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Cheering 〜覚めない夢〜 13

2017.02.17 00:28|Cheering 〜覚めない夢〜














「うわぁ〜〜ん……ぱぱぁ〜〜」









「どうしたの? チャンミン?」









「ないない〜〜どんぐりない〜〜」









チャンミンが昨日保育園で拾ってきたどんぐりがはいった袋が無くて泣きながらリビングを探していた…


もしかして…


僕はキッチンのゴミ箱を開けて捨てられていたどんぐりを見つけた…


はぁ…… またチェリンが捨ててたんだ…


少しでも気に入らないものがあるとチャンミンが大事にしているものでも勝手に捨ててしまう…








「ほらあったよ?」







「あった!どんぐり〜〜!」








「どんぐりさん迷子になってたんだよ。見つかって良かったね。

じゃあ、保育園行こうか?」







「うんっ!ぱぱ、おんぶ〜〜」







「はいはい、おんぶで行こうね?」







全く育児をしようとしないチェリンに代わってチャンミンを背中に背負い保育園へ向かう…


保育園でバイバイして会社出社。


保育園が終わる頃に迎えに行き、会社に連れてくる。


社長室の一角はチャンミンの遊び場になっていて、仕事が終わるまでそこで専属の保育士さんにみてもらっている…


ほとんど父子家庭状態…


チェリンはチャンミンを全く可愛がろうとはしないし、まるでバイキンを扱うかのように触ろうともしない…


そんな状況でもチャンミンは天使のように可愛いく育ち、僕の宝物だ…


赤ちゃんの頃は育児が大変だったけど3歳になった今、言葉もわかるようになってだいぶ楽になってきた…


仕事をしながら遊んでいる様子を眺めていると、ドンホが僕とチャンミンを交互に見て…








「本当、チャンミンはドンジュにソックリだよな。

最近ますます似てきてまるで縮小コピーだ…

あの嫁の遺伝子なんて全く入ってなさそうだよな。

体外受精だとそういう遺伝子操作とかできるのか?」







「そんなこと出来るわけないでしょ。

たまたまだよ…」







チャンミンは運良く1回目の体外受精で授かった子だ…


チェリンの主治医の精神科医には接触は困難だと言われていたから子供を授かるなら体内受精か体外受精でと結婚前に言われていた…


僕も女性相手にそういう行為ができる自信がなかったからその話を聞いた時はホッとしたんだ…


妊娠して、チャンミンが産まれてもチェリンは全く変わることはなかった…


子供ができれば少しは家族らしくなれるかもしれないと思っていたけど、彼女はますます自分の部屋に引きこもってしまった…


それでもチャンミンを産んでくれた唯一の母親だ…


僕の子を産んでくれた彼女には感謝しかなかった。





ボングンとは、あのメール以来連絡もとっていない…


チェリンが無事妊娠した数日後、テレビでボングンの電撃入籍が発表された…


有名人だと嫌でもテレビで情報が流れてくる…


相手はあのアナウンサーのイ・ナヨン…


それもすでに子供を授かっていた…


いわゆるデキ婚だったんだ…


驚いたのはボングンの息子が産まれた日がチャンミンより早かったことだ…


僕と別れてすぐに彼女と関係を持ったということだ…


やっぱり二股かけられていたのかもしれない…


今となっては確かめようも無く、もう過ぎたことだ…


イ・ナヨンと結婚して、子供が出来て…


ボングンのためにもあの時別れて良かったんだと思う…


そう考えることにした…


ボングンのことは未だに思い出すと辛くなるけど、僕にはチャンミンがいる…


今はチャンミンを育てることが僕の生き甲斐で幸せだ…


半年前にチャンミンの誕生を誰より喜んだ祖父が亡くなった…


僕の親代わりだった祖父…


祖父に逆らえず、自分の運命を恨んだこともあったけど、チャンミンがその全てを昇華してくれた…


今…僕にとっての唯一の光だ…









「ぎゃあぁぁーーーー!!!」








その声に振り向くとチャンミンが頭から血を流して泣いていた…







「チャンミンッ!!!」








机に登って頭から落ちたんだ…


保育士さんが帰ってしまったのに僕がちゃんとみてなかったから…


抱き上げて血が出ているところを見ると大きなたんこぶが出来ていた。


出血は酷くないけど頭を強く打っている…


チャンミンにもしものことがあったらと怖くなって念のため病院に連れて行くことにした。


もう夜だから一般診療は終わっていたけど、知り合いの医師にお願いして個人的に診てもらった。


診てもらう頃にはチャンミンはもうすっかり泣き止んで眠ってしまっているし、切れた部分も縫うほどの傷じゃない。


気分が悪くなったらまたすぐに連れてきて…ということでひとまず帰ることになった。


ホッと一安心して病院の廊下を歩いていると、突き当たりの廊下を歩いているチェリンを見かけた…


この病院の精神科にチェリンは通っているけど、もう診察も終わったこんな時間にいるはずはない…


見間違えだと思いながらも眠っているチャンミンをおぶって跡を追った…


歩いている後ろ姿を見てやっぱりあれはチェリンだと確信した。


しばらく歩くと僕も以前一緒に行ったことがある精神科医の面談室に入って行くのが見えた…


もう夜も8時を回っている…


こんな時間に何の用だろう…


面談室の前まで行くと扉が数センチほど開いていて、そこから見えた光景は信じられないものだった…


チェリンとその精神科医がキスをしていた…


それもかなり濃厚なキス…


いつもしている手袋は外され、医師はチェリンの服の下に手を忍ばせてまさぐっている…


どう見ても2人はそういう関係だ…


そして…聞こえてくる会話に耳を疑った…







「そろそろ…離婚してもいいんじゃないか?

相続も終わったんだろ?」







「ええ…もう大丈夫。

あの人子供大好きだし、きっと要求をのむと思うわ。」







「そのために産んだんだもんな?

高校生の頃から潔癖症のふりさせて指一本触れさせないようにしてさ…

体外受精でも君が他の男の子供を産むのは辛かったんだ…

絶対に失敗するなよ?」







「わかってる…

あれだけの資産を貰えば父も納得してくれるはずよ…

そうすればきっと私たちのこと許してくれるわ…」












これは何だ……?










僕はそっとその場を離れて病院から出た…


車で待っていたドンホが僕の様子がおかしいことに気がついて…








「ドンジュ、どうしたんだ?

チャンミンはどうだったんだよ。悪いのか?」







「いや…チャンミンは大丈夫だよ…」







「大丈夫って顔じゃないだろ?何かあったのか?」







「何なのか…僕にもわからないんだ…」








チェリンは潔癖症じゃなかった…


僕との結婚は彼女も望んだものではなかったことはわかっていたけど、極度の潔癖症ってことにして僕との関係を拒否していたんだ…


チェリンは高校生の頃からあの医師と付き合っていた?


これはあの医師の指示だったのか?


そして、チャンミンを産んだのは目的のため…


ショックだった…


それはチェリンが浮気していたからじゃない…


潔癖症と嘘をついたことでもない…


チャンミンを何かに利用するために産んだことが許せなかった…



家に帰ると家に明かりがついていた。


チェリンは多分帰っていない…


今までもこうして出かけていない時もあったのかもしれない…


なのに僕は部屋に引きこもっていると思い込んでそれに全く気がつかなかったんだ…







「ぱぱぁ〜〜ピヨピヨ〜〜」







「ああ…ピヨピヨちゃん持ってお風呂入ろうね?」







「うんっ!」







チャンミンにひよこのオモチャを渡すと小さい両手でギュっと握りしめてニコッと笑った…


こんな天使みたいな可愛い子…


いくら愛のない結婚で僕のことが好きじゃなくても自分の産んだ子なのに何でそこまでできるんだ…


僕はチャンミンを抱きしめた…







「ぱぱ?どおしたのぉ?」







「パパはねチャンミンが大好きなんだ。

だからギュってしたくなったの」







「チャンミンもね、パパすき〜〜

ぎゅうぎゅうするぅ〜〜」







あの2人がチャンミンに何をしてくるかはわからないけど、チャンミンは僕が守るんだ…


そう思っていたのに…









「チャンミンッ!?…チャンミンどこ?!」







朝目覚めると一緒に寝ていたはずのチャンミンがいない…


そしてチェリンもいなくなっていた…

















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コメント

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Re: コメントありがとうございます♡

う○こ様♡

いつもコメントありがとうございます♡

女優過ぎですよね〜笑

何年演技してたんだ〜ってね。笑

現実ではありえない〜笑

フィクションってことでよろしくお願いします〜(o^^o)

2人となら血の池地獄に一緒に飛び込みますよ〜٩( 'ω' )و

過去編が本編より長いってどゆこと?になってきちゃってますが、本当、あと数話です〜!

やっと未来につながりますよ〜(о´∀`о)

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こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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