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君のいない夜 96

2015.06.24 12:00|君のいない夜







C side









「チャンミン…やっぱり我慢できない…」







「えっ?」






さっき、我慢するって言ってから5分も経ってないよ?



暗くて広い道の端の方だけど…


人通りは結構あるからちょっと無理…



なんて伝える間もなく塞がれた唇…



いつもより少し情熱的で…



声を漏らすユノ…







「んっ……んふっ……」






恥ずかしい…



この暗闇なら見られてもきっと誰だかわからないだろうけど人の気配がする中キスするなんて…


せめてチュッと音をたてないようにゆっくりと離すと…






「外だとなんか興奮しない?」







って…もう、ユノ!やめて!恥ずかしすぎるっ!


そんな空気に耐えられなくて







「ユノ、なんかここ、お化けでそうじゃないですか?

ほら、あの木の所とか揺れてるし…」






なんて思いっきり雰囲気ぶち壊すこと言って牽制…


ぼくの腰を掴んでる手に力が入って







「チャンミン、脅すのやめろよっ!」







えっ?


ユノ?本当に怖がってる?



それからは暗い道は早歩きになって、あっという間にぐるっと回って渡ってきた橋の近くに戻ってきた。


お化けが怖いとか、高い所苦手とか、見た目とのギャップがありすぎて本当、ユノって可愛い…







「もっとゆっくり散歩したかったのに。」







ってわざと意地悪言うと







「チャンミンが脅すからだろっ!」







って、ユノ、ごめん、でも好きだよ。







「あ〜もうっ!せっかく…」







その先のユノの言葉はわかってるよ…


ぼくだって本当はもっとしたかったから…




腰にあったユノの手を剥がして…







「ユノ…手…繋ぎたい。」







「あ……うん。」







パッと笑顔になったユノ…本当…その笑顔大好きだ…






手を繋ぎながら仙遊橋を渡る…



アーチ状の橋の真ん中、1番高い所まで歩くと、来る時は俯いていたから気がつかなかったけど、夜景がとても綺麗で足を止めた。






「わぁ…向こうの橋、ライトアップされててすごく綺麗ですね。」






「あれは城山大橋って言って、ライトアップが綺麗で有名な橋なんだよ。」






やっぱりここは有名な夜景スポットだけあって夜遅い時間なのに人が沢山いて各々夜景を楽しんでいて…



来た時より人が増えてる…ほとんどカップルだけど…



こんな人が多い所で手を繋いでたら本当は駄目なんだけど…



いいよね?あと少しだから…



すぐにいなくなるからいいよね?








「この公園、知ってはいたけどこんなに人気あるって知らなかったな…

それも、こんなに夜景が綺麗とか…

もっと早くチャンミンと来たかった。」







「ユノは来たことあるんじゃないかって思ってたんですけど…

デートスポットだし…」






ソウルの人はこの公園は一度はみんな来たことあるんだろうなって勝手な思い込み…

とくにモテるユノなんて…


ぼくと来たのが初めてって知ってちょっと嬉しかった…







「来たのは今日が初めてだよ。

ソウル育ちだけど、あんまり出歩かないしな…

ソウルタワーにも行ったことないし。」







「えっ?本当?」







更にびっくりした。







「チャンミンは行った?」







「ぼくもまだ行ったことないです。」







「じゃあ、先に勝手に行ったら駄目だよ!

行く時は一緒に行こう!」






「はい…」






約束しちゃったからソウルタワーはユノとしか行かないよ。



だから…一生行けないんだ…



そんな風に考えてたら…なんだか急に辛くなって…


柵にもたれながら漢江を眺めて泣きたくなるのを堪えていると、繋いでいた手を解いて肩をグッと抱き寄せられた…






「チャンミン?なんか哀しそうな顔してる…」







そう言いながらぼくを覗き込むユノの顔が凄く近くて…


数㎝先の唇に一瞬だけ唇を重ねた…



すぐに離れるとユノが柵に顔を伏せて…






「はぁ…もう…チャンミン…言ってることとやることが違う…」






物凄く照れてるユノ…



どうしたんだろ?






「ユノ?」







「チャンミンからのキスは別物なんだよ。

好きですって告白された気分になる…

とくにこんなシュチュエーションとか、反則。」






それを聞いて余計泣きたくなった…



どうしよう…



ユノを傷つけたくないのに…



きっと深く傷つける…







「たまにチャンミンの気持ちがわからなくて不安になるから…凄い嬉しいんだ…」






そんな目を細めて嬉しそうに笑わないで…



これ以上はもう無理だ…



一度泣いてしまったらきっともう止まらない…







「ユノ…そろそろ帰りましょう…

ちょっと冷えてきたし、電車無くなります…」







「そうだな…行こうか…」







再び自然と繋いだ手が温かくて…


今しかない幸せを心に刻んだ…















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テーマ:二次創作(BL)
ジャンル:小説・文学

コメント

涙なくして読めない…

チャンミンの気持ちを考えるとね(>_<)

ここは我慢して又逢えるまで応援するよ(。>д<)

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Re: コメントありがとうございます♡

ラ◯まま様

お久しぶりです♡コメントありがとうございます(o^^o)

辛い展開…続いてしまってすみませ〜〜ん(´Д` )

応援して頂けて嬉しいです\(//∇//)\
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プロフィール

こんにちは!Monakoと申します。 東方神起のユノ、チャンミンが大好きです。 好きってだけで始めた妄想小説ですので、文章が至らないところが多々あると思いますが、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。 BLなR18も出てきますので、苦手な方はご遠慮くださいね☆彡 主人公は不死身、ハッピーエンド主義、ホミンラブです♡

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