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Cheering 〜覚めない夢〜 12

2017.02.16 00:00|Cheering 〜覚めない夢〜
※ R18な表現があります。苦手な方はご遠慮下さい。











「ボ…ボングンッ…… もう…無理っ……」








「何だよ、もうバテたのか?」








「だって…もう2回も…っ…ああっ…やぁっ…」








あれから…… ボングンの家に来るようになって5ヶ月か過ぎた…


キスだけで我慢できたのは数日で、結局はこうして会うたびにボングンに抱かれていた…







「お前、ほんと上に乗るの苦手だよな?

こうやって下から突き上げられるのは好きなくせに…」







「ああっ…やっ…やあっ…あああぁっ…っ…」








僕の腰を掴んで下から激しく突き上げられ、あまりの快感に上体を起こしていられずボングンの上に覆い被さった…


そんな僕を動きを止めて抱きしめて…








「今、中だけでイッたろ? これで3回目だな?」








「だっ…だって…ボングンがっ…」








「そうだよな、全部俺のせいだ…

お前がこんなに乱れんのはさ…」








ボングンはニッと笑みを浮かべると抱きしめながらグルっと転がって僕を組み敷く…


余韻も与えられずにすぐさまガンガンと容赦無く攻められておかしくなりそうだ…







「やっ…もう無理だって! っんあぁっ…」







「じゃあ、好きだって言ってみろよ…

そしたら手加減してやるから」







「いっ…言わないっ……」







僕は未だにボングンに好きって言ったことがない…


もし言うのなら何も後ろめたいことがなくなった時…


ボングンを幸せにできる自信が持てた時だ…


結婚してコソコソ会っているような今の僕にはそんな資格なんてない…


ボングンが大切だからこそ言えないんだよ…








「ったく…強情だな…

言っても減るもんじゃねーだろが!

俺は好きだぜ、ドンジュ…めちゃくちゃにしたいほど好きだ…」








「うああっ…!!…そんな奥っ…やぁっ!」








「明日から遠征でしばらく会えないんだからもうちょっと…な?」







「もうちょっとって…… あぁっ…はぁっ…」







「ん〜、あと2回くらい?」







「そんなにっ…… 死んじゃうっ……」







「ははっ!! 大丈夫、死ぬときゃ一緖だ……」


























「ええっ… 朝?!」








目を覚ますと部屋は薄っすら明るく、時計を見ると朝の6時45分…


昨夜……しばらく会えなくなるからと散々抱かれていつのまにか意識を飛ばしてしまったようだ…


いつも遅くても12時までには帰るようにしていたのに…


起き上がると身体が怠くて辛い…


ベッドの床に散らばっていた服を拾い集めて急いで着替えていると…







「ん…… ドンジュ…… 帰るのか?」







寝ぼけた声で伸びをしながら声をかけてきた…


焦る僕に対して呑気にあくびをしているボングンにムッとして…







「何で昨夜起こしてくれなかったの?

泊まらないって言ってたのに!」







「ああ…俺もちょっと休むつもりがそのまま寝ちまってさ…」







上着を着てポケットに入っている携帯電話を確認するとチェリンからの着歴がいくつも表示されていた…


今まで遅く帰ってもこんなことはなかった…


僕のことにいつも無関心な彼女もさすがに無断外泊には怒っているのかもしれない…







「こんなに夜中に電話して…… 怒ってるのかな…」







携帯電話を眺めながら呟くとボングンがイラついた声で…







「仕事だったとか、ドンホと飲んでたとか適当に言えばいいだろ?

一回くらい外泊したからってなんだよ。

どうせお前のことなんて何とも思っちゃいねーんだろ?」







「そうだけど…」







最近のボングンはなかなか離してくれなくて、帰ろうとしても毎回泊まっていけって引き止める…


断りきれなかった自分も悪いけど、意識飛ばすまでとか…… 昨日はさすがにやり過ぎだ…


もしかして、帰らせないためにわざと?


僕だって帰りたくない…… ずっとボングンと一緒にいたいけど、そういうわけにはいかない…


それはボングンだってわかってるはずなのに…








「もしかして、わざと起こさなかったの?」







「はぁ?わざとって何だよ…」







「だって…いつも泊まって行けって言うし、それに最近…何度もしつこいし…」







「あーそーかよ。わざとだと思うならそう思っておけば?

それと、しつこくされたくなかったらあんなエロい声出して煽るなよな!」







「なっ…何それっ…煽ってないしっ!」







「もういいから早く帰れよ。嫁が待ってんだろ!」







いつもそうだ…機嫌が悪くなるとすぐに嫁が…って言う…


僕がそう言われるのが一番嫌だって分かっててわざと…








「帰るよっ!」








部屋の扉を閉めるとドアに枕でも投げつけたのかバンッと音がして『クソッ』って怒鳴り声が聞こえた…


最近…こんな言い争いが増えていた…


ボングンと関係を持ってから激しい罪悪感でついチェリンに気を使ってばかりいる僕に苛立つボングン…


もともと独占欲の強くて真っ直ぐな性格のボングンにはこんな僕との関係にかなりストレスを感じてるみたいで…


相変わらずチェリンとは何の進展もなく、ボングンが気にするようなことは何もないっていつも話してはいるけど、結婚して一緒に暮らしているという事実が嫌なんだよね…


はじめから分かっていたこととはいえ、ボングンはそんな割り切って付き合えるようなタイプじゃないから…


だから僕を家に帰したくなくてあんな抱き方をするのかもしれない…


こんな状況にしてしまったのは弱い僕のせいなのに冷静になれずにあんな嫌な言い方して怒らせてしまった…


こうなってしまうとボングンの機嫌が直るまでいつもこっちから電話しても出てくれないんだよね…


海外遠征でしばらく会えないのにどうして優しくできなかったんだろう…


喧嘩した後はいつも後悔ばかりだ…


本当は大好きでずっと一緒にいたいんだよ…


だけど僕とこんな関係を続けることがボングンにとっていいとは思えない…


ストレスばかり与えて、イライラさせて、怒らせて…


僕といて、ボングンは幸せなんだろうか?


ボングンの本当の幸せは他にあるんじゃないか…


最近そんなことを考えるようになっていた…






悶々とそんなことを考えながら家に帰るといつものようにすぐにシャワーを浴びた。


着替えてリビングに行くとチェリンが珍しくキッチンに立っていた…


朝は弱いからといつもは寝ているのに…







「お帰りなさい。朝帰りなんて初めてね?」







そう言いながらコーヒーを淹れている…







「ごめん…連絡もしないで…

友達と飲んでてさ…」








「いいのよ、言い訳しなくても。

お付き合いしている方がいるんでしょう?」








「えっ… 」







「これだけ頻繁に遅く帰って朝帰りまでされたんですからさすがにもう知らないふりはできません…

浮気…… してますよね?ドンジュさん…」









笑顔でそう話すチェリンを見てゾッと寒気が走った…


わかっていて黙認していたんだ…



ここで違うよって否定すればいいのに、すぐに言葉が出ない…


もともと嘘をつくのは苦手だし、今嘘を言ってもきっとバレバレだ…


それでも嘘をつかなくちゃいけない…








「してないよ… 友達の家に遊びに行ってるだけで浮気なんてしてないから……」








「近くのマンションによく通ってるのも、誰と会ってるのかも知ってます…

ちゃんと調べて貰ったんです。

だから言い訳や嘘は通用しませんよ?」







ああ…… 興信所に頼んだのか……


だったらもう何を言っても無駄だ…


きっとボングンとの関係も知られてしまった…


僕のことはどう思われてもいい…… でもボングンにだけは迷惑をかけたくない……


素直に謝罪して公にだけはしないでもらわないと…








「チェリン…ごめん…

君には酷いことしたと思ってる……」








「いいんです。

私がこんな状態であなたを満足させてあげられないんだもの…

そういったお付き合いの方がいても仕方ないと思っていました…

ただ…子供だけは駄目…」








「子供?」







「ええ…

他で子供でも作られたら私の立場がなくなります。

でも、あの方も仕事柄不倫して未婚の母になるような真似はできないでしょうけど…」







どういうことだろう…


チェリンは僕が女性と付き合ってると勘違いしてる?


ボングンのことはバレてないの?


でも一体誰と間違っているんだろう…








「チェリン…… 君は相手の女性が誰なのか知ってるの?」







「ええ、もちろん。

名前を聞いてビックリしました。

まさかあなたのお相手がイ・ナヨンさんだったなんて…」







イ・ナヨン…それって…ボングンの家に行った時に来たあのアナウンサーのイ・ナヨンのこと?


どうしてそんな誤解を…








「な…何でイ・ナヨンって分かったの?」








「あなたがよく通っているあのマンションの一室、同級生のチョン・ボングン選手の家ですよね?

イ・ナヨンさんもあのマンションの別の階に住んでいて、頻繁にボングン選手の部屋に行っているという情報がありました。

そして、あなたが車から降りてマンションに入る時、時間差でナヨンさんが後から入って行くところも何度も確認しています。

それはつまり、あなたがボングンさんの家に遊びに行くふりをしてそこでナヨンさんと落ち合っていた…そういうことでしょう?」








イ・ナヨンさんとの関係はボングンの口から一度も聞いたことはない…


ただの友人ではないことは何となく感じていた…


でも、初めて家に行った日、ボングンの家に彼女が訪ねて来て以来、特に接点もないし今は関係はないと勝手に思いこんでいた…


ボングンは僕には何も言わないだけでイ・ナヨンとずっと付き合っていたの?


だとしても結婚している僕にボングンを責める資格はない…


だけど…胸が苦しいよ…


あんなに好きだって言ってくれて求めてくれたのに僕だけが特別じゃなかったなんて…








「ドンジュさん?」







あまりのショックに目の前にいるチェリンの存在を一瞬忘れてしまっていた…







「うん…… そうだよ…その通りだよ…

ボングンに頼んで部屋を借りて会ってたんだ…」







「やっぱりそうだったのね…」







「本当にごめん…」







僕は床に正座して両手をつき、土下座した…







「このことは公にしないで欲しい…

勝手なことを言ってるのはわかっているけど、2人に迷惑をかけたくないんだ…

チェリン…お願いします…」







僕はボングンを守るためにイ・ナヨンを利用することにした…


もし、公になったとしても僕とボングンが付き合っていると騒がれるよりはいい…


いずれにしろ、チェリンに僕が浮気をしていることはバレてしまったんだ…


僕のせいでボングンが世間の晒し者になるのだけは避けたい…


そのためなら何でもする…







「そんな…… 土下座なんてやめて下さい。

私だってこんなみっともないことで騒がれたくなんてありません。

ただ私は役目を果たしたいだけです。

それは他の人には絶対に譲りたくありません…」








「役目?」








「最近…ドンジュさんのお爺様…ご病気をなさってからすっかり気が弱くなってしまわれたでしょう?」







「えっ?ああ…うん、そうだけど…」








「元気なうちにひ孫の顔を見せてあげなくてはと思いませんか?」







「ひ孫って……それって僕たちの子供を作るってこと?」







「ええ…そうです。

他の人に先越されるのだけはごめんですから。

それだけは許せない…

だって、私たちそのために結婚したんですよ?

ドンジュさんもナヨンさんが不倫してるなんて世間に知られたら困るでしょう?

そうなる前に明日にでも一緒に病院に行きましょう?」







これは…彼女と別れて子供を作らなければイ・ナヨンと不倫しているとバラすという脅しなのか…


いや…脅しだなんて…


そもそもチェリンを裏切った僕が悪いんだ…


それに結婚前に子供が欲しいとお互い話したこともあったし、彼女の要求は何もおかしくはない…


でも…子供を作ることが役目だなんてお互い悲しすぎる…


だけど、これが愛のない結婚をした僕の現実だ…








「チェリン…君はそれで本当にいいの?」







「もちろんです…」







「わかった…… 明日、病院へ行こう…」








ボングン…そろそろ僕は長い夢から覚める時が来たみたいだ…


こんな僕に振り回されて、君にとって僕との時間は悪夢だったのかもしれないね…


悪夢から目覚めて現実に戻ったらみんなに祝福されるような相手と幸せになって君への未練を粉々に打ち砕くほどに見せつけて欲しい……












その日の夜…… ボングンに嘘のメールを送った…








『チェリンが妊娠した…

産まれてくる子供のためにもボングンとはもう二度と会わない…… ごめん…本当にごめん…

ボングンは誰より幸せになって欲しい…ずっとそう祈ってるから…

今までありがとう…さようなら…』








そして…しばらくしてボングンから返信がきた…








『お前がいなくてどうやって幸せになるんだよ…ばかやろ…』







ボングンからの連絡はそれ以降、何もなかった…
















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こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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