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Reboot 27

2019.05.29 00:01|Reboot
Reboot 27










「僕さ〜最近誰ともヤッてないから欲求不満なんだよね」







俺の腕に絡みつきながらテファンが嘆いている


今日もホストクラブで高い酒を次々とテーブルに並べて俺を独占していた






「お前ならすぐに相手が見つかるだろ

見た目はいいんだし」







「もうっ! 酷いなぁ〜

僕の気持ちわかってるくせに!

これでもユノの好みの男になろうと頑張ってるのにその台詞言っちゃう?

全部男切ったのはユノがそういうの嫌いだって言うからなのに」






何度も俺にはチャンミンがいるからその気はないと言っても聞く耳を持たない


逆にそう言えばそう言うほど俺への執着度が増してくる


お客として来ているテファンにきつい言葉浴びせる訳にもいかない







「ほら、酒がなくなったぞ?

このウィスキーでいいか?」







「あ〜〜 またそうやって話をそらす!

ねえ、あの子のどんなところが気に入ったわけ?

詳しく教えてよ

ユノはあの子みたいのが好みなんでしょ?

僕もあの子みたいになれたら少しはまた恋人に戻れる可能性あるよね?」







チャンミンは唯一無二の存在だ


誰にも代わりなんてできない







「お前にはお前の良さがあるだろ?

それを好きだって言ってくれる奴を探せよ」







「だから、僕はユノがいいんだってば!」







組んだ腕に抱きつくようにぎゅっとくっつき、頭を俺の肩に乗せる…


払いのけたいけど、そのくらい我慢しろとオーナーから言われているから仕事だと割り切って我慢していた






「社長… お連れしました」







テファンの秘書がサッと横から出てきてそう告げた






「遅かったじゃん!

早く連れてきて!」






「はい、少々お待ちください」







どうやら今日は客を呼んだようだ


テファンと二人きりじゃなくなることに安堵した







「会社関係の人でも呼んだのか?」







「違うよ… まあ、来ればわかるから」







ニヤッと不敵な笑みを浮かべるテファンを見て嫌な予感がした


そしてそれは的中する…


薄暗い店内の奥から秘書と歩いて来たのは…







「えっ… チャンミン?」







秘書に連れてこられたのは紛れもなくチャンミンだった


仕事帰りに連れてこられたのか、いつも店に持っていっているトートバッグを肩からかけていた


チャンミンも俺を見て驚き、ショックを受けたのか呆然としている






「待ってたよ。そこに座って!」






テファンそう言うと秘書が俺たちの向かいの席にチャンミンを座らせた


ジッと俺とテファンを見つめる視線にハッとして組まれた腕を払いのけた


今更そんなことをしたところで状況は変わらないのに…






「来てくれてありがとう!

前からゆっくり話がしたかったんだ

ユノには毎日チャンミンのこと聞かせてって言ってるんだけど話したがらないんだよね……って…

あれ?…どうしたの二人とも… もしかしてユノ、ここで働いてるって言ってなかったとか?」






しらじらしく妙なハイテンションで俺たちに話しまくる

テファンは完全に面白がっていた






「そりゃそうか〜

客とはいえ僕とここで楽しんでるって知ったらチャンミンもいい気はしないか…

だから内緒にしてたんだね

でもねチャンミン、仕方ないんだよ

ユノ、どうやらお金が必要らしいんだ

それもたくさんね

何でそんな必要なのか知らないけどね

チャンミンは何でか知ってる?」






「お金…?」






「チャンミンがお金欲しいって言ったんじゃないの?」






「テファン、勝手なこと言うな!

チャンミンは関係ない、俺に借金があるんだよ!」






「へぇ… 真面目で硬いユノが借金? 本当に?」






「ああ… そうだ…」






「なんだ〜 そうだったんだ!

てっきりチャンミンのためかと思ってたよ

チャンミンのためにこんなところで働いて僕と毎日楽しんでるってこのシチュエーションが面白かったのになぁ〜」







「毎日…」







「そう、毎日一緒に飲んで楽しんでたんだよ

ユノは僕専用のホストだからね」






チャンミンは下を向いて膝に置いていた両手をギュッと握った






「テファン… お前いい加減にっ…」







「ねえユノ、僕がその借金返してあげようか?

もちろん条件付きだけど…」







そう言いながらテファンは俺の太ももをさすった


俺は迷った…


ここでテファンの条件を呑んでお金を借りれればチャンミンは助かるんだ…


どんな条件かはある程度察しはつく


きっともうチャンミンとは恋人ではいられない条件なんだろう







「条件って何だ?」







そう言った瞬間…







「僕が働くからっ!いっぱい働くからっ!」







チャンミンが叫んだ







「働くって…

借金が幾らか知らないけどユノがホストやってもなかなか返せないくらいだから結構な額なんでしょ?

チャンミン… 今のカフェのバイトじゃ無理だと思うけど」






「他にもバイトする…」






「他にもね…

まあ、君でもできる高額なバイトもあるっちゃあるけど…

そこまで言うなら紹介しようか?」







「テファンやめろ!

チャンミンには関係ないって言ってるだろ!」







「関係あるよ!!」







チャンミンが怒ったような声で立ち上がって叫んだ

そんな大きな声で叫ぶのを見たのは初めてで驚いていると







「ユノさんの… 嘘つき…」








チャンミンの大きな瞳から大粒の涙がこぼれ落ちた








「あ〜あ、泣いちゃった」








テファンがそう言うと走って店の出口へと向かう








「チャンミン、待って!」







すぐに追いかけようとする俺の腕を掴むテファン








「ユノ、チャンミンは秘書に送らせるから大丈夫だよ」







「離せっ!」








振り払ってチャンミンを追いかけた


店の外に出ると秘書がチャンミンを車に乗せていた


今にも発車しそうな車を叩き







「チャンミン、開けて! チャンミン!」







車の窓が開いた








「チャンミン、ごめん、嘘ついてごめん… 俺…」







それ以上なんて言えばいいのかわからない…


チャンミンは泣いていた…







「僕が…っ… ユノさんの恋人なのにっ…

テファンさんは… 恋人じゃないのにっ…うっ…

嘘ついて会ってて…

お金のこともっ…何も知らない…

それにっ… 僕のことは関係ないって… っ…

なんで?…っ… 僕… ユノさんのっ…

恋人じゃないの?…っ…

もうっ… わかんないっ…」







絞り出すような声でそう言うと顔を伏せて車の窓を閉めた







「チャンミンっ!帰ったら話そう?な?」







窓に向かって叫ぶと車は走り出した…


帰って話すと言ったけど、本当のことは話せない…


正直、なんて説明すればいいのかわからなかった…


チャンミンにあんな悲しい思いさせたくなかったのに…


店に戻るとテファンはもういなかった


俺に激怒されるとわかって帰ったんだろう


店で騒いだせいでオーナーや同僚からも白い目で見られた


ホストクラブなのに常連客が男でただでさえ浮いている存在なのに、また男が来てそれも揉め事を起こして…


オーナーには今日はもういいから帰れと言われ、早めに帰ることになった


ちょうど良かった… 早く帰ってチャンミンと話しをしなくては…


何て説明すればいいのかわからないけど、とにかく泣いているチャンミンを一人にしておきたくない…


俺は足早にアパートに戻った


電気は消え、真っ暗なアパートのドアを開けると玄関にチャンミンの靴はない…








「チャンミンっ!」







部屋を見渡してもチャンミンはいなかった


油断した…


きっとテファンがどこかに連れて行ったんだ


チャンミンの携帯に電話しても繋がらない


テファンの連絡先は随分前に消してしまって分からない…






「チャンミン… どこにいるんだ…」






テファンは何をするのか全く読めない奴だ…


早く探し出さないと何をされるか…







気ばかり焦り、何もできない自分が腹立たしかった…











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テーマ:二次創作(BL)
ジャンル:小説・文学

コメント

テファン想像以上に悪い奴だった💢😠💢
チャンミンに何かしたら許さない💢😠💢👊
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プロフィール

こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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