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Cheering 〜moving on!〜 14

2016.09.02 23:56|Cheering 〜moving on!〜










Y side












『ユノ君、落ちついて聞いて…

ボングンが事故にあって意識不明の重体で…

今検査してるんだけど…っ…どうしよう…

ユノ君、今すぐこっちに帰って来られる?

もしかしたら…ボングンが…うっ…ううっ…』








親父が事故ったらしい…


『落ちついて聞いて』…なんて、ドンジュおじさんにそのまま返してやりたかった…


あまりの取り乱しように何の事故でどんな状況なのかも聞けないまま、とにかくすぐに向かうからとだけ言って電話を切った…


聞けなかった…じゃないな。ドンジュおじさんのあの様子じゃもしかしたら…と思って怖くて聞かなかったのが本音…


絶望的な状況だとしたら、まだ心の準備できてない…


すぐに家に帰るとパスポートだけ持ってチャンミンと空港へ向かった。


ボンヤリしてる俺に代ってテキパキと搭乗手続きをしたり、帰国の段取りをこなしてくれる…


いつもはポヤポヤしているチャンミンだけど、いざという時はそつなくこなすんだよな。


そしてずっと飛行機の中で手を繋いでくれた。


すっかりチャンミンに甘えて。なんか…まるで俺、子供みたいだな…


よく親父がドンジュおじさんの前では子供みたいに甘えまくっていつも世話をやかせてて、おっさんの癖にみっともないなんて思ってたけど、甘えられる相手がいるってこんなにも幸せなことなんだな…







「ユノ…大丈夫?もうすぐ病院だからね?」






「ああ…」







空港からタクシーに乗って病院へ向かっていた。


病院に近くと、更に不安になっていく…


あんな元気だけが取り柄みたいなガサツな親父が死ぬとか…考えたこともなかった…


不規則な仕事だし、家事も全くできないからほとんどドンジュおじさんが育ててくれたようなもので父親らしいことなんてしてもらった記憶はないけど、


あんな親父でも…俺にとっては大事な親父なんだな…







「チャンミン…もしさ…

もし…親父が死んだら…俺…」






「ユノ…大丈夫。僕がいるからね?

ずっとずっと一生…一緒にいるから…うっ…う…」






「何でお前が泣くんだよ…」






「だって…ユノが…泣かないからっ…」






「意味わかんねーよ…」







チャンミンはタクシーの中でもずっと手を握っててくれた…


そうだよ…俺にはチャンミンがいるんだ。


そう思うと少し気持ちが落ちついた…



病院に着いてナースステーションに立ち寄ると…







「私…ボングンさんのファンだったのに…」






「私もよ…本当に残念ね…」







そんな声が聞こえて、やっぱり駄目だったか…とショックだった…


立ち止まって動けない俺の手を握りしめて…







「ユノ…行こう…」






そう言って俺の手を引いてナースステーションで教えてもらった親父のいる608号室へと向かった…


そして…608号室の前…


チャンミンがそっと俺の肩を抱いてくれた。


いつもは可愛いチャンミンだけど、今日のチャンミンは頼もしくてかっこいいな…なんてこんな時でもチャンミンのことを考える自分がおかしかった…


うん。覚悟は出来た。


これからはチャンミンと2人で生きていくから安心して天国へ旅立ってくれ…


そっとドアを開けてチャンミンと2人中に入ると…








「親父…」







「よお。」







「よお…じゃねーよ!」







そこには病院のベッドでドンジュおじさんを組み敷いている頭に包帯を巻いたバカ親父の姿があった…














C side











「チャンミン…ごめんね…」







「もういいって…」







ユノが病院でしばらくボングンおじさんと2人で話したいからと、僕とお父さんで先に家に帰ってきた。


お父さんが取り乱し過ぎてちゃんと現状を伝えなかったせいでユノがどれだけ心配してここまできたかを説明すると、それからずっと謝り通しだ…


お父さんはダイニングテーブルにコーヒーを2つ置くと僕の向かいに座った。






「僕はいいけどさ…後でユノが帰ってきたら謝ってね?」






「はい…」







「でも、本当に無事で良かった…」






今日の朝、野球選手の取材で練習場に行った時に誤ってピッチャーが本気で投げた硬球がボングンおじさんの頭に当たったらしい…


ピッチャーの本気の豪速球が頭に当たって倒れて意識がないときいて、意識不明の重体だと思ったらしい。


それで亡くなる人もいると周りの人に言われてもう駄目かもって思ったと…


大事な人がそんな状態になれば取り乱すのもわからなくはないけど…


結局はヘルメットをかぶっていたらしく大事に至らず、僕たちが到着する1時間前くらいに意識が戻ったそうで…


全く…人騒がせな…


その上…あんな姿見ちゃったし…


やっぱり…今でもラブラブなんだな…







「チャンミン…あのさ…えっと…さっきのあれはね…じゃれてたっていうか…ボングンがふざけて…」






バツが悪そうにさっきのことごまかそうとしてる…


まだバレてないって思ってたんだ…






「知ってるよ。お父さんとボングンおじさんのこと。」






「えっ…知ってるって?ななな何を…かな?」






「前にお父さんとおじさんがキスしてるの見たことあるし。

2人は恋人同士なんでしょ?それ、ユノも知ってるから。

もう隠さなくてもいいよ。」







「えっ…えっ?いつから知ってたの?」







「僕は中3だけどユノはもっと前からだって。」







「そ…そうだったんだ……」







お父さんは『はぁ…』っと深いため息をついて…







「チャンミン…ごめんね…

嫌…だったでしょ?…

親が…その…男同士で恋人とか…」







「うん…初めはね…やだなって思ったよ。

でも…今は…僕も同じだから…」







「同じって?…まさか…チャンミン!?」







「うん…ユノと…恋人同士になったんだ…」







「ユノ君と!?えっ…あっそう…そうなんだ…ユノ君と…恋人…

って、いつから?」






「中3の時、ユノが留学する前に告白されて両想いになったんだ…

あっ…でも、ちゃんと恋人になったのは最近で…」






って、そんな説明いらなかった!!


顔が一気にボッと火がついたみたいに熱い…







「そうか…ユノ君か…

昔からお互い大好きだったもんね…

うんうん。ユノ君なら安心だ…

良かったね、チャンミン。」







「えっ…お父さん?それだけ?」







「それだけって?」







「だって…会社や家のためには結婚しないと困るんじゃないの?

現に僕にはお見合いの話も来てたんでしょ?」







「あれ?チャンミン、お見合いしたかったの?」







「したくないよっ!そう言う意味じゃなくてっ…

普通跡取り問題とかでこういう時揉めるもんじゃないの?

会社関係の令嬢じゃないどころか、ユノは男だから僕には子供もできないんだよ?

お父さんはそれでいいの?」







「チャンミン…やっぱりお父さんの子だな…」







「へっ?」







「ぐるぐる余計なこと考えちゃったんでしょ?」







「余計なことって…

だって…大事なことだし…

僕の好き勝手に決めるなんて…いいのかなって…

お父さんにも悪くって…

だって、孫の顔が見られないんだよ?

会社だって…

何でそんなにアッサリと認めちゃうの?」







「ん…それはね…

チャンミンにはお父さんのようなあんな思いはさせたくないからね…」







「お父さんのようなって…何?」








「うん…昔ね…」








それから…コーヒーが冷めるくらい長い長いお父さんの片思いの話が始まった…

















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こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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