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Reboot 2

2018.01.31 00:00|Reboot
Reboot 2










部屋に入りチャンミンを招き入れた…



暗い外ではよくわからなかったけど電気をつけた明るい部屋でよく見るとパッチリとしたクリクリの可愛い目… まだ幼さがある中にも色気すら感じる綺麗な顔立ちに驚いた…


正直、かなりの好みのタイプだった…


今まで可愛いと思う子は沢山いたけれど、美しいと思ったのは初めてだ…


でも相手は教え子くらいの子供だ… そういう対象に見てはいけない…







ユノは酔いと邪念を醒ますかのように両手で自分の顔を軽く叩いた







「おじゃまします…」







靴を揃えて部屋の中に入ってきたチャンミンから異臭がするのを感じて上から下まで良く見ると、髪の毛はボサボサで服もサイズの合わないダボダボの薄汚れたジャージを着ているのに気がついた







「チャンミン、もしかしたらしばらく風呂に入ってないんじゃないか?

今風呂にお湯溜めてやるから先に入っておいで?」







「でも… ごはん… お腹すいて…」







「お風呂に入ってるうちに作っておくから…な?」








「うん…」








チャンミンが風呂に入っている間に冷蔵庫にある野菜を適当に突っ込んだ簡単なチゲ鍋を作った


ご飯を炊いてる時間はないからその中にインスタントラーメンの麺を入れて少し煮込んだところにチャンミンが風呂場から出てきた…


それもタオルを腰に巻いただけの姿で…







「あの… 僕の服は?」








「ああ… 服はかなり汚れてたから洗濯したよ。

だから脱衣所に俺のジャージと下着を置いておいたからとりあえずそれを着ておいで」







「う… うん…」







チャンミンが脱衣所に戻ったところではぁっと息を吐いた…


何だあれは… あんなに綺麗な身体は見たことがない…


なめらかな澄んだ綺麗なハリのある白い肌に少し痩せてはいるけれどしなやかな身体の曲線…


息を飲む程の美しさとはこういうことを言うのか…


俺の男の部分が顔を出しそうになるのをグッと押さえ込む…


駄目だ… しっかりしろ


何考えてるんだよ…


教師をしている時だって生徒をそんな目で見たことなんて一度もなかったのに…


一瞬でもそういう目で見てしまった自分を恥じた…













「わあっ!美味しそう!」







台所で皿や箸を用意しているとチャンミンはいつのまにか着替えてテーブルの前に正座していた








「ほら、髪の毛乾かさないと風邪ひくから…」







床に座っているチャンミンの後ろからタオルで頭を拭いてやる…


ちらちらと見える綺麗なうなじをなるべく見ないように水気を取った







「あの… もう食べていい?」







「ああ、いいよ」







「いただきます!」







よほどお腹が空いていたんだろう、一心不乱に食べ始めた…







「好きなだけ食べていいからもっとゆっくり食べな」







「ふぁっ…ふぁい…」







口一杯に豆腐を入れたまま可愛い返事するとそのまま無言で食べ続け、2人前あった鍋はあっという間になくなってしまった


あんなに勢いよく食べている割りに食べ方は綺麗だし周りに汁も全く飛び散っていない…


ポワンとした緩い雰囲気の中にしっかりした部分も見られる…


何ともアンバランスな感じ…








「ごちそうさまでした

ユノさん、すっごく美味しかった!

ありがとう」







礼儀も正しい…


そして食べ終わった後に食器や鍋を台所に運んで洗い物までしている


きちんと施設で躾られている… きっと良い先生達が育ててくれたんだろう


だけど、素直でいい子そうだなと思うたび余計にさっきの公園でのことが気になる…


それにこんな知らない人の家に平気で上がるなんて警戒心が無さすぎだ


俺がさっきみたいなヤツだったらどうする気だったのか…







「チャンミン… 洗い物はいいからこっちに来て少し話をしようか?」







チャンミンはうなづくとテーブルを挟んでユノの座っている向かいに正座をした







「君のこと、少し教えて欲しいんだけどいいかな?」







「うん…」







「まず、君は何歳?」







「17歳… 」







「ええっ?…17??」







あどけない表情と少し幼い話し方にまさか17歳とは思いもしなかった…







「高校3年生か?」







「僕… 高校は行ってない…」






「そうか…

じゃあ、お兄さんは何歳? 仕事は?」







「えっと… ヒョンは22歳で…

夜はハイドって店で働いてて、昼は女の人とデートする仕事って言ってた…」







デートする仕事って… 出張ホストか? ハイドって店は確かこの界隈では有名なホストクラブ…


昼も夜も働いてるってことか?








「チャンミン… 君は?

学校行かないでどうしてるんだ? 働いているのか?」







「うん… ヒョンが仕事くれるから…」







「お兄さんが?

まさか君も女の人とデートする仕事してるのか?」







「違うよ…

ヒョンが僕じゃ女の人とデートは無理だって…

だから男の人を家に連れて来るんだ…」








「はっ?」








「僕は女の人より男の人の相手する方が沢山お金貰えるんだって…」







なんだそれは…


それってやっぱり…







「じゃあ…

さっき公園にいた男は客だったのか?」







「うん… 前に一回だけ来た人だよ。

でも今日はヒョンいないからダメなのに勝手に1人で僕の家にきちゃったから公園に逃げたんだけど捕まっちゃって…」







「いないとダメって…

お兄さんがいるときだけ… するのか?」







「うん… ヒョンが自分がいない時に勝手にしたらダメだって…

じゃないとちゃんとお金貰えないし危ないからって…

だからいつもヒョンがお客さんからお金を貰って、危なくないように見ててくれるんだ…」







何てことだ…


やはり売りをやっていたのか…


それも兄にやらされているなんて…


こんな話… チャンミンは悪びれもせずに普通に話しているけどよくないことだって自覚もないのか?







「チャンミン… 君はそんなことするのは嫌じゃないのか?」







「嫌だよ… だけど仕方ないよ…

僕、頭悪いしすぐにボーッとしちゃうから他にできる仕事ないってヒョンが言うし…

だけどね、ヒョンがこの仕事で早くお金貯めたらそのお金で学校に行かせてくれるんだって

そうしたら頭良くなってなんでもできるようになるからって…」







「じゃあ… チャンミンが稼いだお金は全部お兄さんが持ってるのか?」







「うん、貯めておいてくれてるって…」







そんなわけないだろ…


騙されていいように使われてるだけだ…


話しているうちに途中から何と無く気がついた… チャンミンは少し年齢にしては幼い…


先天的なものなのか後天的なものかはわからないけど周りのサポートが必要な子だ…


こんな子を金の為にそんな仕事させるなんて許せない…






「お兄さんってチャンミンの本当の兄なのか?」







「ドンソクヒョンは天使園のみんなのヒョンだよ」







「天使園… それがチャンミン達が育った施設か?

じゃあ、お兄さんとは血は繋がってないんだな?」







「うん… 僕もヒョンも天使園にいる子はみんな赤ちゃんの時に捨てられてた子供なんだ…

だからみんな園長先生がお母さんだったんだ」







「そうか…」







実の兄じゃないってことで確信した…


そいつはチャンミンをお金のために利用している…


お金も持たせずに放置しているってことはもう帰って来ないつもりなのか…


とにかくこのまま1人で家に返すわけにはいかない。


また客だった男が来るかもしれないし、兄が帰ってきたら売りの仕事させられるかもしれない…


まずは明日、その天使園の園長先生に連絡して相談してみたほうがいいだろう…







「チャンミン… 今日はもう遅いしここに泊まってって」







「え… でも…

ヒョンが帰って来るかもしれないし…」







「お金もないし、電気もつかないんだろ?

お兄さんが帰ってなかったら明日の朝ごはんはどうするつもり? 昼ごはんは? 夜ご飯も食べられないぞ?」







「そっか… どうしよう…」








「だからお兄さんが帰って来るまでうちにいるといいよ。

明日、チャンミンの家に案内してくれる?

ここにいてもわかるようにドアに俺の連絡先を書いて貼っておこう。

そうすればお兄さんが帰ってきたらすぐに電話してくるだろ?」







「う…うん… でも… ヒョンに怒られないかな?」








「大丈夫、俺がちゃんと説明してあげるからここで一緒にお兄さんの帰りを待とう」








「うん! 」








安心したのかチャンミンはパァッと明るい笑顔を見せた…















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テーマ:二次創作(BL)
ジャンル:小説・文学

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Re: コメントありがとうございます♡

K様

いつもコメントありがとうございます♡

ちょっと内容がアレですよね…
全く爽やかな感じがない重い始まりですが…(~_~;)

今回はユノの元カレやらチャンミンのヒョンやらいろいろ他者が絡んできます〜

せっかく連投喜んで頂けたのにストックまさかの4話…m(_ _)m
申し訳ありません〜
楽しみにして下さって本当に嬉しいです(*^_^*)
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プロフィール

こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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