんと一緒にいた女の子はサークルの子じゃなかったみたいでそのまま恥ずかしそうに足早に出て行ってしまった…


恥ずかしいやら、みっともないやら、穴があったら入りたい…そしてその穴埋めて下さい…な気分だよ…


もう言い訳なんか通用しないだろうし、正直に言うしかないかな…







「あの…部長さん…僕…」








「今日は暗室使っていいとは言ったけど、そういうことに使うなんてな…」







「ご…ごめんなさい…

でも…そんなつもりじゃなかったんです…

あれは…その…」







「まさか…おまえ…チョン・ユンホに何か弱みでも握られてるとか?

韓国語だったから何話してるのかわからなかったけど何となくチャンミンが嫌がってる感じだったし…

もしかして無理矢理とか…」








「そっ…それは違います。

僕はユノが好きなんです…

だから無理矢理とかじゃないんですけど…

あんなところお見せしちゃって、本当にごめんなさい…」







「そうか…じゃあ、2人は付き合ってるってこと?」







僕はコクッと頷いてそのまま顔を上げられなかった。


男同士であんなことしてるのを見て…付き合ってるなんて聞いて、どう思ったかな…


部長さん、人脈広いからいろんな人に話しちゃうかもしれない…


学校に居づらくなったらどうしよう…


ユノだってゲイのサッカー選手って噂が広まったりしたら…


それだけは嫌だ…







「部長さん…このことは言わないで貰えますか?

お願いします…」







僕は机が額にくっつくギリギリまで頭を下げてお願いした。







「心配するな。このことは誰にも言わないよ。」







「本当ですか?」







「ああ、その代わり…

さっき暗室で女の子と2人でいたこと、ユリには内緒にしておいて?」







「え…部長さん…もしかして…

さっきの子と浮気…」







「浮気だなんて人聞き悪いなぁ…

ちょっとゼミの子が暗室見てみたいって言うから見せてただけだよ。

そしたら誰か来たから…

ほら、そんなところユリが見たら誤解するかなって思ってさ、ちょっと隠れていなくなるのを待ってたんだけど…

いなくなるどころかさ…

あれじゃあ出るに出られなくて…あはは…」







本当かなぁ…その乾いた笑い…何か怪しい…


でも、ここはそういうことにした方が良さそうだ。


ユリさんには申し訳ないけど、交換条件ならバラされないだろうし…







「わかりました。お互い内緒にしましょう。」







良かった…これで安心だ…


僕がユノと付き合ってるって言ってもあまり動じなかったし、部長さんって器が大きいというか、なんというか、とにかくいい人で良かった…


女癖は悪そうだけど…


今日はもう暗室に入るのは止めようと言って部長さんはさっきの子にこれから口止めしに行くからと出て行ってしまった。


なんだかドッと疲れた…僕も早く帰ろう…


そう思ってユノの方を向くとなんだか女子と話が盛り上がってるみたいだ…


何話してるのかな?そう思って近づいて行くと…







「ほんとうですよ〜

ぽくとちゃんみんはこいびとです。

だからちゃんみんにちかよらないでください。」







はぁ?ユノ…何言ってんの!!


せっかく部長さんと内緒にする約束したのに!


僕が唖然としているのに気がついたユノは…







「ちゃんみん、ちゃんみん、こっちにきてください。

みんなぽくがちゃんみんのこいびとだっていってもしんじてくれないです。

きょうもいっしょにねるやくそくしてます。

そうですよね?」







女の子たちが一斉にこっちを向いて僕の答えを待っている…


もうっ…もうっ…







「ユノのバカッ!!」







僕はもういたたまれずに部室を飛び出した…


とにかく学校から出たくてダッシュした。


こんなに走ったのなんて高校の体育祭以来かも…


あっと言う間に息が上がって駅に向かう道をとぼとぼと歩いた…


何だよ…追いかけても来ないんじゃん…


まだあの女の子たちと楽しく話してるんだろうか…


ユノは僕とのことが周りに知られても平気みたいだった…


僕とは違って全然隠そうとしない…


僕はユノほどまだちゃんとした恋人になる覚悟が出来てないのかな…


さっき暗室でユノがベルトに手をかけた時も本気でビビっちゃって…


キスはあんなに気持ち良かったんだからちゃんとユノのことは好きなはずだし、ちゃんと恋人になりたいって思ってるのにその先が怖い…


しばらく悶々と考えながら歩いていると、ポケットの携帯がブルブルしているのに気がついた。


一瞬ユノかと思ったけど、そう言えば携帯の番号教えてないことに気がついて…


まだ電話番号すら交換してないのに何回キスしたろう…


ため息とともに電話に出ると聞き慣れた声に安堵する…






「キュヒョン…今どこ?」







僕はそのまま駅の近くにあるキュヒョンのアパートへ向かった。


この悶々とした気持ちのまま帰ってユノと会いたくなかったから…












「とにかく飲め飲め!」







キュヒョンの部屋に入るや否や、ビールを渡されて迷わず開けた。


キュヒョン…昨日あれだけ飲んで吐いたのに懲りてないんだな…


でも、お酒が入った方が相談しやすい。


一缶空けて、もう一缶のプルタブを開けたところでキュヒョンに今日あった出来事を話し出した…





「うわぁ〜〜それはキツいな…

で、あいつは全く反省…というより、気にもしてない感じ?」





「うん…それからちゃんと話してないけど…

でも、自分から僕との関係をみんなに話してるくらいだから全く気にしてないっぽい…」






「まあ…あいつらしいっちゃらしいけどな…」






「キュヒョン…僕ってユノのことちゃんと好きじゃないのかな…

だからみんなに話す勇気もないのかな…」






「そんなことないって、寧ろチャンミンが普通だよ。バラシまくるようなことじゃないし。

あいつ…昔から馬鹿が付くほどチャンミンが好きだもんな…

もう、今まで我慢しすぎて何もかもが我慢できないんじゃねーか?

とにかく早くヤらせてやれよ。そうすれば落ちつくって。」






「なっ…キュヒョン!そんなこと簡単に言うなっ!」





「何だよ、怖いのか?」






「怖いよっ!どうするのかもわからないし…」






「わからないって…調べたりしてないのか?」






「してないよ…」






「ったく…しょうがねーな…

俺が調べてやるよ…」






そう言うと携帯を取り出して操作し始めた…






「わっ…マジ?…うわぁ〜」






携帯を見ながら1人で呟いてる…


僕も気になって覗き込もうとすると画面を伏せられた…






「チャンミン、見るな。見ない方がいい…」






「何だよもうっ…余計に怖くなったじゃないかっ!」






「とにかく、あいつのことが好きなら目をつぶって終わるまで耐えろ!」







「もういいっ!聞きたくないっ!」







僕は持っていたビールを一気に飲み干した。


それから数本ビールを空けるとふらつきながら家に帰った…












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こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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