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Cheering 〜覚めない夢〜 11

2017.02.10 00:00|Cheering 〜覚めない夢〜













「ドンジュ、そろそろ起きろよ」








身体を揺すられる感覚に目を覚ますとボングンがベッドに座って僕を見下ろしていた…


あのまま…眠ってしまったんだ…







「もう12時だぞ?新婚さんが朝帰りじゃさすがにマズイだろ?」






冗談でも新婚さんとか、ボングンに言われたくないのに…






「このまま泊まっていっても俺は全然構わないけどな?」







「帰るよっ!」







泊まるなんてとんでもない…


急いで身体を起こしてベッドから立ち上がると…







「あ〜あ…スーツがシワになっちまったな。

こんなんで帰ったら怪しまれないか?」







「だっ…誰のせいだとっ…」







「ネクタイもヨレヨレだ…

これは締めて帰れないよなぁ。」







そう言ってからかうように笑いながら手渡されたネクタイを見てさっき縛られたまま散々キスされたことを思い出して顔がカッと熱くなる…


こんなにドキドキして戸惑ってばかりな僕に対して余裕そうなボングンにムッとした…


ネクタイをポケットにしまい、寝室を出てそのまま玄関へ向かって歩いて行くと…







「ドンジュ待てよ、怒るなって。

悪かったよ。ちょっと浮かれちまってさ…

車で送ってくよ。」







「いい…近くだから歩いて帰れる。」







「歩いてって…そんなに近いのか?」







「三本先の道を曲がってすぐにある高層マンションだよ…」







「えっ?あの新しく出来たやつか?

まさかそんなに近くに住んでたなんてな。」







「ケーキ…… ご馳走さま……」







そう言って玄関のドアのノブに手をかけると…







「おい、明日も来いよ?」







「…………」







「俺、今週は試合ないし夜はいるからさ。

会社帰りに来いよな?」







「むっ……無理っ! 来ないからっ…」








勢いよく飛び出して大きくバンッと扉を閉めた。


急いでボタンを押すとすぐに開いたエレベーターに乗って一階へ…


足早にエントランスを通って外に出るとやっとふうっと息をついた…


胸に手を当てるとまだドキドキと鼓動が鳴り止まない…


明日も来いって……


じゃあ、あれは…眠ってしまう前のボングンのあの言葉は本気なの?







『こうなったらさ……一緒に地獄に落ちるか?』







ボングンは……僕とこれからも会うつもりでいるんだ…


男同士だって、結婚してる僕とキスしたりするのは不倫関係になってしまうんだよね…


そうまでしてボングンは僕に会いたいって思ってくれている…


縛ったり、無理やりっぽくキスしたのだって、僕が少しでも罪悪感を感じさせないようにわざと悪者になってくれて…


その気持ちが凄く嬉しくて…辛くなるほど嬉しくて…


だからこそ、もう会いには行けないよ…


ボングンに不倫なんてさせちゃ駄目だ…


彼はそんなことする人じゃない…そんなことさせられない…


今日のことはいつもの夢だ…


目が覚めたら消えてしまう夢…


そう思うことにした…





















「ドンジュ、まだ怒ってるのか?」








朝から仕事のこと以外、ずっとドンホを無視していた…


今日の業務が終わり、帰り仕度をしていると機嫌を取るようにいろいろ話しかけて来る…


ボングンに全部話すなんて…信用していたのに…








「ドンジュ、いい加減機嫌なおしてくれよ…

勝手なことしたのは悪かったけどさ、もう見てられなかったんだよ。

俺はもともと結婚には反対だったしさ…」







僕だって望んで結婚したわけじゃない…


なのに反対だったなんて軽々しく言われて余計に腹が立った。







「あいつさ、俺が思っていた以上にドンジュのこと好きなんだな…

ちょっとお前の話をしたらすぐにドンジュに会わせろってすごい剣幕で言われてさ…」







「ドンホ!

ドンホはボングンに僕の話をしたり会わせたりしてどうしたいの?!

僕にチェリンを裏切って浮気すればいいとでも思ってるの?」







「お前が幸せになるならそれでもいいって俺は思ってるよ。

だっておかしいだろ?今の状況。

こんなのは結婚してるなんて言えないよ。

紙切れ一枚にただサインしただけでお互い気持ち何てないんだし。」







「それでも結婚してるんだ…どんな状況であってもその事実は変わらないよ…」







「そうだけどさ…」







♫〜♪〜♫〜♪〜








ポケットに入っている携帯電話が鳴った…


取り出して開いてみると知らない電話番号が…







「はい…シム・ドンジュですが…」







『ドンジュ? 今日は何時に来れそう?』







「えっ? ボングン?? 何で僕の携帯番号…」







『ああ、昨日お前が寝てる間に登録しといたから。

で、何時に来るんだよ?』







「なっ…そんな勝手なこと…!!

僕は行かないよっ!昨日もそう言ったじゃないかっ…」







『いいから来いって』







「行かない!」








そう言って電話を切った。







「ボングンからだろ?」







「………」







♫〜♪〜♫〜♪〜







握り締めている携帯電話がまた鳴り出した…







「出なくていいのか?」







僕は携帯電話の電源を落とした…







「あ〜あ…そんな切ることないだろ?

好きなくせにさ…」







「いいんだよ…もう…」








♬〜♪〜♫〜♬〜♫〜







今度はドンホの携帯電話が鳴った…








「はい…イ・ドンホです…って、やっぱりお前か…」







ドンホが僕に目配せをした…



きっとボングンだ…



僕が出ないからってドンホにかけるなんて…








「ええっ?おいっ…それはやめろって…

ああ…わかったよ…今から連れてくから…」







ドンホは電話を切ると溜息をついた…







「ドンジュ、今からボングンのところに行くぞ」








「い…行かないよ! ドンホ、何勝手に…」







「だってさ、来ないならお前のマンションの入り口で帰りを待つって言ってるんだよ…

そんなことしてたらあいつ目立つし、すぐにマスコミに目を付けられるだろ?」







僕のマンションの前で待ってるなんて絶対に騒ぎになる…


高校の同級生を待ってるだけなんて言ってもそれで収まらないかもしれない…


いろいろ調べられて万が一僕とボングンとのことがバレたりでもしたら…


僕はおとなしくドンホとボングンのマンションへ向かった…


車を降りる時、ドンホにも一緒に来てもらおうか迷ったけど、そのまま1人で開錠された扉を通り、エントランスを抜けてエレベーターでボングンの家に向かった…







「よっ、思った以上に早かったな」







玄関の扉を開くとそう言って笑顔で迎えてくれた…







「早く上がれよ」







「ここでいい…」







僕は玄関に入ると扉を閉めてその場に止まった。







「怒ってるのか?」







「僕はもうボングンとは会わないつもりだったんだ…

なのにマンションの前で待ってるなんて言われたから仕方なくここに来たんだよ。

もう…こういうのやめて欲しい…」







「やめないよ…

俺はドンジュと会いてぇし、来ないなら俺がそっちに行くしかねーだろ?」







「そんなことしたら騒ぎになるよ…

もし、変な噂になったらボングンだって困るだろ?」







「いいや、全く困らねーよ。

もし、俺が男が好きだってバレたからってサッカーができなくなるわけじゃねえしな。

まあ、困るって言ったら女からモテなくなることくらいか?」







「僕は困るんだよ…

だからマンションには来ないで欲しい…」







「こっちに来てくれるなら行かないって。

来ないならドンジュのマンションの前でいつまでも待ってるけど?」







「そんな…脅しみたいな…」







ボングンは僕の後頭部を片手で掴んで力強く胸に抱き寄せた…







「みたいじゃねーよ、脅してんの。

お前は脅されて俺に呼ばれたらここに来るんだよ。わかったか?」







「ボングン…」







そうやってまた自分を悪者にして…… 僕がここに来る為の言い訳を作ってくれてるの?


気の弱い僕の心の負担が少なくなるようにって…


本当は会いたいって思ってること…… わかってるんだよね…


背中をボングン手がポンポンとあやすように優しく叩く…


だらんと垂れ下がる僕の両腕がゆっくりボングンの背中に回った…







「なんだよ…地獄に落ちる決心ついたのか?」








「もう…とっくに落ちてるよ…」








そうだよ…… 僕ははじめて見たあの日から地獄に落ちるほどの恋に落ちたんだ…



















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Re: コメントありがとうございます♡

ぴ◯様

いつもコメントありがとうございます♡

5話くらいで終わらせるつもりがダラダラと続いてます〜σ(^_^;)

そろそろ後半戦です!更新ペースも少しづつですが頑張ってあげてます〜

こんなですが読んでくれて嬉しいです♡

ボングンはちょっと男らしくて強引。チャンミンは真面目なのに誘惑に弱くてぐるぐるしちゃうキャラですよね〜(o^^o)

結婚しちゃうとか女子出すのはやなんですけど、チャンミン産んでもらわないと話が繋がらないのでしばらくの間我慢です〜笑



新大久保、いいですね〜!私も来月くらい行きたいな♡
新大久保行くといつも「でりかおんどる」のキムチを買って帰ります!
いろんなキムチを食べましたが、そこのスペシャルキムチが大好きです!
今度機会があったら味見できるのでしてみて下さい!←回し者じゃないよ。笑

日めくりいいなぁ〜!私買ってないのでチャンミンのTBぎゅーが見られなくて残念です〜。゚(゚´ω`゚)゚。可愛いだろうな♡
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こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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