Reboot 15
2019.04.25 10:06|Reboot|
Reboot 15
「いい加減にしろっ!」
俺の腹の上に馬乗りになりキスをしようと覆いかぶさってきたテファンを容赦なく突き飛ばした
「痛っ…」
テファンは床に倒れ、肘を打ったのか反対側の手で抑えて痛がっていたが気遣う気にもなれなかった
「テファン、俺はお前のそういう人の気持ちをまったく考えない自分勝手なところが嫌なんだよ!」
テファンは俺を睨みつけると立ち上がってはだけたシャツのボタンを直しながら…
「僕の誘いを断るなんてあり得ない…
あの子、そんなにいいわけ?
まぁ… そりゃそうだよね、いままでいろんな男喜ばせて稼いでたんだし…
ユノもハマるのは無理ないよ。
それで好きって勘違いしちゃったんだよね?
そうでしょ?」
「勘違いなわけない!チャンミンとは…」
俺が一番触れたくないチャンミンの過去…
ドンソクに嫌々やらされていたのはわかっていても今まで何人もの男がチャンミンに触れたことを思うと苦しくなる…
俺はチャンミンの恋人になって1ヶ月… いまだ軽いキスしかしていない…
「あれ… もしかしてまだ手出してないとか?」
「…………」
「あ〜〜そうなんだ… 潔癖なユノらしいね。
いろんな男の相手してきた子なんて汚らわしいと思ってるんでしょ?」
「違う… そうじゃない…」
「だったら、ちょっと頭の幼いあの子に手を出すのは罪悪感があるとか?
見た目は大人びてても中身はまだ小学生みたいだもんね〜
ユノ、高校生の生徒だって絶対手を出さなかったしね。」
「もういい、話は終わりだ。
帰ってくれ!」
「はいはい、分かりました。
また近いうちに来るけどね!」
チャンミンとまだ何もしていないのがわかった途端、テファンはいつもの余裕な横柄な態度で帰って行った…
ドンソクのことが聞きたかったにせよ、家に上げたのは軽率だったと反省した
しかし…
ドンソクは一体どういうつもりだろう…
自らも身体を売るようなことまでして何がしたいのか…
IT企業の社長で金で相手を取っ替え引っ替えしているゲイ… その上逃げ出す程の性癖を持ってるならその界隈では有名だろう…
顔の広いヒチョルに頼めば居所が掴めるかもしれない…
俺はチャンミンを迎えに店に行った時、チャンミンに知られないようにヒチョルにこっそり相談した…
そして何もなかったようにチャンミンと夕飯の買い物をして家に帰った
「チャンミン、今日は初めての接客で疲れただろ?
先にお風呂入っておいで。」
「うん!」
その間にチャンミンの好きなオムライスを作った
出来上がってもチャンミンはなかなか出て来ない…
始めは疲れたからゆっくり浸かってるんだろうと思っていたけど、段々と不安になっていった…
俺は風呂場のドアの前まで言って声をかけた
「チャンミン?大丈夫か?」
チャンミンの返事はない…
急いでドアを開けるとチャンミンは洗い場に倒れていた…

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「いい加減にしろっ!」
俺の腹の上に馬乗りになりキスをしようと覆いかぶさってきたテファンを容赦なく突き飛ばした
「痛っ…」
テファンは床に倒れ、肘を打ったのか反対側の手で抑えて痛がっていたが気遣う気にもなれなかった
「テファン、俺はお前のそういう人の気持ちをまったく考えない自分勝手なところが嫌なんだよ!」
テファンは俺を睨みつけると立ち上がってはだけたシャツのボタンを直しながら…
「僕の誘いを断るなんてあり得ない…
あの子、そんなにいいわけ?
まぁ… そりゃそうだよね、いままでいろんな男喜ばせて稼いでたんだし…
ユノもハマるのは無理ないよ。
それで好きって勘違いしちゃったんだよね?
そうでしょ?」
「勘違いなわけない!チャンミンとは…」
俺が一番触れたくないチャンミンの過去…
ドンソクに嫌々やらされていたのはわかっていても今まで何人もの男がチャンミンに触れたことを思うと苦しくなる…
俺はチャンミンの恋人になって1ヶ月… いまだ軽いキスしかしていない…
「あれ… もしかしてまだ手出してないとか?」
「…………」
「あ〜〜そうなんだ… 潔癖なユノらしいね。
いろんな男の相手してきた子なんて汚らわしいと思ってるんでしょ?」
「違う… そうじゃない…」
「だったら、ちょっと頭の幼いあの子に手を出すのは罪悪感があるとか?
見た目は大人びてても中身はまだ小学生みたいだもんね〜
ユノ、高校生の生徒だって絶対手を出さなかったしね。」
「もういい、話は終わりだ。
帰ってくれ!」
「はいはい、分かりました。
また近いうちに来るけどね!」
チャンミンとまだ何もしていないのがわかった途端、テファンはいつもの余裕な横柄な態度で帰って行った…
ドンソクのことが聞きたかったにせよ、家に上げたのは軽率だったと反省した
しかし…
ドンソクは一体どういうつもりだろう…
自らも身体を売るようなことまでして何がしたいのか…
IT企業の社長で金で相手を取っ替え引っ替えしているゲイ… その上逃げ出す程の性癖を持ってるならその界隈では有名だろう…
顔の広いヒチョルに頼めば居所が掴めるかもしれない…
俺はチャンミンを迎えに店に行った時、チャンミンに知られないようにヒチョルにこっそり相談した…
そして何もなかったようにチャンミンと夕飯の買い物をして家に帰った
「チャンミン、今日は初めての接客で疲れただろ?
先にお風呂入っておいで。」
「うん!」
その間にチャンミンの好きなオムライスを作った
出来上がってもチャンミンはなかなか出て来ない…
始めは疲れたからゆっくり浸かってるんだろうと思っていたけど、段々と不安になっていった…
俺は風呂場のドアの前まで言って声をかけた
「チャンミン?大丈夫か?」
チャンミンの返事はない…
急いでドアを開けるとチャンミンは洗い場に倒れていた…

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